・解説のようなもの

 ども、今日(9/11)さだまさしのコンサートチケットを買ってき
たひーやんです。ファンクラブに入って12年目かな(中2の時ね)?
相変わらずお世話になってます(^^)

 さて今回の話ですが、きっかけは勿論亜美ちゃんの誕生日という事で、
約3週間ほど前に騒いでましたね。実はそれ以後全然話が決まらず実際
に書き出したのは先週の日曜という(^^;)
「亜美ちゃんおめでとう」と言うよりは、それに見せかけて実は「セー
ラームーンて作品があってよかったな」という話にする筈だったんです
よ。当初の予定では(^^)

 でまぁ、中味はそうでも亜美ちゃんの誕生日の話にはしないといけな
いんで、ネタ探しに「HAPPY BIRTHDAY」を久々に聞いたんですね。これ
がまぁさだの歌なもんで内容が一気に暗い方へ(^^;)
 で、亜美ちゃんも明るい話向きの娘じゃないし(これに関しては後述
します)この線でいいかな・・・・と。実はもっとシリアスなネタもあ
ったんですけどね(プルートとか出てくる)

ところで今回は書くにあたって「NGワード」を設けていました。
「友情」「信頼」
 亜美ちゃんの話を書くにあたって、この2文字だけは使わないでおこ
うと。内容的にそうであっても、この2文字を使わずにそれが伝わるよ
うにできればいいなーなどと考えていたんですね。

 NGワードは今回初めて設けたんですが、私はまじなのを書くときは
大概キーワードを決めてから書き出します。今回はラストの「あなたに
出会えて〜」のつもりだったんですよ。これも実はさだの歌の1フレー
ズなんですけどね。(注:今回の掲載に際して変更しました)
 つもりだったと言うのは、私にとって「キーワード」は、それが決ま
れば話がスラスラ書ける、という言葉(クリスマス小説で言えば「亜美
ちゃんは水である」ね)なのに全然書けないの。これが約2週間前ね。
 ちなみに今回の本当のキーワードは「ここにいていいよ」でした。

 亜美ちゃんの話としては、今回は昨年の「さよなら亜美ちゃん」と逆
になっています。「私が決めて(日本)に残る」ってのが前回。今回は、
「みんな亜美ちゃんにいてほしい」になってます。97話はうさぎと亜
美に限定されていたので、まこととレイまで範囲を広げてみました。
 あのー、ネタ考えてるときに「水のラビリンス(97話)」を思いだ
したんですよ。思い出して悲しくてねぇ。いやホロリとくるって意味じ
ゃなくて、あの話の中でうさぎに「大切な友達なんだから」って言われ
て亜美ちゃん涙きらきらってなったでしょ。
 あれ見て「つきあって2年にもなるのに「友達だよ」って言われてな
んで泣いてんだよこの娘は!」と思ったの。
 友達に友達だって言われて嬉し泣きするなんて、最初の頃なら分かる
けど2年だよ2年!
 精神的に成長してないのよこの娘は。自分が周囲から愛されてるって
事が今だに分かってない。それがもう悲しくてねー・・・・と思ってし
まう事が我ながら「劣情」だなと(^^;)

 今回の話の中で、そのへんことは全部レイちゃんに言わせてあります。
亜美ちゃんは明るい話が合わないと言ったけど、全部これが原因。
「いい子」なの。わがまま言わないの。好き勝手しないのよ。それは愛
されてる自覚がないから。だからいつも不安になる。「友情」と「信頼」
に安心を求めちゃうんですね。
 うーん、彼女の場合そこが人気でもあるんだけどねぇ。「お勉強発言」
なんぞ使わんでも、ママレの光希みたいに無茶区茶幸せにしてやれば、
「はいはいいごちそーさま」って感じでファンも減ると思うけど(^^)
 だからこーいう人には、君は愛されてるんだよ、必要とされてるんだ
よって事を教えてやらねばなりません。
「君がいたからだ。エレクトラ」(ナディア:22話)みたいにね。
 教えてあげるとほんの少しの間だけ亜美ちゃんは、本来中学生の持っ
てる筈の活力をとり戻します。サキコちゃんの回とか、97話の「負け
ない」宣言みたいにね。

 うさぎ、レイ、美奈子は愛されてる自覚アリアリね。Sに入ってから
のちびうさもそう。SとRのちびうさを較べるのが一番分かりやすいで
すね。
 と、ゆーことで上に書かなかった人、まこちゃんも実はその自覚のな
い人だったりするんだな(亜美ちゃんほどじゃないけど)
 2人に自覚があれば浦和だって篠崎だって、もうちょっといい目見て
るって。雄一郎を見なさい雄一郎を。

 実はこの自覚があるかないかってのは、アニメキャラの場合パワーと
も関係があります。要は人の想いを力にできるかどうかって事っすね。
 ムーンが強いのも、「コーチの想いがこもってるんだからー」のバス
ターマシーンが無敵なのも、ヤマトがまたまたまた復活しちゃうのも(^^)
 そう考えるとゴレンジャーストームは凄い技だよなぁ。セーラーチー
ムにも伝達増幅技が1つほしいですね。
 という事で、まこちゃんのパワーアップもウラヌスが正体を明かした
後で、その線でやってもらえるとよかったかな? というのは余談。

 それでですね、似た者どうしゆえに同調できるまこちゃん(この辺の
詳しい話は「水野亜美研究序説 第2章 まこ亜美考察」にて。前回よ
り輪をかけて○○○な内容になる筈。例によってメールオンリー(^^;))
 に、亜美ちゃんのこと好きだよって言わせようとするあたりが「煩悩」
な訳ですね(^^;;;;;;;) あ、でもまだ107つあるんだっけ?

「奇跡」ってのは、言葉を置き換えただけだって言われればそれまでな
んですが、レイちゃんが言うと説得力ありそうでしょ。私はレイちゃん
に説得されて、この話のタイトルを「ここにいていいよ」からあれに変
更しちゃったのよ。主題歌にも出てくるし。
 これでさだファンだと、BGMに書いた3曲がどこで使われて(歌詞
ではなく、シチュエーションがね)いるか分かっておいしいんですがね。

 えーと、亜美ちゃんの過去の話ですが、両親が離婚してるって説もあ
るんですけど実際はどうなんしょ? 別姓じゃないからああ考えたけど。
 あと絵書きの親父っていうと、どうしても岬太郎のお父さんが浮かん
じゃうんだよなぁ。亜美ちゃんはサキコちゃんのイメージね。

 とりあえずSシリーズの間はもう亜美の話は書かないでしょう。もし
来年以降も続くなら、新シリーズの2回目か3回目あたりに「亜美とう
さぎと高校受験」といった話がある筈(ないとは言わせん)なので、ま
たその時にでも。

 それにしても、初期せらむんを改めて見直すとですね、レイちゃんが
亜美ちゃんを全うな方向に導こう(という程の意識はないけど)として
いるのがかいま見えるんです。
 うさぎとつきあう時のように、対等につきあおうっていろいろやって
るんですね。ところがやはり一筋縄ではいかなかったのか、まこちゃん
が登場した次の回、あの「亜美ちゃんの足つねり事件」を最後にそうい
う対等な友達レベルのアプローチがなくなっちゃったんですよ。
 あの時、亜美ちゃんがレイちゃんに言い返す事ができたら、きっと今
よりもっと明るい娘になっていたでしょうね。

 きっとこの先何年続こうと、あの性格は変わらんのだろうなぁ(;_;)
ちびうさみたいにストレートに表現できない娘だし。
実はもっと不幸な少女である、ほたるちゃんに期待してるんですけど
ね。でもほたるちゃんはちびうさと絡むからやっぱり無理か・・・・。
 4人のうち誰でもいいから亜美と喧嘩してくれっっ! こーなりゃ荒
療治しかないぜぃ、本当に。
                             94.9記

 HTML化にあたって
 書いた当時も恥ずかしかったけど、今見ても恥ずかしいですな(^^;
 何が恥ずかしいって、これほとんど私の素がでてるんだよねぇ。思い
っきり本気で書いているもんなぁ。いやぁ若い若い(^^)
 もっとも今でもまこ亜美書くと「気」が入っちゃうけどね。

 突然話は飛びますが、エヴァンゲリオンの最終回を見たときは「おい
おい」と思いました。と、言うのも、この亜美ちゃんの誕生日話もラス
トは「ここにいていいんだ」で「おめでとう」「ありがとう」だから。
 ちなみにこれを書いたのは94年ですよ。
 もっとも亜美ちゃん自身が「ここにいたい!」と言い切ってる点がエ
ヴァとは大いに違いますけどね。

 それはさておき、これ元々発表したバージョンでは、一部さだの歌詞
をそっくりそのまま引用してる部分がありました。さすがに今回それで
はマズかろうということで、無理矢理変えてみたんですけど、やっぱり
元の方がいいよなぁ。
 さだファンの方には、きっとどこを変えたか一目瞭然ですね。
                             97.4記


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