あとがき『やっぱりまこが好きっ!』


 プレステ用ソフト「マリーのアトリエ」の主人公、マリーちゃんの髪型がヤケに
気になる今日このごろ。
 初めてお目にかかる皆さんも、そうでない皆さんもこんにちわ。
 まこ亜美サークル「もくもく亭」ポニーテール娘担当(笑)のきたぴょんです。
 ちなみに、この「きたぴょん」という名前は、某草の根ネット限定の特別な名前
だった筈なのですが、ひーやんがこちらの名前を紹介してるみたいなので、当HP
では、こちらを使わせていただいております。大手ネットではすべて「ティルト」
というハンドルを使っておりますので、どこかで見かけた時は、声をかけてやって
下さいませ。

 さて、タイトルを見ても分かる通り、この話は昔書いた話のリメイク版です。
 実はこの話、私がモノ書きとして書き上げた2本目のお話でして、あっちこっち
に『若気のいたり』というものが出てくる、とっても恥ずかしいシロモノなのであ
ります
 今回、HPに再録するという事になり、改めて読み返してみたのですが、これが、
あまりも表現が稚拙すぎて「よくこんな物、人に読ませてたなぁ!」と、私は今更
ながらガクゼンとしてしまったのでございます。(^^;;
 で、さすがにそのまま載せるのもマズイだろうということで、元の話に加筆修正
を加えて出来たのが、今回のお話なのです。
(いや、今でも文章レベルはそんなに変わってんですけれどもね。)

 初版を書き上げたのは、セーラームーンSが放映されていた頃で、まこファンの
大多数がおそらく激怒したであろうと思われる、S編第16話(通算第105話)
「力が欲しい! まこちゃんの迷い道」(つまりカクスイさんの話)が放映されて、
しばらく経ってからのことです。
 ちなみに余談ですが、このカクスイさんの話があまりにもへろへろに思えた事が、
私にこの話を書かせた理由の一つだったりします。
 そうだっ、まこちゃんはあんな事で悩みはしないっ!!
 ・・・・・・・・はあはあ、また興奮してしまった。(^^;;


 さて、まこちゃんというのは、人間関係においては実はとても不器用な娘だと私
は思います。
 いつも亜美ちゃんや、その他の仲間に対しては世話役、母的な存在だからこそ、
自分が人を守ってあげたいという意識が強い反面、自分の弱みを人に見せるのを避
けてしまう。いわば、どこかに無理をしてしまっている。
 それがまこちゃんなのでは無いでしょうか?
 少なくとも、自分の内面に関する問題に気づいた時に、それを笑ってすませられ
るようなユカイな娘では無いと、私は思います。
 もしも、篠原恵美さんの1stアルバム「WINDOWS」を持っている人がい
ましたら、聴いてみて下さい。
 全10曲ある、女の子の心情を歌った曲の中には、今書いたようなまこちゃん像
にイメージがぴったりと重なるような歌詞のものが幾つかあります。
 実は、この話はこのアルバムの幾つかの曲からイメージを膨らませて書いてあり
ます(特にトラック3の「ともだち」という歌が中心になってます。)
 ですので、もしこのアルバムを聴く事があった時は、私のこの拙い話もちょこっ
とだけでも思いだしていただければ幸いかと思います。

 最後になりますが、忙しい中、素敵な挿絵を書いて下さった和泉 涼様、推敲の
誤りを指摘してくれたKIDD様。それから、読んでいただいた全ての皆さんに、
心から感謝を捧げます。

                     ではまた きたぴょん(1997.7.13記)

初出   1994.9.21 (篠原恵美2ndアルバム「STREET」発売日)


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