U.S. Department of Energy(DOE) アメリカ・エネルギー省
2002年11月,世界最速となるスーパーコンピューター2台を構築する契約を IBM 社と交わした。
両者を合わせた演算速度はピーク時で467テラフロップスに達する。
サイト:http://www.energy.gov
国立エネルギー研究科学コンピューティングセンター(NERSC)
DOE の下部機関。
412台のコンピュータからなる Linux クラスタ Parallel Distributed Systems Facility を保有。
サイト:http://www.nersc.gov
Argonne National Laboratory アルゴン国立研究所
シカゴ大学が運営するエネルギー省の研究所。
サイト:http://www.anl.gov
この前身の施設では,世界最初の原子炉〔シカゴPile - 1 (CP-1)] (使われなくなっていたフットボールスタジアムに建設され,1942年12月2日に世界初の核連鎖反応い成功。)が,1943年2月にいったん解体されてシカゴの南西,55号線沿いのレッドゲート・ウッドの森の中に再び作られ,改良されて,シカゴPile - 2 (CP-2)となった。
Berkeley Lab バークレー研究所
1931年設立の最も古い国立研究所。
カリフォルニア大学 Berkely 校に近接している。
2002年までに,ノーベル賞受賞者を9名輩出。
サイト:http://www.lbl.gov
Distributed Systems Department
バークレー研究所の一部門(?)
サイト:http://www-itg.lbl.gov
Lawrence Livermore National Laboratory(LLNL) ローレンス・リバモア国立研究所
カリフォルニア大学が管理している,アメリカ・エネルギー省が所有する国立研究所。
1952年設立,主に核兵器関連の研究をしている。
962台のLinuxマシンからなるスーパーコンピュータを発表しているほか,同研究所の1152台のコンピュータで構成される Multiprogrammatic Capability Cluster は,2003年11月の世界最速スーパーコンピュータ上位500台のランキングで7位に入った。
さらに,IBM の Linux ベースの Blue Gene/L も導入する予定。
ASC Purple
1280台のサーバーノードを相互接続したもので,各ノードは『Power5』プロセッサを搭載した8ウェイサーバーで構成される。
総重量は300トン以上,消費電力は 4.8MW 以上。
2005年7月22日,ローレンス リバモア国立研究所に8月納入予定。
事前のテストで目標を10%上回る111テラフロップスの演算速度を達成し,順調に計画が進行していると発表。
Dawn
IBM からローレンス・リバモア国立研究所に2009年に納入されるスーパーコンピュータ。
性能は500テラフロップスの予定。
Evolocity
ローレンス・リバモア国立研究所が開発する Linux スパコン。
962台のノード,Xeon 2.4GHz 1920基が稼動し,論理ピーク性能 9.2テラフロップス。
各ノードには,4GB の DDR SDRAM と 120GB のハードディスクが搭載されるらしい。
ブルー・ジーン/L
IBM 製のスーパーコンピューター,13万個のプロセッサーでリナックスを走らせる。
2005年完成予定で,ローレンス・リバモア国立研究所に設置される。
ピーク性能は約360テラフロップス,『地球シミュレータ』の6倍の高速で,大きさは 1/10 の予定。
サンダー
ローレンス・リバモア国立研究所に2004年5月13日に納入が発表されたカリフォルニア・デジタル社のスーパーコンピューター。
アイテニアム2 1.4GHz版を4基搭載した Linux サーバー1024台で構成される。
配線にはクアドリックス社(英)の技術が採用された。
Sequoia
IBM からローレンス・リバモア国立研究所に2011年に納入され,2012年に稼動を開始する予定のスーパーコンピュータ。
性能は20ペタフロップスの予定。
設置面積は BG/L とほぼ同じ3500平方フィート (約325平方メートル) だが,計算能力は40倍。
次世代の『IBM BlueGene』技術に基づいており,160万基の『IBM POWER』プロセッサと1.6テラバイトのメモリを搭載し,冷蔵庫サイズのラック96台に収められる。
Oak Ridge National Laboratory(ORNL) オークリッジ国立研究所
エネルギー省傘下の国立研究所。
ベンダー,大学との協力で,複数の機関のコンピューティングリソースを集め,世界トップのスパコンを構築する5カ年計画「ナショナル・リーダーシップ・コンピューティング・ファシリティー」(NLCF)を進めている。
2004年5月12日,世界最速のスーパーコンピューターを構築する計画に,エネルギー省から2500万ドルの予算を獲得したと発表。
現在あるクレイ製 X1(10テラFLOPS)を,年内に20テラFLOPS に増強。
また,同計画に参加するアルゴンヌ国立研究所に,5テラFLOPS のIBM製「ブルー・ジーン」を導入し,ORNLにも2006年に100テラFLOPS のクレイ製システムを追加し,2007年には合計で 250テラFLOPS の達成を目指す。
サイト:http://www.ornl.gov
ジャガー
クレイ社が納入した,オークリッジ国立研究所のスーパーコンピューター。
経済性を重視し,米AMDの汎用プロセッサー『オプテロン』やLinux(リナックス)で構築したクラスタ型。
2006年6月現在の能力は約25テラFLOPSで,世界スパコン番付で10位に食い込んでいる。
今後,プロセッサーをデュアルコアに切り替えることで,年末までに100テラへ増強する。
サイト:http://info.nccs.gov/resources/jaguar
Sandia National Laboratories サンディア国立研究所
ニューメキシコ州アルバカーキー,主に米エネルギー省から年間15億ドル以上の資金提供を受けている。
第二次世界大戦中に原子爆弾の開発を進めたマンハッタン計画に始まり,今も核兵器の開発と管理が主な任務である。
また,安全保障の分野も対象としつつある。
サイト:http://www.sandia.gov
2003年3月,負極にシリコンと黒鉛の混合物質を採用することで,リチウムイオン電池のパフォーマンスを向上させることに成功したと発表。
2004年2月,小さなセンサーと送信機,専用のソフトウェアを使って,パソコンを高度なポリグラフ(多元記録器)として働かせることに成功し,人の感情や能力をモニターできたと発表。
このメンター/パルというシステムは,それまでのデータを基にして,人がその時点で信頼性が高いか,普通なのか,あるいは調子が悪いのかを判断する。
Red Storm
サンディア国立研究所が核兵器や国家防衛に関する研究に用いているスーパーコンピューター。
最初のシステムは,2006年6月の TOP500 リストで9位 (36.19テラフロップス) だったが,
同年11月には101.4テラフロップスを記録し2位になった。
Advanced Concept Group(ACG) 先進的構想グループ
1999年設立のサンディア国立研究所にある,12人のメンバーからなるシンクタンク。
現時点ではまだ存在していないが将来発生する恐れがある,国家安全保障上の脅威や問題に対する解決法の考案が目的。
軍事的脅威を見越し,それを阻止するために研究所として何ができるのか,見極めようとしている。
スマートネットワーク
サンディア国立研究所で開発中の軍事用ネットワーク,情報収集システム。
複数の小型センサーで構成され,そのセンサーは,他のセンサーや人間と協同で『認識,判断,行動,通信』ができる。
最大約数キロ四方を覆い,地形の情報や敵の居場所に関する情報などを,リアルタイムかつ網羅的・継続的に収集する。
Advanced Simulation and Computing(ASC)
旧 Accelerated Strategic Computing Initiative(ASCI)
核爆発のシミュレーションなど複雑なタスクを処理できるスーパーコンピューターを構築するという,米エネルギー省の計画。
ASCI Purple ASCIパープル
アメリカ・エネルギー省に導入されるスーパーコンピューター。
190台のラックに12544個のマイクロプロセッサーを搭載。
ピーク性能が100テラフロップスを越える世界初のスーパーコンピューターになる予定,2007年納入。
DOE Science Grid サイエンス・グリッド
科学的研究用グリッドコンピューティングシステム構築計画
2001年6月に発表された,米エネルギー省の代表的グリッド。
2002年3月22日,IBM Corp. と米エネルギー省(DOE)は、計画の前倒しを発表。
当初2004年の予定だったが,2002年中に IBM 製スーパーコンピュータ2台とストレージ リポジトリ1台を設置,態勢を整えることになった。
サイト:http://www-itg.lbl.gov/grid
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