・解説のようなもの

 どもっ、ひーやんでございます。インターネットにホームページを開設して
より2カ月。初のHP書き下ろしでーす(パチパチパチ)

 えー今回は、この「もくもく亭」にお越しの皆様にはご存じの通り、フロン
トページやCG彩々の方で素敵な絵を描いてもらっているRUIさんのイラスト
の中から『So Happy!』を題材に書かせていただきました。
 どなたでも、まこ亜美なイラストを送っていただければ、私が話をつけさせ
ていただくことがある「かも」しれません(^^)

 さていきなりタイトルの解説から入りますが、実は今回のお話、もともとの
タイトルは『So Happy!』でした。
 これはRUIさんとメールでお話ししていた時に、ちょうど天使が私にとりつ
いたせいもあるんですが(^^) 絵の2人の雰囲気がとても幸せそうだったので、
「こんどのお話のタイトルは『So Happy!』にするっ!」と言ってた
んですね。実際その後にCGを彩々の方に展示した時にもこのタイトルを冠し
たことからも分かるように、直前まで(というか書いてる途中まで)こういう
タイトルだったのでした。
 それがなぜ変わっちゃったかと言うと、本文中でも出てきた『天使のみつけ
方』という本をみつけたからです。この本についてはまた後で触れますが、こ
の本のせいで −天使のいる場所− というサブタイトルをどうしても付けた
くなりまして、その時にまるで対のように『Sunday Park』という
タイトルがでてきたのです。
 ちなみに同名タイトルのさだの歌がありますが、歌の内容と本編とは一切関
係ありません。あれって何かのシングルのB面だったんだよな。聞いたことな
いから分かんねーや。と、いう訳で今回はタイトルのイメージだけ拝借しまし
た。

 ではでは本編の方のへと参りましょう。時系列的には掲載してあるそのまま
の順番通り「微熱」の後ですね。
 「微熱」の後に実はもう幾つか書きたい話があったりするんですが、それは
またおいおい書いていきましょう、ということで、今やすっかりらぶらぶ状態
というか、亜美ちゃんの方から誘っちゃったりしてる話です(^^)
 実際、まこちゃんが驚いちゃうくらい亜美ちゃんがイキイキとしてて、書い
てて楽しいです。そうですね、無印でうさぎと2人でショッピングしてた頃み
たいですね。彼女は心許せる相手であれば、こんなに明るく楽しくできる娘な
んですよ、うん。
 で、植物園です。恥ずかしながら私、植物園には行ったことがなくて、イメ
ージは会社近くの公園となっております。でも噴水ありーの花時計ありーので
いいとこですよ。近くの高校のブラスバンド部が、たまに練習してたりしてね。
芝生の中に入っちゃ駄目ですけど(^^;)
 そしてそして、またまた亜美を通してのみ語られる「亜美母」の登場です。
「微熱」を読んだあとにこの話を見ると、構造がほとんど変わってないですね
ぇ。でも私、亜美母好きだもん(^^)
 サンドイッチのくだりですが、映画『亜美ちゃんの初恋』で、朝の食卓に用
意されていたんですよね。あれ見て(さすがに前日に作り置きはしないだろう
し)、あぁ亜美母が出かける前に作ったんだと私は思ったんです。
 同じく映画『ブラックドリームホールの奇跡』で、幼少の亜美とともにクッ
キーを作る姿や、その時のことを語る亜美の口調からみても、亜美母っていい
人そうだし。そのうち私のお話の中でも本人に出てもらいましょう。

 さてまこちゃんだ(^^) 実は彼女はなかなか本当の気持ちを表に出してくれ
ません。いや、ほんとに。意識的にあるいは無意識にずーっと「自分は強いん
だ」という自己暗示をかけてきたせいで、周りから見ると一見平気そうに見え
るんですよね。
 まぁ前向きな性格の娘ですから、実際にタフには違いないんだけど、時たま
平気を装っているように思える時があるんです。無印の頃から彼女に関しては
ずーっとそういう感じがしてるんだよなぁ(『Happy X’mas』の解
説でも触れてますが)てな事で、ここはもう察しのいい亜美ちゃんにお任せで
すわ。
 そうそう、『Happy X’mas』と比べて読むと、当時と現在とでの
2人の(私のか?)意識の違いが分かっておもしろいです……ってことは、あ
れとも話の構造が同じなんだよな。バリエーションに乏しい奴(^^;)
 でも今後もこういう話は何度となく書くと思います。私は亜美ちゃんに「自
分が愛されていること」を分かってほしいがために、こんな話を幾つも書いて
いるんですが、同じことはまこちゃんにも言えるんだぞ。
 そんな事を言えば、彼女は「あたしなら大丈夫だよ」って言うんだけど、ま
さにそこなのだな。いやいや、まだ先は長いっす(^^;)

 だから、私にまこ亜美を語らせると長くなるんだって(爆)

 えーと、話を先にすすめましょう(^^) それで最初は「公園でらぶらぶな2
人」というだけだったんですが、ある本を見付けた結果、内容が微妙に変化し
ます。この本というのが『天使のみつけかた』ですね。
 この本は実在します。著・おーなり由子。大和書房から1250円で出てます。
 今回の話を書いている最中に、植物関係の資料を探そうと本棚をあさってい
たら出てきました。実はこの本、半年以上前に買ったままずーっと行方不明に
なっていたのです。見つかった時は本屋の紙袋に入ったままの未開封状態で、
当然私は買ったことすら忘れてました(衝動で買った本は、その時すぐに読ま
ないと、忘れ去って本棚に埋もれる時があるんです)
 今となっては、なんで当時この本を買おうと思ったのかすら覚えていません
が良い本ですよ。いろいろな天使と、その見つけ方について書かれてます。
 天使と言ってもエヴァに出てくるような方々(^^)ではなくて、いきなり考え
がひらめく時の「ひらめきの天使」とか、何がおかしいのかよく分からんない
けど笑いがとまらない時に近くにいる「笑い上戸の天使」、相手に気持ちが言
い出せない時に、ぽんと背中を押してくれる「告白天使」など、そこいらにい
る天使達について書かれています。前述の『ブラックドリームホールの奇跡』
でまこちゃんが言ってた「3時の妖精」もきっとこの仲間ですね。
 それでですね、書いてる途中にこの本が見つかった偶然もさることながら、
帯の「いちばん大切な人にあげてください」という言葉に、なんかこう、くる
ものがありまして(^^) 実に自然に「この話でまこちゃんにあげるために、私
はこの本を買ったんだな」と思えたんですよね。で、私から亜美ちゃんへ渡し、
亜美ちゃんの手からまこちゃんへ渡してもらいました。

    天使はいると思いますか? 私はいると思います
                             (97.06記)


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