独立行政法人 通信総合研究所 Communications Research Laboratory(CRL)

 情報通信分野の唯一の公的な研究機関で,情報・通信・電波・光等の各分野にわたり,基礎から応用まで幅広い研究を行っている,本部は東京都小金井市。
 次世代ネットワーク技術の開発では,2000年12月1日から,東京大学,KDD 研究所,東京通信ネットワーク,沖縄通信ネットワーク,大阪メディアポート,日立製作所とともに,東京,大阪,那覇間を接続し,IPv6 を中心とした通信技術の実験をおこなった。
 毎年,夏休みの8月に東京都小金井市にある研究施設を公開しているが,通信や電波,観測技術などの先端技術に混じって,無線LANラジコンのサーキットが設置される。 1/10ミニクーパー,全長 35cm,重量約 1.8kg に CCD カメラを搭載,30フレーム/秒の Motion JPEG 映像が送信される。 帯域は1台当たり 3Mbps。

サイト:http://www.crl.go.jp/

 2002年7月,10Gbit/秒の光宛先検索及び光バッファ機能を備えた光パケットスイッチのプロトタイプを発表。
 2003年3月,光時分割多重(OTDM)技術を導入することで1入出力ポート当たり 40Gbit/秒での光パケット転送実験に成功したと発表。 光で入ってきたパケットが,光のままスイッチングされ,光で出力される。 4月,地球環境データを解析処理するデータネットワークシステム System for Alaska Middle atmosphere Observation data Network を一般公開すると発表。 4月15日,800万画素 CMOS 動画カメラを実用レベルで完成し,ライブ伝送に成功したと発表。 5月,アッカ・ネットワークスと共同で「モバイル環境におけるシームレスアクセス技術(http://www.seamless.jp)」に関する研究を開始したと発表。 また,最新の研究成果を紹介する展示室を東京都小金井市に開設し,16日より一般に公開。 7月,宇宙電波観測用に利用されている 2GHz 帯の周波数帯で,第3世代携帯電話や無線 LAN などの近接する電波の影響を完全に除去し,微弱な宇宙電波を高精度に受信するためのシステムを開発したと発表。 32段で直径60mm,損失は 0.5dB。
 2004年3月,CMOS 高周波集積回路(CMOS-MMIC)を搭載したUWB(Ultra Wideband)無線通信システム用送受信モジュールを開発し,有線での伝送特性評価を行なったと発表。 3〜5GHz の周波数帯を利用した高速データ通信を実現した。 3月11日,38GHz 帯で,最大 622Mbps で伝送を行なう無線技術を開発したと発表。 伝送距離が最大 1km のテストに成功している。


情報通信危機管理研究開発施設
 通信総合研究所が,不正アクセス行為やサイバーテロを検証して分析し,クラッキングを未然に防止する技術を確立する目的で設立したもの。


小金井バリア・バリアフリーマップ
 通信総合研究所が開発した,利用者の身体状況に応じて目的地までの経路を示すことが出来るマップ。 『どんな身体特性の歩行者でも便利に使える』というサービス提供を目指した歩行者移動支援 GIS の一具体例として構築され構築。 東京都小金井市をモデルにし,小金井市全域と国分寺市の一部を含む地域が対象。




  • カオスウェア社

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