RedHat レッドハット
Linux の販売業者(ディストリビューション),Bob Young と Marc Ewing が設立。
本社はノースカロライナ州 Raleigh(ローリー)。
無償配布 OS である Linux の自社ブランド・バージョンを販売している。
日立やスウェーデンのエリクソン社や米モトローラ社などに,ハンドヘルド機器,携帯電話,
ポケベルなどでリナックスを使用するためのライセンス供与を行なっている。
2002年9月で従業員は約600人。
キオスク端末やセットトップボックスなどの非パソコン機器向けの Linux で組み込み市場を目指しているらしい。
サイト:http://www.redhat.com
2001年からエンタープライズ製品の開発に着手。
2002年で,Linux のシェアの約50%を占める。
2002年5月,ハイエンド向け Red Hat Enterprise Linux AS をリリース。
2002年8月13日,Hammer のネイティブ 64bit サポートを表明。
2002年12月3日,通信事業者レベルの機能を追加した Red Hat Linux Advanced Server と新しいワークステーションを発表。
2003年1月23日,Red Hat Network(ネットワーク管理型ソフトウェアサービス)用の,エンタープライズシステム管理モジュールを発表。
2003年3月,小中規模向け,ワークステーション向けをリリース。
2003年8月,オープンソースソフトウエアとオープンソースコミュニティの公正さを保護するために Open Source Now Fund を設立,基金として100万ドルを供出。
2003年11月,Fedora Project から Fedora Core 1 をリリース。
今後は小売店における一般ユーザー向けリナックスの販売を行なわないと発表。
今後は,大企業向けのサーバー・ビジネスに焦点り,開発リソースをエンタープライズ向けパッケージ Red Hat Enterprise Linux に集中し,Fedora Project のスポンサーとなってその活動を支援していく。
2003年12月3日,レッドハット・エンタープライズLinux WS を,学生や教育関係者には年25ドルの割引価格で,また,サーバー用の「レッドハット・エンタープライズLinux AS」を教育機関には年50ドルで販売すると発表,団体契約も可能。
ただし,アップデートは提供されるが,サポートサービスは受けられない。
2004年1月20日,顧客を訴訟リスクから保護する Open Source Assurance 制度を導入。
Red Hat Enterprise Linux を使用している顧客に対して,オープンソフト・ソリューションへの投資価値を保証するプログラム。
仮に第三者からの訴えでコードに著作権侵害が認められた場合,速やかに該当するコードを差し替えて,継続的に Red Hat Enterprise Linux を利用できるようユーザーを保護する。
2004年6月23日,Oracle とともに Linux 関連提携をアジアにも拡大し,約1300万ドルを投じてシンガポールに開発支援センター Linux Enterprise Applications Porting (LEAP) Center を開設したと発表。
2004年9月30日,AOL から Netscape の企業向けソリューションの一部を,買収すると発表。
買収対象は,ディレクトリサービス製品と認証製品で,LDAP サーバー製品 Netscape Directory Server と,ユーザー認証機能を提供し LDAP サーバーの運用を補強する Netscape Certificate Management System。
2005年1月,Netscape Directory Server をオープンソースコミュニティに公開する計画を発表。
2005年1月12日,PDF 閲覧ソフトや TIFF ライブラリなどの脆弱性を修正する,多数の修正パッチを公開。
TIFF フォーマットの画像を扱う libtiff パッケージの整数値オーバーフローに関する脆弱性や,lesstif に関する複数の脆弱性,PDF ファイルの閲覧ソフト Xpdf のバッファオーバーフローに関する脆弱性を修正する。
対象は,Red Hat Enterprise Linux version 3/2.1,Red Hat Linux Advanced Server 2.1 など。
2005年6月1日,オープンソースのディレクトリサーバ Red Hat Directory Server を発表。
2005年9月16日,IBM と提携して,Linux の開発と普及拡大を支援するグローバルな構想を開始したと発表。
2006年4月10日,Jboss 社を買収することで最終合意に達したと発表。
2007年1月31日,新パートナー プログラム『Certified Service Provider (CSP) Program』を北米で開始したと発表。
これは,オープンソースの専門性とリソースと共に,同社国際コンサルティング サービス『Red Hat Global Professional Services 』と,サービス主体のチャンネル パートナー各社とのコラボレーションを通じ,オープンソース サービス手法の拡大促進を目指したものらしい。
2007年2月7日,『Linux』『Mac』『Windows』のプラットフォーム上において,セキュリティ アーキテクチャの中核となる認証システムの配備,管理,統合を向上するセキュリティ フレームワーク,『Red Hat Certificate System 7.2』の提供を開始したと発表。
2007年2月26日,医療分野のサービスおよび IT ソリューション会社 McKesson(http://www.mckesson.com)と提携,医療機関向け新ソリューション『Red Hat Enterprise Healthcare Platform』を発表。
2007年4月24日,同社のオープンソース アプリケーション技術をより容易に入手して開発できるようにする狙いで,『JBoss Enterprise Middleware』製品に関して新たなミドルウェア戦略を発表。
また,データ管理および統合ソフトウェア ベンダーの MetaMatrix を買収すると発表。
2007年5月9日,2つの新戦略(デスクトップ事業の拡大,仮想アプライアンス OS の開発)とともに製品群を強化すると発表。
2008年3月13日,システムインテグレーションの Amentra の買収を発表。
Amentra は,SOA(サービス指向アーキテクチャ)や BPM(ビジネスプロセスマネジメント)などの分野でシステムインテグレーションサービスやコンサルティングサービスを提供。
JBoss ミドルウェアに強い専門知識や技術を持ち,顧客には Fortune 500企業が名を連ねる。
Red Hat は同社を活用して Red Hat の JBoss ミドルウェアをベースにしたサービス指向アーキテクチャ(SOA)の実装製品を推進するコンサルティング部門を設立する予定を発表。
2008年4月16日,一般ユーザー向けのデスクトップ Linux については,今後開発を行う計画がないと発表。
1社が市場を独占している現在のデスクトップ OS 市場では,サーバ市場に比べ競争が難しく,企業として利益を上げるのが困難と判断したため。
2008年6月11日,特許訴訟のうち,2件で和解が成立したと発表。
Firestar と DataTern は,米国特許6,101,502号を侵害したとして,2006年に Red Hat を提訴していた。
2008年8月22日,社内のコンピュータシステムに何者かが不正侵入したと発表。
コンピュータシステムへの不正侵入は前週に発覚。
少数の侵入者が『Red Hat Enterprise Linux 4』(i386とx86_64アーキテクチャ)および『Red Hat Enterprise Linux 5』(x86_64アーキテクチャ)に関連する OpenSSH パッケージに署名した可能性がある。
2008年9月4日,仮想化ベンダー Qumranet の買収を発表。
Qumranetは,KVM(カーネル仮想マシン)プラットフォームや仮想デスクトップインフラ(VDI)の Solid ICE などの仮想化製品を手掛けている。
2008年12月11日,Ajax アプリケーション開発ツール Google Web Toolkit で Google と提携したと発表。
2009年2月16日,Microsoft と仮想化環境における双方のサーバー OS 相互運用性向上について協力関係を結んだと発表。
Red Hat は『Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5』の仮想化環境において,『Microsoft Windows Server 2008』および『同 2003』といった Windows Server 製品のゲスト OS 運用をサポートし,一方 Microsoft は Windows Server 2008 など『Hyper-V』による仮想化環境で RHEL 製品をゲスト OS として運用することをサポートする。
2010年11月30日,クラウドツールを手がける Makara を買収したと発表。
2011年2月9日,富士通のパブリック型クラウドサービス『オンデマンド仮想システムサービス』で,ゲスト OS として『Red Hat Enterprise Linux』が稼働したと発表。
2011年4月14日,NTT コミュニケーションズ(NTT Com)とのクラウドでの協業を拡大したと発表。
2011年5月16日,SAP と『Red Hat Enterprise Linux』(RHEL) を導入している SAP 顧客向けの新しい統合サポートで提携すると発表。
新しいサポートシステムでは,トラブル発生時に両社で統合されたチケットシステムを用いることで,顧客への支援が円滑になる。
Red Hat Enterprise Linux
Linux Automation
Red Hat が2007年11月7日に発表した,Red Hat Enterprise Linux(RHEL)を企業向け市場に行き渡らせるための戦略。
この一環として,Amazon.com のユーティリティ コンピューティング サービス『Elastic Compute Cloud』 を通じ,RHEL がオンデマンド方式でも利用できるようになる。
レッドハット(日本法人)
2007年7月5日,『Red Hat Enterprise Linux』や『JBoss Enterprise Middleware』取り扱い SIer およびソフトウェア販売会社を対象とした新パートナープログラム『Red Hat Ready Business Partner』を開始。
Red Hat Ready Business Partner では,Red Hat 製品を販売していても,レッドハットと直接取引のなかった,特定分野ソリューションに特化した中小規模の SIer とソフトウェア販売会社に対し,営業支援,技術支援,教育支援の3つを柱に,新製品情報や技術情報,各種トレーニングの提供,具体的な提案活動のサポートなどを行う。
2009年7月15日,日本 IBM と『Solaris』ユーザーに向け『Red Hat Enterprise Linux』搭載 IBM サーバーへの移行を促すプログラム『Red Hat Advanced Migration Program powered by IBM』(RAMP-I)を開始。
2009年11月5日,日立製作所と基幹系 Linux システム向けのサポートサービス分野での提携を強化することで合意。
Linux 予防保守の負担を軽減し,サポート期間を延長する新サービスを両社が連携して商品化,日立から提供を開始する。
サイト:http://www.jp.redhat.com
セールスオペレーションセンター
レッドハットが2009年5月7日に開設した,同社の OSS 製品群に関する問い合わせ,およびサブスクリプション更新情報を案内するコールセンター。
従来の同社問い合わせ窓口と異なる点は,新製品情報提供と既存製品のサブスクリプション管理を組み合わせることで,サブスクリプションの失効を防ぎ,同時にユーザーの要望にあった情報を一元的に提供することにある。
JBoss Seam 2.0
レッドハットが2008年8月27日に発表,9月から発売したフレームワーク。
JBoss.org で公開されている同名のオープンソースプロダクトにサポートサービス等を付加するかたちで有償提供される。
ソフトウェアコンポーネントをシームレスに連携し,エンタープライズ向け Java EE アプリケーション開発の生産性を向上させる。
JBoss Seam 1.2 がサポートしていた J2EE/Java EE アプリケーションサーバー製品『JBoss Enterprise Application Platform』に加え,新たに SOA ベースシステム構築を実現するサービス統合基盤『JBoss Enterprise SOA Platform』に含まれる各種コンポーネント,『JBoss jBPM』『JBoss Rules』『Hibernate』との連携に対応した。
JBoss Premier Business Partner プログラム
レッドハットが2009年5月21日に発表した,『JBoss Enterprise Middleware』のパートナープログラムの最上位。
堅牢で安定したシステム稼働やミッションクリティカルなサポートに対する要求に応えられる高度な技術力を認定する。
Red Hat HPC Solution
2008年10月2日に提供を開始した,統合型の高性能コンピューティング (HPC) プラットフォーム。
Red Hat Network
製品版ユーザーが製品のアップデートの際に用いるシステム管理サービス。
サイト:http://rhn.redhat.com
Red Hat Network Satellite 5.3
2009年9月9日発売の企業向け Linux 管理ソリューション。
Red Hat Enterprise Linuxのソフトウェアのアップデート作業や構成管理,導入作業,監視などを効率化する。
Spacewalk
Red Hat が2008年6月19日に発表したオープンソース管理プロジェクト。
GPLv2 のもとで提供される。
SPICE (Simple Protocol for Independent Computing Environment)
Red Hat の仮想デスクトップ機構。
Red Hatのデスクトップ仮想化『Red Hat Enterprise Virtualization for Desktops』の3つの中核コンポーネントの1つ。
元は Qumranet が開発したバーチャル デスクトップ用プロトコル。
2008年,Qumranet は仮想化強化を目的に Red Hat に買収され,2009年12月 Red Hat はこれをオープンソース化した。
仮想環境向けに設計され,仮想マシンにインストールする仮想ディスプレイや仮想キーボード,仮想マウス,仮想サウンドデバイスといった仮想ドライバ(バックエンド)と,仮想マシンに接続して操作を行うフロントエンドから構成される。
バックエンドとフロントエンドとの通信は独自の『Virtual Device Interfaces』(VD-Interfaces,VDI)で行われ,サードパーティーが独自のコンポーネントを容易に作成できる。
2009年12月9日,オープンソースとして公開。
Red Hat Storage 2.0
2012年4月9日ベータ版を公開。
Teiid
Red Hat が2009年4月9日に立ち上げを発表した,オープンソースのデータ仮想化技術プロジェクト。
リレーショナル,XML 双方のデータを仮想化し,企業情報統合(EII)を提供することを目指す。
データ仮想化により,データの移動・複製なしにリアルタイムで異機種環境にあるデータにアクセスできる。
JDBC と Web Services インタフェースはカスタムアプリケーションとパッケージアプリケーションの両方と統合できるよう設計されている。
Telecommunications Partner Program
2006年7月に Red Hat が発表した,通信業界における Linux の普及促進を目指すプラグラム。
同社のソフトウェアを用いたキャリアグレードのソリューションおよびプラットフォームについて,通信業界での認知度向上と採用促進を目指す。
Red Hat Ready Business Partner
2007年7月5日に発表された,中小規模のシステムインテグレーター(SI)やソフトウェア販売会社を対象とした新しいパートナープログラム。
支援内容は『営業支援』『技術支援』『教育支援』。
Red Hat Developer Studio 1.0.0.beta2(JBoss)
2007年10月8日,LGPL で公開。
アトミック・ビジョン社
ウェブ開発会社,1999年7月レッドハットに吸収合併される。
Red Hat Linux
需要が少ないため商用バージョンでの Sparc のサポートはバージョン7から中止され,
x86 と,Alpha だけとなった。
ただし,別の CPU を搭載したいくつかの IBM 製サーバーに対してはサポートを継続する計画。
Red Hat Linux 7.2
2001年10月発表,カーネルは Ver.2.4.7 で,Ext3 ジャーナルファイルシステム,KDE と GNOME デスクトップ環境,StarOffice 5.2 のほかに,Nautilus ファイルマネジャー,Mozilla,Netscape ブラウザーのオープンソースバージョンなどを収録。
Red Hat 7.3
開発コード『Valhalla(バルハラ)』。
ワークステーション,サーバーの2種類がある。
Red Hat 8
開発コード『Psyche(サイキ)』,2002年9月25日リリース前にインターネット上に流出,同30日発表。。
パーソナル・デスクトップ,ワークステーション,サーバーの3種類があり,7.3 に比べ大幅に性能が向上した。
Mozilla,OpenOffice,Evolution が含まれ,Bluecurve という新ユーザーインターフェースを採用。
一方,特許の問題で MP3 プレイヤーは入っていない。
それに代えて Ogg Vorbis に切り換えるよう呼びかけている。
Red Hat Linux 9
2003年3月31日から Red Hat Network 加入者向けに提供開始され,4月7日からはパッケージ版も販売される。
カーネル 2.4.20,gcc 3.2.1,GNU libc 2.3 などを採用,Native Posix Thread Library(NPTL)という新しいスレッド技術を搭載。
OpenOffice.org や Mozilla,Ximian Evolution のメールクライアント・カレンダーなどが付属。
Red Hat Linux 9 日本語版
2003年4月18日発売。
Wnn7 Personal Version 1.02 や日本語フォントが付属,Canon BJ プリンタフィルタに対応した Red Hat Linux 9 と,DVD やマニュアルなどが付属し,より充実したサポートを備えた Red Hat Linux 9 Professional がある。
Red Hat Advanced Mission-Critical Program(AMC)
2008年から OEM パートナーを通じて RHEL 5 向けに提供している基幹系システム向けサポートプログラム。
ユーザーからのサポート問い合わせへに対する迅速な応答や,問題解決プロセスの提供,問題の根本原因の分析などを SLA(サービスレベル契約)として保証するというプログラム。
2012年現在,富士通,日立製作所,NEC が同プログラムを提供している。
2012年4月11日,RHEL 6 向けにも提供すると発表。
Bluecurve
KDE や Gnome をカスタマイズしたデスクトップ・インターフェース。
両者の外観を揃え,互換性があり,両者の違いを緩和する設計。
プログラマーが自由に変更できるオープンソース方式のソフトウェアだが,名称が商標として登録されているため,変更後のソフトウェアを Bluecurve と呼ぶことはできない。
Rawhide
Red Hat 社の Linux の開発者用バージョン,Sparc は引き続きサポートされている。
Embedded Linux Developer Suite
Red Hat Linux を共通基盤にして組み込みアプリケーションを作るためのパッケージ。
2001年10月に新バージョンを発表。
JON 2.0
Red Hat が2008年5月6日に公開したミドルウェア管理製品。
一貫性のあるアプリケーション配備を支援し,管理者は複数のサーバー上に,試験済みの認定アプリケーション スタックを遠隔的に配備することが可能。
Messaging Real-time Grid(MRG)
Red Hat の Linux OS に『リアルタイム』機能を追加するソフトウェア。
Advanced Message Queuing Protocol(AMQP)を初めて商用ソフトウェアとして実装した製品で,
メッセージキューイングミドルウェアが搭載され,これによってアプリケーションは互いに通信することが可能。
また,グリッド機能を搭載し,エンタープライズアプリケーションが Linux デスクトップの余ったプロセッササイクルを『スチール』することを可能にする。
2007年12月4日ベータ版を公開。
Red Hat CloudForms
2011年5月4日に発表された,IaaS の製品。
60件を超えるオープンソース プロジェクトの集合体を基盤に構築されている。
Red Hat Database
レッドハット・ソフトウェアが2001年6月25日にリリースした Linux 用のデーターベース。
データーベースソフトのオープンソースで一番有名な PostgreSQL 7.1 をベースに開発された。
小規模な企業や大手企業の部門など,比較的ローエンドの顧客層がターゲット。
入手方法は,『Red Hat Network』を通じて月額199ドルで購入するか,
マニュアルやインストールのサポート,Linux などが付属した2295ドルの製品を購入するかの2通りである。
営業時間内のテクニカルサポートから24時間体制の即時対応サポートまで計画されている。
Red Hat は,これまで PostgreSQL を未修正のオープンソースデータベースとして Linux に添付して出荷しており,テクニカルサポートを付加したテスト済みの互換パッケージとしては販売していなかった。
Red Hat Directory Server(RHDS)
2005年6月1日発表のオープンソースのディレクトリサーバ。
Netscape Directory Server のテクノロジをベースとし,Lightweight Directory Access Protocol を実装。
GPL ライセンスでソースコード・バイナリが提供される。
Red Hat Global File System(GFS)
Red Hat が2004年6月に提供を開始した,Linux ベースのストレージ・ファイルシステム(クラスタファイルシステム)。
ソースコードは GPL で公開。
クラスタ ファイルシステムとボリューム管理を組合せたもので,同社が2003年12月に Sistina Software を買収した際手に入れた製品と,本質的に同じ。
Red Hat Enterprise Linux サーバーから SAN 上の単一の共有ファイルシステムへ同時に読み書きできるため,冗長データ複製管理の複雑さとオーバーヘッドの軽減をもたらす。
これに関連する多数の発表を続けている。
Red Hat Linux Advanced Server
Red Hat が2002年3月26日に発表した,企業向け Linux OS 製品。
大企業を UNIX から Linux へ移行させる目的で開発されたらしい。
Red Hat Package Manager
ソフトウェアのインストールとアンインストールを容易にするレッドハットのツール。
Stronghold
Apache をベースにした Red Hat のウェブサーバー。
Red Hat Enterprise Applications
2003年4月7日に発表された企業向けアプリケーション製品ファミリ。
Red Hat Enterprise Content Management System(CMS)と Red Hat Enterprise Portal Server からなる。
いずれも同社の Web Application Framework を基盤に構築された,データベースを基盤にした Web アプリケーションを Java 言語で書くためのプラットフォーム。
アプリケーションに永続的で構造化されたデータを作成し,そのデータをコンテンツとして抽出・表示する機能を持たせることが可能にする。
Red Hat Enterprise MRG(Messaging,Realtime,Grid)
Red Hat が2008年6月に発表した次世代 IT インフラで,メッセージ(M),リアルタイム(R),グリッド(G)の3つを組み合わせ,Red Hat Enterprise Linux(RHEL)向けに最適化したもの。
性能,信頼性,相互運用性,速度が特徴。
高速/低レイテンシのオープンスタンダードアプリケーションメッセージング通信,低レイテンシのリアルタイムカーネル,およびクラウドコンピューティング用の高性能コンピューティンググリッドスケジューラにより構成される。
2011年9月29日,Red Hat Enterprise Linux とサードパーティ製 OS プラットフォーム向けに発売。
Red Hat Enterprise MRG 1.1
Red Hat が2009年2月4日に発表した,リアルタイム機能を統合した Linux ディストリビューション。
RedHat Enterprise MRG(Messaging,Realtime,Grid) 2.0
レッドハットが2011年9月29日に発売した,異種混在/分散環境向けのミドルウェア製品。
同社のRedHat Enterprise Linuxやその他のOSプラットフォームで動作する異種混在環境のシステム,分散コンピューティングシステム向け。
Red Hat Enterprise MRG Realtime
2009年2月18日に発売した Red Hat Enterprise Linux ベースのリアルタイム OS。
Messaging,Realtime,Grid の頭文字をとった MRG スイート製品群。
リアルタイム機能を拡張したカーネルとチューニングツールで構成される。
金融機関や通信業界向けに Red Hat Enterprise Linux のリアルタイム性能をチューニングしたもので,Linuxカーネル2.6.24.7をベースに優先度ハンドリングやスケジューラなどを拡張したリアルタイムカーネルのほか,リアルタイムチューニングのためのユーティリティ,チューニングのためのドキュメントが含まれる。
アプリケーションの互換性と長期的に標準化を維持しつつ,リアルタイム性の高いローレイテンシ(低遅延)の実行処理が可能となる。
Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV) for Servers
Red Hat が2009年11月3日に発表した仮想化管理ツール。
スタンドアロン型のハイパーバイザー『Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV) Hypervisor』と管理ツール『Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV) Manager for Servers』で構成されている。
仮想化機能の『Kernel-based Virtual Machine(KVM)』を採用することにより,効果的なゲスト OS の統合やライブマイグレーションが可能。
Red Hat Enterprise Virtualization (RHEV) 2.2
Red Hat が2010年3月29日に公開ベータテストを開始した,仮想化プラットフォーム。
『KVM』ベースのスタンドアロン型ハイパーバイザと,サーバー仮想化管理ツールを備えたスイート製品。
仮想マシンに対し最大 256GB のメモリ割り当てに対応。
さらに,管理機能を拡大してデスクトップ仮想化管理とサーバー仮想化管理の両方に対応している。
2010年7月28日にサブスクリプション販売を開始した,仮想化基盤ソフトウェア。
サーバー仮想化用『Red hat Enterprise Virtualization for Server』に,デスクトップ仮想化用『Red Hat Enterprise Virtualization for Desktops』が追加され,ひとつのプラットフォームで,サーバーからデスクトップまで仮想化できるようになった。
Red Hat Enterprise Virtualization 3.0
レッドハットの仮想化ソフト。
Red Hat Enterprise Linux 6.2(RHEL 6.2)をベースとした KVM ハイパーバイザーの採用によってパフォーマンスを強化したほか,管理ツールのオープンソース化によって多くの機能強化を実現した。
2011年11月,ベータカスタマやパートナーに提供してきたβ版を広く一般公開したと発表。
KVM および oVirt をベースとした仮想化プラットフォーム。ホストからゲストまで幅広くエンタープライズクラスの仮想化技術を提供する。
2012年1月25日,国内提供を開始。
Web Application Framework
基本オブジェクトに検索やバージョン管理,アクセス権といった機能を統合するもの。
Portal Server
情報の収集と伝達を行なうための,パーソナライズ可能でグループ指向の構成変更可能なフレームワーク。
ユーザーインターフェースで複数の言語をサポートし,レンダリングパイプラインで WAP,XHTML,VoiceXML をサポートしている。
Mugshot マグショット
レッドハットが2006年5月31日に開始したソーシャル・ネットワーキング風のサービス。
ミュージック・レーダー では iTunes などの登録曲のリストを仲間同士で公開しあえる。
Link Swarm(リンク・スウォーム)で,インスタント・メッセンジャーを活用して,お気に入りのサイトをコメント付きで仲間に紹介できる。
サイト:http://mugshot.org
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