やすま る が わ        や す ま る ひ よ し じ ん じ ゃ 
安産川
安産日吉神社
安産日吉神社画像

安産日吉神社(やすまるひよしじんじゃ) 
  「良き出逢い」と安産の社「安産祈願」の神社

◆由 緒

 当社祭神は大山咋命(おおやまくいのかみ)・大己貴命(おおなむちのみこと)の二柱を奉る、往古比楽加と称し安産川々上古宮と称する処に鎮斎し奉る、寿永二年五月十一日源義仲平軍を追討、当社に参拝せられ表白文を捧け熱誠軍の勝利を祈願らせる、然るに其後安産川洪水の節、社も又水難に罹り神器並宝物悉皆流失せり、茲に土民力を合わせ現今の地を撰、社殿を造営し遷し奉る、現に右白文は稀有の宝物として伝来す。

◆歴 史

 白山市平加町はその昔「比楽(ひらか)」と呼ばれ延喜式にも見える様に、大昔から知られている村でした。この村の守護神としての「安産日吉神社」の鎮座も極めて古いといわれています。手取川が比楽河と言われて堂尻川の河口に注いでいた頃、比楽湊として北前船の重要な拠点として繁栄していて、安産日吉神社もこの地にあったといわれています。しかし、暴れ川であった比楽河の度重なる洪水により現在の地に建立されたといわれています。当時の拝殿は江戸末期に神殿は明治末期に改築されたものといわれています。その後、平成12年9月に改築され現在に至っております。
 この社の東側にはかつて比楽河が流れていたこともあり、その伏流水の湧水が多く流れる安産川はとても澄み切ったきれいな川でした。この水を汲み、口をそそぎ、手を洗い、身を清めて船人は安全を、百姓は五穀豊穣を、女性達は良き出会いと安産をお祈りしてお祭りが執り行われています。お宮の名の如く安産の神様として、祈念し安産の水をいただいたものは難産しないといわれ、参拝者の多くは女性で占められていました。又、他社に余り見られぬ女性からの絵馬や燈篭などの奉納品も少なくなく安産日吉神社は女の神様といわれています。昔からの言い伝えでは、本吉日吉神社(藤塚神社)とは雄神、雌神の関係で毎年春季例祭は、雄神が平加の雌神のもとを訪れるのだと言う逸話があります。

◆祭 り
     春季例祭   卯  月      4月 1日
     秋季例祭   神無月     10月 3日
     新 嘗 際    霜  月     11月20日頃
     月 例 祭    毎  月        13日

全国唯一 「安産」の名の付く「日吉神社」は全国で「安産日吉神社」だけです。

  安産日吉神社の鳥居にある表札      神社の屋根瓦にある「安産」の紋
安産日吉神社表札 安産の紋
 安産子育ての象徴とも言える子供を抱いた狛犬子供を抱いた狛犬

安産桜と安産日吉神社
安産桜
良き出逢いと安産の社 安産 子授け 子宝 安産祈願 安産参り

安産川(やすまるがわ)  
   巣作り子育てをする、可愛い珍しい淡水魚トミヨが生息する湧水の川

 安産川は霊峰白山を源とする手取川(一級河川)の最下流部に合流する支流です。手取川の支流の内、最も下流部河口に近い河川です。源流は河口より約4km上流の白山市水島地内で、河口は手取川の河口付近(白山市美川地域)で合流します。登録上では一級河川で源流は白山市長屋町、河口は白山市永代町で全長2,2kmとされています。流域は手取川扇状地の最も先端部に位置するため、過去よりその流れの殆どは地下水が湧き出たものです。流れの殆どが白山手取川の伏流水であるので、水温は冷たく、夏でも14〜20度を上まることはありません。生活に密着した信仰の川で、昔からの言い伝えでその川の水を飲むと子宝・安産に恵まれると言われていました。
 安産川は手取川扇状地の最下流でありながら、水は済みきっており、低温であることから、梅花藻やミクリ・フサモなどの水草が豊富で、湧水域に生息する淡水魚トミヨ(当地では通称「はりんこ」)やシマドジョウ・スナヤツメなどの魚類が多く生息しています。以前から地域の住民の生活に密接に関わっていたこともあり、農業水・飲料水・洗濯・食品加工などに利用されています。

安産川の流れと清流の証である水草「ナガエミクリ」
安産川と水草ナガエミクリ  
 
湧水のシンボル的な水草「梅花藻(バイカモ)」
水草バイカモ 安産川で見ることが出来る水草

湧き水「安産銘水」が流れ込む「親水公園」
安産川親水公園画像

はりんこの生息する安産(やすまる)川 と 安産(やすまる)日吉神社は、「はりんこ」(トミヨ)の生息地  安産伝説 と 子育て祈願 の 心やすまる 川と神社です。
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