コンピューターやネットワーク特有のスラング,略語,風俗
スラングはコミュニケーションのスパイス。
パソコン通信・インターネットの世界にも独特の味があり,ネットや集まる人たちごとに異なる。
インターネットによる日本語の多様化は,以前は誤変換を楽しむことから,特定の誤変換が定着していくなど,
ワープロなどで同人誌のレベルにとどまっていた。
それがインターネットに満ちあふれだしている。
日本語に同音異義語が多い事から,うつろいやすいのも原因と言われている。
IM やテキスト・メッセージ,ブログなどコミュニケーションの方法が変化しつつあり,それにより的確な表現能力に悪影響を及ぼすのではないかと懸念されている。
英語では,書き言葉の中でくだけた表現の数が非常に増えていることが懸念されている。
ただし,15世紀に印刷技術が生まれたときも同じ事が言われたらしい。
Bogo Mips
トーバルズ氏が考案した言葉。
コンピューターが毎秒何百万回,何もしないでいられるかを表す。
By The Way(BTW)
『ところで』という意味
credit card(CC) クレジットカード
did not qualify(DNQ)
直訳は『資格がない』?,レースの予選落ちなどで DNQ と表示されることが多いらしい。
それから転じて,良くないこと,不良品の意味で使われる。
Download Only Member(DOM)
ソフト,データーを問わず,ダウンロードをするだけで,ほかに何もしない人。
ボードすら読んでいないので,障害があった時には対処方法が分からない事が多い。
DQN(ドキュン)
テレビ朝日系で放送されていた番組『目撃!ドキュン』で取り上げられる出演者に,暴走族出身者など過去に問題を抱えていた人が目立っていたことに端を発し,ネット上で普及した言葉。
2009年3月の日本での調査では認知率は50%以上。
Exempli Gratia(EG)
たとえば。例。
For Your Information(FYI)
『あなたへのお知らせです』という意味の,ネットワークで使われる略語。
google【動詞】
『Google の検索エンジンを使って Web から情報を得る』行為を指す動詞。
2002年には動詞として American Dialect Society のワーズ・オブ・ザ・イヤーの次点となる。
2006年秋に Merriam-Webster's Collegiate Dictionary に追加され,一般語として認められるようになる。
語形変化として googled や googling が示されている。
homeless ホームレス
形容詞 家のない,飼い主のない
1)家のない人。 一般に通用する
アメリカのホームレス
2)ホームページを持たない人。 一般には通用しない。
インターネットをよく利用している,またはコンピューターの知識が十分にあるが,
ホームページを持ってない人に対して使われる,らしい。
kwsk
『詳しく』を表すネット文字列。
2008年10月1日に発表されたアイシェアの『ネット文字列に関する意識調査』では43.9%が知っていた。
In My Opinion(IMO)
『私見』という意味の,ネットワークで使われる略語。
Make Money Fast(MMF)
インターネットでしばしば問題になる,いわゆるネズミ講の代名詞。
mouse potato
『長時間をコンピュータの前で過ごす人』という意味。
語源はテレビばかり見ている人を指す『couch potato (カウチポテト)』。
orz
落胆を表すネット文字列。
2008年10月1日に発表されたアイシェアの『ネット文字列に関する意識調査』では64.5%が知っていた。
Pardon Me For Jumping In(PMFJI)
『失礼して話に割り込ませてもらいます』という意味の,ネットワークで使われる慣用句。
Peeping Tom 一般
のぞき見る者の意。
語源は,11世紀のイギリス Coventry で領主が重税を課した時,夫人の Lady Godiva がやめさせようとした。
領主は冗談半分で,もし夫人が裸で馬に乗って町中を歩いたらやめると言ったので,夫人は町民に戸や窓を閉めるように頼み,夫の要求通りにした。
しかし,洋服屋の Tom だけがこっそりとのぞき見をしたため目がつぶれたと言われる。
PC-8801 の ROM をダンプすると,『Dear Peeping Tom』で始まるメッセージが記されているという。
Read The Fucking Binary(RTFB)
質問する前に,自分でリナックス・カーネルのプログラムコードを読め(意訳:バイナリーを読みやがれ)という,物柔らかとは言いがたいアドバイス。
Read Only Member(ROM)
ネットワークのボードなどを読むだけの人。
Thanks In Advance(TIA)
『ありがとう』という意味の,ネットワークで使われる略語。
Ta Ta For Now(TTFN)
『それではまた』という意味の,ネットワークで使われる略語。
TT4Nとも言う。
Thank You Very Much(TYVM)
『どうもありがとう』のネットワーク略語。
What You See Is What You See(WYSIWYS)
プリンタが無い環境。
印刷する手段がなく,手に入れる事ができないこと。
WYSIWYG のパロディー。
wktk
2ちゃんねる発祥の期待感を表すネット文字列。
2008年10月1日に発表されたアイシェアの『ネット文字列に関する意識調査』では37.8%が知っていた。
Write Only Member(WOM)
書き込むばかりで他人の意見に耳を貸さない人。
www
大爆笑を表すネット文字列。
今北産業
『今来たところだが,三行で説明してくれないか』という意味。
おしえて君
自分で調べようとせず,他人に『教えて』と聞きまくる人のこと。
落ちる
1)チャットから抜け出ること。自分で通信を切ること。
2)マシンが動作しなくなること。
ハードに起因するものとソフトに起因するのの両方を含む。
フリーズとほぼ同義語。ハングアップと同義語としてもよい。
3)アクセス中にネットワークのリソースが使えなくなること。
この場合のリソースとはサーバーなどをさす。
気合い入れ,かつ入れ
CPU のクロックアップの為に,供給電圧を上げること。
CPU の寿命は確実に短くなる。
ググれカス,ggrks
掲示板などであまりにもわかりきった質問をしたり,検索すればすぐわかるような事柄をわざわざ人に訊いた場合の罵倒。
コピペ
コピー・アンド・ペーストの略。
転じてインターネット上の情報をコピーし,ワープロソフトなどにペーストしてレポートや論文を作成することを指すようになった。
2008年5月,『コピペ』を発見するソフトを,金沢工大知的財産科学研究センター長の杉光一成教授が開発中と発表。
文章を『形態素解析』という技術で分解し,インターネットで検索。
類似したものが検出されれば URL を表示する。
2008年2月に特許申請を終え,2009年早々に産学連携の形で発売する。
自炊
紙の本を電子書籍化する行為のネット上での呼称。
本を裁断したのち,スキャナーで読み込み,PDF などのフォーマットにして端末に保存する。
私的に読書する限りにおいては,著作権上は問題ないらしい。
この作業をまとめて請け負う業者あり,書籍1冊のスキャンを100円で行うサービスも登場した。
死ぬ
『落ちる』の2,3より深刻な状態のこと。
例
『マシンが死んだ』リセットしても立ち上がらない。
『リソースが死んだ』ネットワークでの再接続ができない状態。
徹夜続きの,SE およびプログラマーに何をしても反応しない状態。
まれにアルコール類飲料で再起動がかかることがある。
人口重力
同時にアクセスしているメンバーの増加に伴いネットの反応が遅くなること。
これ以前は,ネットの反応が遅くなる事を『ネット(の反応)が重い』と表現していたが,
これが,アクセスしている人口によるものだという発見により,使われるようになった。
すなみ,スナミ
『RUN』の隠語。
相互誤解
ネットワークでの理解の本質を,端的に表現する言葉。
西部労働レストラン
BASIC のコマンド SAVE LOAD LIST RUN に由来し,それしかできない技能なしゲーム厨房のこと。
スペースキーを破壊するのでショールームでは嫌われた。
厨房
幼稚な事を指す。
中学生 → 中坊 → 厨房 と変化した。
『中坊』が変形し,中学校レベルの知能の未熟さを揶揄する言葉として登場。
次第に『中学生』の意味を含んで使われることは少なくなり,単なる蔑称として使われるようになった。
定例不具合
大手 BBS は,定期的にメンテナンスを行うが,これを『定例メンテナンス』という。
多くの場合は,その直後に,反応が鈍い,トラブルが出やすいなど,なぜか不都合が多い。
これを『定例不具合』という。
この原因は,サーバーのメモリー上のキャッシュがクリアーされるためだと言われている。
トホホ者 (イカ物買い)
パソコンをこよなく愛するが,考えるより早く手がでる(動く)人々。
結果は悲劇的なことが多い(多くの事例が発表されている)
ただし,彼らは,その責任は自分で取るが(財布が軽くなる),
しばらくすると,同じ事を繰り返す。
トホホ者は,『常に,良かれと思って悪い方(はまる方)の選択肢を選ぶ』人種である。
なまぽ
生活保護のこと(略すと『生保』となるため)。
一般的なワーキングプアの収入は生活保護受給者よりも下であることが多いため,低収入者が多い 2ch では,生活保護受給者はむしろ勝ち組扱いされている。
にせ達人
パソコンを話題にして自分をアピールするのが目的の人種。
かれらはパソコンの自慢をしまくるが,その会話に専門用語が多いも特徴。
自分をアピールのためパソコンを話題とする彼らに取って,知識の正確さは問題ではない。
ネチズン
インターネットに代表されるコンピューターネットワークの世界の住民(利用者)のこと。
ネチズンが守るべきルールはネチケットと言う。
ネットオカマ(ネカマ)
ネット上で,男性が女性のふりをして,書き込み,チャットなどを行う事。
本当のオカマがネットで女性のふりをした場合と,ネットでのみ女性のふりをする男性の区別は不明。
投稿意見,『ネットオカマ』は変態か?
ノシ
手を振る行為を表すネット文字列。
2008年10月1日に発表されたアイシェアの『ネット文字列に関する意識調査』では46.0%が知っていた。
はいじん
『ヲ』の同義語,『廃人』『廢人』『癈人』と表し,後にいくほど重症。
ある事に打ち込みすぎ,日常生活などに支障が出ている人を指して使われる。
周囲からは生活を危ぶまれても,打ち込んでいることをやめようとしないのが特徴。
その分野の第一人者に散見される。
ネトゲ廃人
2010年9月4日,アメリカで2004〜09年にネットゲーム Lineage U を2万時間プレイした結果,
『ゲームの世界にのめり込み過ぎて,朝起きる,着替えをする,入浴する,家族や友人と連絡を取るといった日常的な行為ができなくなった』として,ゲームを作った NCsoft 社を相手に『中毒性を警告しなかった』という訴えを起こした裁判が受理された。
罵倒
番号取り
ボードの『切りのいい番号』のみを狙って書き込みをする人,またはその行為。
ただし,この『切りのいい番号』とは,一般的な『切りのいい番号』に,
928,1024,8086など,集まる人間の種類によって異なる番号が加わったものである。
ハンドル,ハンドルネーム
語源は英語の『Handle(肩書き)』。
パソコン通信では本名を名乗らなくても第三者と会話ができるのが,この時の呼称として『ハンドル』が使われる。
また匿名性を高めるだけでなく,別の自分を表現するために変わった『ハンドル』をつける場合もある。
ただし,あまにりも変わったハンドルだと,オフ会で名乗るのも,呼ばれるのも恥ずかしい。
ユーザー自身が愛着を持つようになり,それが攻撃されると,わが身が攻撃されたかのように怒る人も多い。
人柱
コンピューター業界での人柱とは,安定して動作するかどうか分からない,新しい部品,ソフトを,自ら進んで購入・使用する,奇特な人々のことである。
コンピューター(このページ)の進歩は,かれらの貴重な時間とマシン,そして金を犠牲に成り立っている事を忘れてはならない。
遮断法人,人柱協会
上記の『人柱』様の群れ,今日も新しい犠牲者を探している。
腐女子
女性のオタク,特に『やおい』『ボーイズラブ』と呼ばれる,男性同士の恋愛を扱った小説や漫画を好む女性を指す言葉。
fujyoshi.jp
Treasure Net が2008年3月11日に公開した,『腐女子』向けのポータルサイト。
腐女子同士が座談会形式で語り合う『腐女座〜朝まで生BL・腐女子だらけの座談会』,腐女子が腐女子を紹介していくインタビュー『腐女子数珠繋ぎ』,書き下ろしボーイズラブ小説,ボーイズラブ初心者向けに腐女子やボーイズラブ用語を解説した『腐女子用語大辞典』,自分の腐女子度や腐女子の実態がわかる『腐女子徹底解剖』といったコンテンツが用意されている。
サイト:http://fujyoshi.jp
ぽ
チャットでのあいさつ。
語源は,一度チャットを抜けた人が戻ってきた時に言う,
『おかえり』が変形した『ぽかえり』が『ぽ』に省略されたもの。
Chat でローマ字カナ変換を使っていて,あせって『おかえり』と打とうとして,
『O』の隣の『P』のキーまで一緒に押してしまったのが受けたと伝えられる。
クイリリラ
『ほ』同様に HELLO を打ち間違えた言葉。
ぐぐる
2009年3月の日本での調査では認知率は98.0%。
痛車
2009年3月の日本での調査では認知率は50%以上。
みかか
NTT または電話代金の別称。
メシウマ
『他人の不幸でメシがウマい』を略したもの。
発祥は 2ch 野球板の『巨人が負けるとメシが美味い』スレッドだと言われている。
萌え
インターネットでは『情熱・感情が盛んに起こる』など,燃えるの意味で使われるらしい。
1980年ころに若者向けの雑誌に使われたのが始まりで,パソコン通信により広まったらしい。
カード捕獲少女が『ほえ』と言う時の感情と同様らしい。
ゆとり
ネット用語では『ゆとり教育世代』を蔑んで使われていることが多い(?)。
2005〜2006年ごろから単なる蔑称として使われ出した。
語源は,『ゆとり教育』で,これは『ゆとり教育』に対しては,学習内容の削減で学力低下を招いたとの批判も根強いこともあり,いわゆる『ゆとり教育世代』を蔑んで使われている。
『ゆとり世代』とは,2002年度以降に実施された『新学習指導要領』のもとで義務教育を受けた世代のこと。
『DQN』という比較的ストレートな言葉に比べて,一段階置かないと,意味が理解出来ない。
リア充
趣味・仕事・人間関係など,実生活が充実していること。
2009年3月の日本での調査では認知率は53.4%。
リニトカ
BASIC のコマンド『LIST』の隠語。
ロードランナー
その昔,BASIC が主流のころ,プログラムを LOAD し RUN させるだけのユーザーの呼び名。
大ヒットしたゲーム名にあやかった。
割れ厨
コピーソフトを非合法に配布・販売・所有する人々をさすネットスラング。
割れ厨
『違法コピーソフトを使う人』という意味。
もともと90年代から英語圏では違法コピーソフトのことを『Warez』と呼んでいた影響から,日本では『割れ物』などの隠語が一部のマニアの間で流行っていた。
その後,マジコンなどのグレーゾーンなツールの登場で,まったく知識のない者でも違法コピーソフトを入手できるようになったため,違法コピーが悪いことであるという認識のない者が,ブログや SNS などで堂々と自らの犯罪行為を告白してしまう事態が次々と発生。
そんな彼らを揶揄する言葉。
ワロス
2009年3月の日本での調査では認知率は50%以上。
ヲ
『オタク』から派生した語。
『ヲタク』の省略形。
一般的な『オタク』の意味もあるが,もう少し症状が軽く,ほかの人よりもある事に凝っているような人を指して使う場合が多い。
『ヲ』同士で相手は自分より『ヲ』だと思い込んでいるケースが多い。
geek(ギーク)
最先端のソフトウェアに精通し,その開発が人生の最優先事項として行動する人のこと。
必ずしも若者だけとは限らない。
日本語にすればマニアが近い。
nerd(ナード)
日本語のオタクのイメージにより近いもの。
侮蔑的意味合いが強い。
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