ClientMan クライアントマン
スパイウェアで,人気の高いフリー・ソフトウェアのファイヤーウォール ZoneAlarm の旧バージョンの設定をユーザーの承諾なしに勝手に変更できる。
クライアントマンがインターネット接続を試みると,ZoneAlarm は警告を発し,接続を許可してよいかどうかユーザーに確認を求める。
しかしクライアントマンは,ユーザーからの返事を待たずに「承認」ボタンを押し,「つねに承認」チェックボックスまでチェックしてしまう。
CoolWebSearch(CWS) クールウェブサーチ
スウパイウェアの一種,コンピューターに侵入すると駆除が困難。
2003年夏に初めて登場して以来,2004年5月までに発見された変種は30種類以上で,ほとんど毎週のように出現している。
感染するのは OS が Windows でブラウザーが IE に限られる。
感染すると,次次とポルノのポップアップ広告が出現し,非常に過激なハードコア・ポルノを含めた100以上のポルノサイトが IE の『お気に入り』フォルダに追加される。
コンピューターのパフォーマンスを著しく低下し,システムのフリーズ,クラッシュ,予期せぬ再起動などを引き起こすバージョンもある。
また,個人情報を収集・送信するものや,IE の『信頼済みサイト』に勝手に複数のウェブサイトを追加することで新しいプログラムを勝手にインストールするバージョンもある。
また,自動的に CWS 自体のプログラムコードを更新するもの,ホストプロセスには現れないバージョンもある。
CWShredder
CWS を駆除するソフト,判明済みの CWS はすべて除去できるらしい。
NetPal Now ネットパル・ナウ
ユーザーが望みもしないブックマークをブラウザーに追加したり,余計なアイコンをデスクトップ画面に加えたりする。
これを開発したマインドセット・インタラクティブ社のスタッフは,そのほかにも多くの「マーケティング」プログラムを提供している。
Plankton
2011年6月に発表された,Android 端末に潜伏するスパイウェア。
ホストアプリケーションにバックグラウンドで動作する機能を付加する形で配布され,アプリケーションを実行するとバックグラウンド機能が起動して端末の情報を収集し,リモートのサーバに送信する仕掛けになっていた。
さらに,このサーバを通じて実行可能コードをダウンロードさせる仕組みもある。
ダウンロードされたコードはボット関連のコマンドをサポートし,リモートから感染端末に指示を出せる状態する。
さらにコマンドを送って起動させれば,ユーザーのアカウント情報を収集できてしまう機能も実装されている。
Spyware-LoverSpy application
日本ネットワークアソシエイツが2003年10月1日に警告した,グリーティングカードを装い ID やパスワードを盗み出すプログラム。
詳しい感染方法は分かっていない。
感染すると,メールアカウント情報(サーバー名,ユーザー名,パスワード)と入力されたキーストロークが記録される。
また,%WinDir%\mspssvf.bat,%WinDir%\rec_pwd.html,%SystemDir%\ShellExt\csrss.exe という3種類のファイルが作成される。
TSPY_MAHA.S
2007年5月31日に警告されたユーザーのアカウント情報などを盗み出すスパイウェア。
米内国歳入局(IRS)からの通知を装って,『貴社のサービスに関して苦情が寄せられました,苦情の内容は添付ファイルを参照してください』という文面にだまされてユーザーが添付ファイルを開くと,スパイウェアが実行され,Yahoo! Messenger や Mozilla Firefox といったアプリケーションのアカウント情報が盗まれる恐れがある。
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