server サーバー

 直訳は『召し使い』。 転じてクライアントと呼ばれるコンピュータからの要求をテキパキこなすマシンのこと。 データーを記録するマシンと考える人もいるが,正確にはそれだけでなく,アプリケーションを動かしてさまざまな処理をするコンピューターを指す。 たとえばインターネットのホームページ情報を蓄えておくのは Web サーバー,電子メールの送受信管理をしているのがメールサーバー,各種アプリケーションを動かすのはアプリケーションサーバーと呼ばれる。 規模が小さけれ(負荷が少なければ)ば1台のコンピューターで,いろいろな機能をまかなえるが,規模が大きくなる(負荷が増えると)と複数のサーバーが必要となる。 大手コンピューター会社が供給しているが,独立したサーバーメーカーとしては,ファイバーサイクル(アメリカ),レベル・コム(カナダ)などがある。 またサーバーを中心に据えた LAN をクライアントサーバーシステムという。
 365日24時間,故障しないために高い信頼性が求められ, 必要に応じ柔軟にメモリー,HD の増設できることが望ましいと言われる。
サーバーチップ専用として設計されたものは,より複雑なアーキテクチャーに重点を置き,高速ではないが,各サイクルで,より多くのタスクを処理できる。
 2000年ころから,タワー型からラックマウント型へと大きく移行しつつあり, 2003年には逆転するとの意見もある。
 サーバー OS の変更は遅く,顧客が本格的に新しい OS に移行するのは通常,OS が数回のアップデートを経てバグが修正されてかららしい。
 2005年8月に Yankee Group が発表した調査結果によると,企業はサーバー本体のアップグレードをなるべく避けようとする傾向があるらしく,5社中3社が同じサーバーハードウェアを4〜6年間使い続けるという結果が出たらしい。 理由は,資金面の制約,サーバーソフトウェアの向上による長寿命化,アップグレード作業の煩雑さ,など。 アップグレードに踏み切る理由の85%はハードウェアの寿命による。

 IT の進行と共に,その社会のインフラと言っても良いくらいの存在になり, 低価格化・高性能化が新しい需要を生んでいる。 また UNIX サーバーの普及に伴い,汎用機はすたれつつある。 2001年では,高性能で価格が数百万〜数憶円の UNIX サーバーと Intel の CPU を使った数十〜数百万の PC サーバーに別れた。 そして,Linix,アパッチ,PHP,Postgre SQL の組み合わせで, インターネットサーバーまたはイントラネットサーバー,EC 用サーバーを構築するのが一般的である。


サーバーのパフォーマンス
 この尺度はスループットとレスポンスタイムである。 前者はサーバーが一定時間内に処理できる仕事の量で,後者はサーバーはあるリクエストを実行するのに必要な時間である。 スループットは,ある限界まではクライアント(端末)を追加することで増加する。 つまり。サーバーの限界までは,クライアントからのリクエストの増加でスループットも増加する。 限界をこえると増加しなくなり,それが最大スループットといわれる仕事量である。 多くのサーバーのベンチマーク製品はこれを数値化している。
レスポンスタイムは,サーバーがあるリクエストを実行するのに必要な時間で,ユーザーからはこちらが重要視される。 両者は関連し合っているように思われるが,そうでない事例もある。 たしかめる確実に方法は,サーバーへの負荷が軽い場合と,最大スループットの両方でレスポンスタイムを測定することと言われている。


サーバー市場
 この市場の顧客は購入前に数週間から数ヵ月間をかけてコンピューターをテストした後, 全く同じ構成のシステムを何ヵ月から数年間使うことを想定して購入すると言われる。 そのため,製品サイクルが比較的長く,それほど頻繁なアップグレードを必要としない。 1プロセッサーおよび2プロセッサー・サーバー用の新チップ発表サイクルは3〜6ヵ月,4プロセッサーおよびマルチプロセッサー用の新チップは,9〜12ヵ月ごととも言われる。
 2005年11月23日,IDC は2005年第3四半期の世界のサーバー出荷額は前年同期比8.1%増の124億9000万ドルで,Windows 搭載機が 49億ドルと UNIX 機(39億ドル)を抜いたと発表。
 サーバの設置台数が年々増加している中で,サーバの購入費用は2000年に入ってから減少,あるいは横ばい傾向が続いている。 マルチコアプロセッサーの普及で性能が向上した x86 サーバの利用効率を高め,設置台数の増加を抑えることで,コスト削減が目指されている。 ただし,サーバの数が増えた分だけ消費電力と冷却のための電力が増加し,ソフトウェアのライセンス数も増え,運用管理費用も増加し企業を圧迫している。


世界市場でのサーバーシェア
 2000年の出荷総額は600億ドルで,出荷台数は1位 コンパック 24.7%,2位 IBM 15.2%,3位 デル 13.1%,4位 HP 10.2%,5位 サン 6.7%。 IDC の調査によると,2002年代四半期のシェアは HP と IBM がともに27.8%を獲得した。
 2001年の出荷総額は19%減の498億ドル(サーバーシステムの市場規模としては470億ドル)。 シェアでは,1位 IBM 28%,2位コンパック 16%,3位 HP 14.4%,4位 サン 13.8%。
 2003年終わりごろから企業向けサーバーに対する需要が高まっている。 2004年の全世界のサーバー売上金額は530億ドル規模に,2008年は608億ドルに達すると予測されている。 Windows サーバーは,2008年にサーバー出荷数全体の60%,売上227億ドル (全体の37%) に達すると見られている。 Linux サーバーは,2008年までに出荷数でサーバー出荷総数29%,売上約97億ドル (全体の約16%) に達すると見られている。 また,ブレードサーバーは,2008年までにサーバー出荷数の29%,売上90億ドルに達する見込み。
 2004年5月28日の IDC の発表によると,2004年第1四半期の世界のサーバー出荷額は前年同期比7.3%増の115億ドル。 メーカー別では,1位 IBM(29.7%),2位 ヒューレット・パッカード(26.9%),3位 サン・マイクロシステムズ(10.2%),4位 デル(9.8%),5位 富士通・シーメンス(8%)。 機種別では,1位 UNIXサーバー 41億ドル,2位 ウィンドウズ・サーバーも16.4%増の38億ドル,3位 Linux サーバー9億ドル。
 2005年2月25日に IDC が発表した集計によると,2004年の世界のサーバー出荷額は490億ドル(前年比6.2%増)。 シェアは,1位 IBM 33.3%(前年は32.1%),2位 HP 26.6%(同27.1%),3位 サン・マイクロシステムズ 10.5%(同11.6%),4位 デル 9.5%(同9.0%),5位 富士通・シーメンス5.9%(同6.1%)。
 2005年5月,IDC の発表では,2005年第1四半期の世界のサーバー出荷額は約121億ドル(前年同期比5.3%増)で,Windows 搭載機の出荷額は42億ドルで,初めて Unix 機と並んだ。 ベンダー各社がエントリシステムやミッドレンジのシステムに投入した仮想化機能が,市場の成長に貢献したらしい。 シェアは,1位 IBM 28.3%,2位 HP 27.6%,3位 Dell 10.8%,4位 サン・マイクロシステムズ 9.9%,5位 富士通・シーメンス 8.1%。 2005年第2四半期のシェア争いでは,サン・マイクロシステムズ(11.3%)が,かろうじて米デル(10.5%)を上回り,4位から3位に復帰。 企業はサーバーの数が増え,管理が煩雑になってきたため,サーバー統合を活発化しており,その影響で高性能の高額機種の一部で需要が回復してきたためらしい。
 2006年2月22日,IDC は,2005年の世界のサーバー出荷額は前年比4.4%増の約513億ドルだったと発表。 うちウィンドウズ搭載機が177億ドルで,UNIX機(175億ドル)を上回った。 メーカー別では,1位 IBM 32.9%(前年 33.2%),2位 ヒューレット・パッカード 27.7%(同26.5%),3位 デル 10.3%(同9.4%),4位 サン・マイクロシステムズ 9.5%(前年は10.4%),5位 富士通・シーメンス 5.7%(同5.9%)。
 2007年2月22日に Gartner が発表した2006年の世界サーバー市場に関する調査結果では,RISC ベースのサーバーが出荷台数と売上規模ともに減少が続く一方,ブレードサーバーや x86 サーバーが堅調だった。 世界全体でのサーバー出荷台数は820万台(前年比8.9%増加),シェアは1位 HP 27.5%,2位 Dell 21.7%,3位 IBM 15.7%,4位 Sun Microsystems 4.5%。
 2007年は,前年から7.4%増加し,売上高の伸びは3.8%だったと Gartner は発表。 台数のベンダー別のシェアは,HP 29.8%,Dell 21.4%,IBM 14.5%,Sun 3.8%,富士通および Fujitsu Siemens 3.3%。 金額ベースでは,IBM 31.1%,HP 28.3%,Dell 11.4%,Sun Microsystems 10.8%,富士通および Fujitsu Siemens 4.5%。

日本市場でのサーバーの出荷台数 2000年
 1位 NEC 18.7%,2位 IBM 14.5%,3位 富士通 14.0%,4位 コンパック 10.9%,5位 HP 9.4%。
 2007年10月2日に IDC Japan は2006年の国内ユーザーのサーバ投資動向を発表。 産業分野では『一般サービス業』におけるサーバ投資が前年比で23.1%と最も成長。 企業規模別では従業員『100人未満』の『小企業』が前年比60.1%増とサーバ投資を大幅に伸ばした。 2006年は景気拡大の恩恵を受ける企業が大幅に増加したためと思われる。
 2007年11月29日,IDC Japan は,2006年にサーバー統合を目的に購入されたサーバーの出荷金額は,前年比14.7%増で国内サーバー市場の6.4%にあたる431億円に達したと発表。 統合の目的は,『運用/管理の効率化』や『サーバーリソースの有効活用』,『ハードウェアコストの削減』,『保守コストの削減』など。 統合先となるサーバーは『x86サーバー(43.2%)』が前年比16.8%増で最も高かった。 フォームファクター別でみると『ブレードサーバー』の成長率が前年比45.7%増で最も高い。
 2008年2月28日に IDC Japan が発表した調査結果では,2007年の国内サーバ市場規模は6364億円(前年比6.0%減)。 2007年通年の出荷台数は60万台(前年比2.9%減)。 ベンダー別では,1位 富士通,2位 日本IBM,3位 日本HP。

アジアにおける2001年第2四半期のサーバー販売台数はコンパックがトップで IBM が2位,HP が3位。
 2004年から下げ止まり傾向を示しているものの,2004年はマイナス1.7%,2005年はマイナス2.1%を下落傾向にある。

サーバー OS の出荷量
WindwosLinuxUNIXNetWare
1999年38%24%
2000年42%27%
2001年41%27%14%
2002年55.1%23.1%11%9.9%

 1990年代は,マイクロソフトとインテルの強い市場勢力を受けて,Windows サーバーが UNIX システムを一掃すると予測されていた。 しかし,セキュリティー問題と,ソフトウェアをマルチプロセッサー・システムに対応させる課題がネックになって,予測ははずれた。
 2002年は,Linux の人気上昇にもかかわらず,マイクロソフト社が UNIX などからシェアを奪って拡大。 1位 Windows 47%,2位 Linux 32% とされる。
 2006年6月6日,ヤンキーグループが行った安定性の比較調査によると,最も安定性が高いのは UNIX だが,Windows Server 2003 も安定性が向上してきている。 1年間,1台当たりの OS が原因となったサーバー停止時間は,ソラリス・AIX・HP UX はいずれも600分弱,Windows Server 2003 は800分弱(Windws 2000 Server から約20%の改善)。 カスタマイズ版『レッド・ハット・リナックス』と『ノベルSuSEリナックス』も800分弱,『レッド・ハット・エンタープライズ・リナックス』は約900分だった。


サーバの統合
 管理サーバ数を集約することで TCO 削減やサーバリソースの効率化というメリットが図れる。 サポートが終了した古い OS で動いているアプリケーションを最新のハードウェアで運用が可能になる,システムの延命という意味でも仮想化が利用できる。 仮想化技術を使うことで1台のサーバで複数の開発・テスト環境を用意できるので,別に専用のサーバを設ける必要がなく,実稼働しているサーバで開発・テストも可能になる。


ライブマイグレーション
 実行中の仮想マシンを別のホストに,ほぼ無停止で移動させる技術のこと。


  • Linux サーバー市場



    UNIX サーバーとその市場

     従来,かなり高額で,サンや HP のようなメーカーの独自チップを搭載するのが一般的だった。 しかし,インテル互換チップを搭載したサーバーの増加と,Linux の普及で,値段が下がっている。 IBM,サン,HP が大手3社で,コンパック,SGI も参入している。 RISC-UNIX サーバーの売上は,2002年 188億ドル,2003年 181億ドルの見込み。
     2001年のシェアは,1位サン 69億ドル 30%,2位 HP 56億ドル 25.3%,3位 IBM 50億ドル 22.5%。
     2002年第3四半期のシェアは,1位 HP 32.9%,2位 Sun 30.4%と入れ替わった。


    サブ1000ドル UNIX サーバー市場
     2001年 SUN が参入,HP は2002年3月に参入。


    マルチプロセッサーのサーバー
     1〜2プロセッサーのサーバーは一般に低価格で,ファイル保存など,より一般的な仕事に使われる。 4〜8プロセッサーのサーバーは電子メール,大容量のデータベース,電子商取引,在庫を追跡記録するサプライチェーン管理アプリケーションなどの幅広い用途に使われる。

     今後は,数台のサーバーに分散している業務を1,2台の4プロセッサー搭載サーバーに統合していくと考えている。 しかし,大半の企業は,パソコン用プロセッサーは最新のものを購入するが,サーバーに新技術を導入する際には保守的である。 サーバーは価格も高く,調達と保守にも労力を要するからだ。


    サーバーメーカー
     2002年に積極的な値下げを行ない,これ以上の大幅な値下げは不可能になっている。



  • サーバーの安定性,信頼性について
  • サーバーのトラブル
  • サーバーの資源の管理
  • NonStop サーバー

    サーバーにどのような処理をさせるかによって,さまざまな名前がある。 下記にその例を示すが(すべてではない),1台のマシンに複数の機能を持たせる場合もある。

  • proxy server
  • メールサーバー
  • DNS サーバー


    ファイルサーバー
     文字どおり,多数のファイルを管理するためだけのサーバー。 これを構成する一般的な操作は,まず,サーバーに管理者権限でログインする。 あるフォルダーを作り,名前は『共有〜』とか,『公開〜』とかわかりやすいものにする。 さらにその中に,利用する端末・部署・社員ごとのフォルダーをつくり,名前はそれを利用するものと同一にする。 そのフォルダーを所有者のみ読み書き可能にし,それ以外のユーザーは読み出しのみ可能にする。 これに使うマシンは,HD の定期的なバックアップ,ミラーリングが非常に望ましい。


    プリンターサーバー
     LAN でプリンターを共有する場合,プリンターが接続されるマシン。 このマシンが,クライアントからデーターを受け取り,プリンターへ渡す。 最近のネットワークプリンターの登場により,必要性は減少した。


    インターネットサーバー
     インターネットに組み込まれたサーバー(システム)のこと。 通常はメールサーバーDNS サーバー,ファイルサーバーの3台が一組になって構成される。 貧乏な場合は1台ですませる事もある。


    SQL サーバー
     サーバーにデーターベースエンジンを組み込んだもの。 クライアントからの問い合わせに対し,データーベースの結果を返す。


    LAMP
     OS に Linux,Web サーバに Apache,データベースに MySQL,スクリプト言語に PHP(Perl,Python)を組み合わせた環境のこと。 全てオープンソースで構成され,初期コストが安く抑えられることもあって Web アプリケーション環境としての地位を確立してきた。

    WIMP
     Windows Server,IIS,MySQL,PHP(Perl,Python)の構成による Web アプリケーション環境を指す用語。

    WIPP
     Windows Server,IIS,PostgerSQL,PHP(Perl,Python)の構成による Web アプリケーション環境を指す用語。

    WISP
     Windows Server,IIS,SQL Server,PHP(Perl,Python)の構成による Web アプリケーション環境を指す用語。



    thin server

     ネットワーク専用の安いサーバー。 SOHO などの小規模なサーバーをターゲットとしており,安価で,専門知識がなくても設定できる。



    薄型サーバー,1Uサーバー

     いわゆる
    1Uサーバー。 企業顧客や大規模なウェブサイト用に設計された製品で, コンピューターをラックに積み重ねて,可能な限りの処理能力を得たいという場合に向いている。 1つのラックに数多く積み重ねて使うことがあるため,過熱が問題となり設計は難しい。 1U のラックマウント式はウェブページのホスティングなど単純な処理に多くのローエンドサーバーを必要とする企業向けに,何十台も積み重ねて利用できるように設計されている。
     HP,IBM やコンパック,SUN などから発売され, 米ヤフーの日本法人では同モデルを何百台も導入している。
     ISP では,最初サーバー1台でスタートし,会員規模の拡大に応じて, 同じ型のサーバーを順次追加して処理能力を増大させることが多く。 このため設置面積当たりの処理能力や一台のラックに何台搭載できるか,消費電力の少なさが, ユーザーが機種を選択するさいの重要項目になる。


  • ブレード・サーバー
  • 仮想サーバー,サーバの仮想化



    PC サーバー,インテルサーバー

     Intel 社またはそれをベースにした CPU を搭載したサーバーの総称。 2001年頃までは,高価な Unix サーバーやメインフレームに比べて,ローエンドなタスクに使用されることが多かった。 インテルはおよそ2ヵ月ごとに新しいデスクトップ用チップを発表しているが,サーバーとワークステーション用チップの新製品発表の間隔は,これより長い傾向がある。 一般に,法人顧客はひんぱんにアップグレードが行われるのを好まない。 それは,導入前にテスト時間がかかり,テスト機材の購入といった出費が必要なためである。 製品の試験期間と,IT マネージャーが新技術を導入する時期は,6ヵ月ごとのサイクルになっていることが多い。 このため,新製品の発表に6ヵ月の間隔を空けているらしい。
     2002年1〜3月に販売された,台数はサーバーの88.4%に達するが,売上げでは40%を占めるに過ぎない。 インテルの1,2,4,8基のプロセッサーを搭載したシステムそれぞれに,異なるチップセットが必要になる。 だが,Athlon と Opteron を搭載したサーバーでは,プロセッサーの数にかかわらず,ほぼ同じチップセットが使えるため,開発費や設計費が大幅に軽減される。
     1プロセッサーおよび2プロセッサー・サーバー市場では約90%で,4プロセッサー・サーバー市場でもかなり高いシェアを確保している。 2002年第3四半期のシェアは,1位 HP 35%,2位 Dell 21.9%。  2003年度(2003年4月〜2004年3月)のPC(IA)サーバーの出荷台数36万8100台(前年比18.7%増)。 メーカー別では,1位 NEC (シェア台数 24.4%),2位 デル(18.8%),3位 富士通(同16.6%),4位 日本ヒューレット・パッカード(同15.8%),5位 日本IBM(同13.3%),6位 日立製作所(同6.4%)。
     2007年6月7日にノークリサーチが発表した2006年度 PC サーバ国内市場は,出荷台数は55万220台(対前年比5.8%増)。 シェアは,1位 NEC 28.1%,公共系で受注した大型案件が引っ張り,中堅中小企業市場でも手堅くシェアをまとめた。 2位 HP 21.4%,流通業での数千台規模の大型案件に加え,ラック販売でも業績を伸ばした。 デルは大型案件で後れを取り,得意の中小規模市場でも存在感を見せられなかった。


    国内 x86-64 サーバー市場
     2005年2月22日の IDC Japan の発表によると,x86アーキテクチャーを搭載した x86-64 サーバーの国内市場は,2008年には出荷額ベースで2369億5800万円規模に達する見込み。
     2008年6月13日,ノークリサーチは2007年度の国内PCサーバの出荷状況はほぼ横ばいだったと発表。 台数のシェアはNECがトップを維持したが,日本HPが積極的な販売活動で肉薄している。



    CheckServer
     サーバーに常駐し,CPU 使用率やネットワーク使用率の上昇,ディスクの空き容量不足,プロセスの無応答をメールで通知してくれるフリーソフト。 CPU,ネットワーク,ディスク,プロセスの監視は個別にON/OFFでき,複数の項目をまとめて監視することも可能。 2006年5月,v0.9.1 が公開,対応 OS は Windows 2000/XP/Server 2003。
    サイト:
    http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se398904.html



    3Leaf Systems
     アメリカのサーバー会社,カリフォルニア州 Santa Clara。
    サイト:
    http://www.3leafnetworks.com

     2007年4月,同社初の製品『V-8000 Virtual I/O Server』を発表。 高いパフォーマンスと低いコストを求める顧客向けの製品で,比較的安価な x86 搭載システムにメインフレーム並みの可用性と信頼性をもたらす。


    Mountain View Data
     2006年11月15日,Linux サーバ向けシステムバックアップソリューションで提携したと発表。 その後,PowerCockpit は 3Leaf Systems に買収されている。



    Server Fault
     サーバー管理に関する Q&A コミュニティ。 MySQL のインストールの仕方だとか,HTTP トラフィックの監視の仕方だとか,マニアックな Q&A が満載されている。
    サイト:http://serverfault.com



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