・解説のようなうだ話

 どうも(^^) お久しぶりでございます。ひーやんです、はい。

 今回のお話は、もともと97年の冬コミ用にプロットを作ったものでして、そ
の冬コミに見事に落選(^^;したので、HP用に全面的に書き直してのお目見え
となりました。
 そうそう、今回のお話のテーマは「ここ一番」です。
「もくもく亭」では一応コミケ発表作では毎回テーマを決める事になってまし
て、今回のテーマはティルトさんが考えたんですが、いやはや難しかったぞこ
のお題は(^^;
 当初は「行け、そこだ、押し倒せ!」な話にしようかとも思ったんですが、
うちのまこちゃんにそこまで求めるのは当分無理だろう(笑)という事で、テー
マが「初」だった前回の夏コミの時に最初に考えた「まこ亜美初お泊まり」を
引っ張ってきました。
「初」お泊まりですから、時系列的にはRの頃のお話ですね。

 ところで他のサークルさんの本を見ると「初お泊まり」話って、大概告白話
か最後の一線越え話なんですよね。
 そーいうのも頭にあったんで、このお話では「素泊まり」にとどまっていま
す(笑) あ、でも夕食と多分朝食も付くでしょうけど(爆)
 初めて友達を泊める、または友達の家に泊まるのって、まぁこんなとこでし
ょう。うちのまこ亜美は双方奥手だし(^^;
 双方奥手だもんで、お互いに相手を気遣いつつ、でも1歩踏み込んでくれる
言葉を待ってるという(^^)
 私、らぶらぶなまこ亜美は勿論大好きなんですが、こーやって互いとの距離
を測ってる頃も好きなんですよ。特にまこ亜美の場合その期間が長かったよう
な気がするものですから。

 双方奥手とは言いましたが、私の感覚ではこの頃はまだ亜美→まこだと思う
のね。「受け」「攻め」ではなしに「好き」のベクトルが。
 まこちゃんはなんとなく「亜美ちゃんといる時間が多いなぁ」って感じだけ
ど、亜美ちゃんの方は意識的あるいは無意識にまこちゃんといる時間を作って
る(^^)
 無論まこちゃんも、そういう2人でいる時間が嫌いな訳ではないので、今回
のように半ば誘われるまま1歩踏みだしてしまったりするんですが。
 Rの頃の話ってのは、またいろいろ書きたいですねぇ。告白話はそのうちや
るだろうけどその前にいろいろとね。まぁ「だいじに転がせ」ってとこでしょ
うか(^^)

 そりゃそうと、この話を書いてる途中に気分的に落ち込んでる時期があって、
実際そのせいでこの話も完成がすごく遅れたんですが、そんときに気晴らしに
いろんなもの(ゲーム、音楽、etc)に手を出してたんですよね。
 で、そんな時期に買った『ヨコハマ買い出し紀行』っていう漫画が良くって
ねぇ。これのおかげで随分と持ち直しました。
 アルファという主人公の女性と、ココネという女性がいるんですが、この2
人の関係が俺的にはとってもまこ亜美で(^^; うちのまこちゃんと亜美ちゃん
もこういう感じになれたらなぁと思いました。
 まだの人はぜひ読んでみてくださいね。

 と、解説といいつつうだ話になってしまいましたが(^^; うだ話ついでにも
う1つ。今回のテーマは「ここ一番」だったので、こんなおまけ話でお別れし
ましょう。
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 おまけ話

 どうしよう…こんな事まこちゃんにしか頼めないし。でもいくらまこちゃん
でも、こんな頼みを聞いてくれるかしら…。
「どうしたの亜美ちゃん? あたしの顔に何かついてる?」
「う、ううん。そうじゃなくて、その…」
「悩み事があるなら何でも言いなよ。あたしに出来ることなら力になるからさ」
「まこちゃん…(*^^*) あのね、まこちゃんにお願いがあるの」
「いいよ。亜美ちゃんの頼み事なら何だって聞いてあげるよ」
「ありがとう。ねぇまこちゃん…カレーは好き?」
「え!? あぁ、大好物だけど」
「よかった。私ね、人が本当にこんな事ができるのか1度見てみたかったの。
ほら、このお店」
『大盛り1300グラムカレー。20分で食べたらタダ』
「こ、これって…」
                       『CoCo壱番』 終わり
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 あぁ、最初からこの線で本を作るんだったらどれだけ楽だったか(^^)
                              (98.03記)


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