ソニー SONY
日本の独創的(?)な総合家電メーカー。音楽と画像が得意分野。
コンピューターの分野ではかって SMC-77 でパソコン業界に参入したが,NEC のシェアを崩すことはできなかった。
その後,マグネシュウムの輝きのバイオノートで大ヒットをとばす。
当初は独自のデザインで製品を差別化しようとした。
2001年ころから同社の販売戦略はソフトウェアに傾いた。
2002年の時点で世界の主要パソコンメーカーの中で,最も急成長している。
多くのハイエンドや低予算パソコンにコーレルの WordPerfect スイートを,ノートには Office XP か MS Word を搭載。
DVD+RW アライアンスとDVD フォーラムの両者のに加盟している唯一の大手企業。
iPod が登場,シェアを確保していくなか,ソニー・ミュージック各社の売上が減るのを恐れ,ハードディスク式の MP3 プレーヤーを製品化しなかったことは失敗だったとされている。
世界でも有数のデジタルビデオカメラに関する研究開発機関及び技術者を有し,デジタルビデオカメラ業界の新技術の多くは,そのほとんどが SONY によって研究開発されたとも言われる。
中国国内のデジタルビデオカメラ市場の約50%以上を占め,2003年は約25万台以上を販売。
サイト:http://www.sony.co.jp
2005年末までの出来ごと
2006年から2009年末までの出来ごと
2010年2月,ミリ波を使い,テレビなど電子機器内部でデータを高速に無線伝送する『機器内高速ワイヤレス伝送技術』を開発したと発表した。
低消費電力のミリ波伝送回路を,送受信あわせて0.13平方ミリメートル面積に収め,40nm CMOSプロセスによる LSI 上に搭載。
約 1mm の小型アンテナを使い,14mm の距離で 11Gbps の高速伝送を実現した。
2010年2月24日,100%子会社のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のネットワークサービス事業を吸収する4月1日付け組織再編を発表。
現 SCE はソニーが吸収合併し,ゲーム事業を分割した新 SCE が発足する。
2010年3月31日,100%子会社のソニーモバイルディスプレイ(SMD)が野洲事業所(滋賀県)で展開している中小型TFT液晶ディスプレイ設計・製造事業を,京セラに譲渡する契約を結んだと発表。
SMD は,エプソンイメージングデバイスから鳥取事業所の製造ラインを取得し,4月1日付けで鳥取事業所を設立。
中小型 TFT 液晶ディスプレイ製造は鳥取事業所と東浦事業所(愛知県)に集約し,効率化する。
2010年5月25日,デジタルスチルカメラ,ビデオカメラやポータブル音楽プレーヤー,携帯電話など,使用済み小型電子機器を回収し,レアメタルを再資源化するための実証実験を,福岡市で実施すると発表。
2010年10月12日,『アンドロイド』を搭載した『ソニーインターネットテレビ』を,10月16日より米国で発売すると発表。
テレビを視聴しながら,グーグルのウェブブラウザを使ってウェブサイトを閲覧したり,番組を検索したりすることが可能となる。
2010年10月15日,寿命を1.6倍にしたアルカリ乾電池の新製品を発売。
乾電池容器の部材を薄型化し,電気を発生させる物質の充てん量を増やした。
2010年11月22日,業務用デジタルフォトプリンタ事業(プリンタの製造を除く)を DNP に譲渡すると発表。
DNP は,ソニーが設置した写真即時プリントや証明写真用プリンタ向けに,昇華型プリントメディアを供給する体制を構築する。
2010年12月21日,クラウドベースのデジタル音楽配信サービス『Music Unlimited powered by Qriocity(“キュリオシティ”ミュージックアンリミテッド)』をイギリスおよびアイルランドで開始。
サービス開始時点の曲数は約600万曲。
2010年12月24日,東芝が保有するCellプロセッサの製造設備をソニーに譲渡することで基本合意したと正式発表。
Cell や,GPU『RSX』,最先端SoCを生産している長崎県の半導体製造設備を,東芝からソニーに譲渡する。
2011年2月2日,エプソンの中国にある小型 TFT 液晶ディスプレイ生産子会社 Suzhou Epson(SZE)の全持分を,ソニーの100%子会社 Sony(China)に譲渡すると発表。
ソニーグループは,SZE の車載機器やスマートフォン向け液晶ディスプレイ,タッチパネル生産能力を獲得し,生産体制を整える。
2011年9月6日,業務執行役員 SVP 最高情報セキュリティ責任者(CISO)にフィリップ・ライティンガー氏が就任する役員人事を発表。
ライティンガー氏は,米国土安全保障省や国防総省,司法省,米Microsoftなどで情報セキュリティ関連の要職を歴任。
同社では情報資産やサービスを保護するグローバル情報セキュリティを担当する。
2011年9月16日,『109シネマズ』を全国展開する映画興行会社,東急レクリエーションと,『デジタルシネマ・ソリューションサービス』に関する契約を締結したと発表。
これにより,東急レクリエーションが運営する全国109シネマズの全17サイト,全147スクリーンがデジタル対応となる。
2011年9月29日,100%子会社である米国法人ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ(SCA)を通じて,米国の診断機器開発ベンチャー企業『マイクロニクス社』(Micronics, Inc.)を買収したと発表。
マイクロニクスは,疾病検査,治療モニタリング,血液検査のための Point of Care 機器の開発や第三者向け開発受託事業を行う企業。
2011年11月15日,産業革新機構,東芝,日立製作所と中小型ディスプレイ事業を統合することについて正式契約を締結。
2011年11月,9月に PlayStation Network 及び Sony Entertainment Network のサービス利用規約(ToS)を改定していたが,これに対して米国ユーザーが集団訴訟を起こした。
訴えの内容は,ソニーが行った不公正な取引方法を指摘するもので,代金を支払って本体を購入しているにも関わらず,ユーザーが集団訴訟を起こす権利や,PlayStation Network のオンラインサービスにアクセスすることを放棄させていると主張。
利用規約の変更があった部分は,21ページに及ぶ規約文の最後に近い部分に記載されていたことや,簡単に観覧ができるオンライン版は更新されないなど,ユーザーが規約の改定を確認しづらい環境だった点を同時に追求している。
2011年12月26日,液晶パネル事業についてサムスン電子との合弁を解消すると発表。
2004年に折半出資(サムスンが50%+1株)で設立した液晶パネル製造会社 S-LCD は,ソニーの保有株式をすべてサムスン電子が取得する。
2012年3月22日,液晶画面に使う光学フィルムなどを生産する化学事業を分離して売却する方針が明らかになった。
完全子会社『ソニーケミカル&インフォメーションデバイス』の主力事業を日本政策投資銀行に譲渡する。
化学部材や工業用接着剤など材料関連の事業を政投銀に売却し,ブルーレイディスクや IC カード技術など本業と関わりのある事業はソニーに残す方向。
アイワのサイト:http://www.aiwa.co.jp
Aiwa Strategic Accounts Partnership(ASAP)
2002年11月に設立された,アメリカでのアイワ商品の販売・マーケティングの担当。
ソニービル
1966年の設立以来,銀座のランドマークの1つとして親しまれている。
2007年3月7日,8階に新コミュニケーションスペースとして『OPUS(オーパス)』をオープン。
ソニーストア銀座
2010年2月24日オープン。
ソニーDADCジャパン
ソニーが2009年4月1日付けで設立する,光ディスク ROM 事業の会社。
日本で光ディスクを生産するソニー・ミュージックマニュファクチュアリングを母体とし,ビデオソフト制作などを行うソニー PCL から,米国大手映画会社の日本法人に対するビデオソフト営業機能を分離・統合して設立。
光ディスクを生産する SonyDACC と連携した営業受注・生産体制を構築し,米国大手映画ソフトの日本向け生産をサポートする。
ソニーカスタマーサービス株式会社
2008年2月6月に設立が発表された(設立は4月1日),顧客対応を一貫して行なう会社,東京都港区。
ソニーのコンシューマエレクトロニクス製品の買い物相談から,使い方相談,修理までの対応のすべてを業務とする。
ソニー銀行
東京都港区。
2005年12月5日,マネックス証券(旧マネックス・ビーンズ証券)と提携して,証券仲介業を開始。
2007年7月26日,ネット専業証券子会社『ソニーバンク証券』を設立し,2007年度上期中の開業を目指して準備を進めていると発表。
2008年4月14日,振り込み手続きの安全性強化のための新機能を追加したと発表。
1日あたりの振り込み限度額の減額設定をインターネットサイトからでも行なえるようにした。
インターネットバンキングなどを通じて口座から振り込みによる出金があった時に,登録メールアドレスに通知を受けられるようにした。
『キャッシュカード利用時の連絡設定』サービスには,暗証番号の誤入力や,キャッシュカードによる引き出し・振り込みがあた時に,登録メールアドレス宛に通知する機能がある。
ソニー・エレクトロニクス(米)
2006年1月27日,AOL と共同ブランドのプロモーションで提携したと発表。
株式会社ソニー・ディスクアンドデジタルソリューションズ
2010年5月7日,リップマン型ホログラムに,1枚ごとに異なる個別 ID 情報をホログラムとして記録可能な独自のホログラム量産技術を開発したと発表。
サイト:http://www.sonydad.com
ソニーピーシーエル
系列会社のソニー・ミュージックマニュファクチュアリングとの協力により,ポストプロダクションからオーサリング,BDソフトのパッケージングまで一貫した生産サービスを提供できる。
ソニー系ポストプロダクションとして2006年7月に BD オーサリングサービスを開始。
メディアセンター
ソニーピーシーエルが2008年9月16日にオープン。
国内 Blu-ray Disc(BD)需要の高まりに対して,BDソフトの制作能力を倍増する。
ソニー米国法人
2009年8月13日,同社の電子書籍ストア『eBook Store from Sony』を,年内に EPUB フォーマットに全面移行すると発表。
ネットジューク
ソニーマーケティングのステレオシステム。
HDD,Ethernet,メモリースティックスロットを搭載,CD のリッピングやネットワーク経由での楽曲のダウンロード,PC 内の音楽ファイルの再生,メモリースティック対応携帯型音楽プレイヤーへの楽曲転送が可能。
ネットジューク NAS-A10
ソニーマーケティングが2005年3月15日に発売する第2弾。
HDD を内蔵し,CD から取り込んだ音楽を携帯型音楽プレイヤーなどに簡単に転送できるネットワークオーディオ機器。
HDD が対応するフォーマットは ATRAC3/PCM,CD は音楽 CD/MP3,メモリースティックは ATRAC3/MP3 で,HDD に ATRAC3 で音楽 CD を録音する場合の録音速度は最大約8倍速。
こみゅー3D
ソニーが運営していた専用ソフトを利用するアバターチャット,2002年10月で終了。
http://www.commue.com
ソニーのパソコンの系譜
Z-80 を使った SMC-77 から 16bit の SMC-777 を開発。
またその頃の流行の MSX(8bit)へも参入した。
その後,PS と PC 互換機の Quater-L を開発し,現在の VAIO に至る。
ソニーの情報機器の特徴
たいていのソニーのデジタルオーディオ製品が,他社製品よりもしっかりした著作権保護対策を講じている。
これは,他のほとんどのデジタルオーディオ・プレーヤーとは違い,
ソニーが CD などから多額の売上げを得ているため,著作権保護対策に力を入れざるを得ないといわれる。
ソニーポイント
ソニーが2005年11月11日に開始した,グループ各社が提供するさまざまな商品やサービスを一層楽しめるポイントプログラム。
利用するには,ソニーグループのさまざまなサイトにログインできる共通 ID『My Sony ID』が必要。
ソニーポイント モバイル
ソニースタイル・ジャパンが2007年9月14日に開始した,同社のポイントプログラム『ソニーポイント』の携帯電話向けサービス。
モバイルは,大手ショッピングサイトでの買い物や,クレジットカード『Sony Card』の利用によりポイントを貯めることができる。
貯まったポイントは,1円相当からソニーグループ各社の商品購入やサービスの支払いに利用できる。
デジタルサイネージアドバタイジング(広告配信)サービス
ソニーが2008年6月18日に発表,6月30日に提供を開始する,専用のディスプレイから映像広告を配信するサービス。
デジタルサイネージ(電子看板)のディスプレイを広告効果の高い場所に設置し,さまざまなコンテンツを放映する。
ディスプレイの設置場所の選定,機器の手配と設置,放映する広告の受注,コンテンツ制作から監視までを一括で受け持つ。
メディアバックボーン
ソニーが2010年3月30日に発表した,ERP システムと連携する放送業界向けのシステムソリューション。
SOA(サービス指向アーキテクチャ)を採用し,放送業界特有のワークフローと ERP システムを連動できるようにする。
ソフトウェアやハードウェア,サービス,コンサルティング,システム構築,,サポートで構成される。
放送局や映像制作会社を対象に世界で展開する。
バイオシリーズ
ソニーのブランド名。
2003年4月,パソコン本体だけから,周辺機器などを含めたビジネスブランド戦略にする方針を発表。
バイオ VAIO
2002年度実績は,国内130万台(-24%),海外 180万台。
市場全体が低価格へシフトしている影響を受けた。
VAIO Movie Story
ソニーが2008年2月14日に体験版公開を開始した,ショートムービー作成ソフト。
VAIO type U ゼロスピンドル
ソニーが2006年7月3日に受注販売を開始する,HDD の代わりにフラッシュメモリーを搭載した文庫本サイズのコンパクトパソコン。
容量は 16GB(空き容量約10GB)。
ワンセグチューナーを標準搭載。
ディスプレイは4.5型 WSVGA(1024×600ドット)液晶。メインメモリーは512MB。
OS は Windows XP Home Edition または同 Professional。
重量約492g,サイズは 150.2×32.2〜38.2×奥95mm。
ソニーの有機 EL ディスプレイ
1990年代初め頃から,有機 EL ディスプレイの研究を開始。
2000年2月,薄さ 1.4mm の13型を,2003年1月には12型パネルを4枚組み合わせた24型有機ELディスプレイを開発。
2003年6月,アクティブ型フルカラー有機ELディスプレイパネルの量産を2004年春から開始すると発表。
Super Top Emission
ソニー独自の技術による有機 EL ディスプレイ。
発光層に,光を透過する陰極を載せ,基板の上側から光を出す方式。
開口率が上がって,輝度,精細度が高くなる。
ウォークマン
世界初の携帯用音楽機器,またはそのシリーズ,ブランド名。
最初はカセットテープの再生専用だった。
2002年6月4日,オーストリアの最高裁は同国内でウォークマンの商標権をみとめないと判決した。
その理由として,すでにポータブルプレイヤーの普通名詞となっているとしている。
ソニー・ヨーロッパ社はオーストリアで『ウォークマン』の商標権を失ったわけではないが,今後は,名称の独占的な使用が一切認められない。
MD ウォークマン
1992年,初代が登場。
カセットテープ型にかわって携帯オーディオプレーヤーの主流になった。
2011年9月,MDウォークマンの国内出荷を終了。
iPod に代表される HDD/メモリー型の登場で需要が縮小していた。
メモリースティックウォークマン,ネットワークウォークマン
メモリースティックを利用したソニーの携帯用音楽機器。
MG メモリースティック,USB,Magic Gate を採用。
・NW-MS7
サイズ幅37mm,高さ96.3mm,奥行き19.2mm
・NW-E3
フラッシュメモリを 64 MB 搭載し,そのメモリー内に音声データを収める。
音声データ自体は PC 上で録音,編集し,そのデータを USB で本体のメモリにおさめて持ち歩く。
付属の編集ソフト『OpenMG Jukebox』は MP3 と CD,ATRAC3 形式のデータに対応しており,
ネット上のデータやお気に入りの CD から,自分の好きな曲だけを集めたアルバムを作ることができる。
同製品の圧縮形式には ATRAC3 を使用し,標準ビットレート105kbpsで約80分の音声データを記録できる。
対応 OS は Windows98 プリインストール版のみ。
付属の充電池で4時間連続再生が可能となっている。
発売日は2000年6月10日。幅81mm,高さ32mm,奥行き14.6mm
Rolly
ソニーが2007年8月20日に発表した携帯型音楽プレーヤー。
ベータマックス,β 方式の VTR
ソニーが開発した VTR の規格。
発売は1975年と市場で先行し,売上のピークは1984年で,世界中で230万台を販売。
技術的には VHS より優れていたが,競合他社に技術を供与しなかったこと致命的なミスとなり,シェアを確保できなかった。
海外生産は1998年で停止。
ソニーが2001年に日本で生産した台数は2800台。
2002年8月27日,ベータ方式の VTR の生産を年内で終了すると発表。
27年間で全世界で約1800万台を販売した。
アメリカでベータマックス訴訟(下記)の原因となった。
Betamax 訴訟
1984年の Sony のビデオ技術 Betamax を巡る有名な裁判。
映画会社はビデオデッキの非合法化を求めたが,新技術が著作権侵害に悪用されることがあるからといってその技術を全面的に禁止する正当な理由とはならないと,最高裁が裁定した。
プレイステーション・ドットコム・ジャパン
2000年2月18日から営業。3月から PS2 をインターネット販売する予定。
ナムコ,コナミなどの大手ゲームソフトメーカーとセブンイレブン,
カルチュウア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などが出資する予定。
どこでもいっしょ
1999年7月22日発売のソニーのポケットステーション用ゲーム。
小さな画面に表示されるキャラクター(5種)と,いつでも・どこでも,会話を楽しむことができる。
また単語を教え,語彙を増やすことができる。
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