Qualcomm 社
携帯電話を得意とするアメリカのベンチャー企業。
社員の約6割がエンジニア。
サイト:http://www.qualcomm.com/
2002年8月1日,Open Mobile Alliance への加盟を発表。
2003年2月25日,チャイナ・ユニコム社と,BREW サービスの開始に向けて合弁会社を設立したと発表。
2005年8月8日,航空機内の携帯電話解禁に向けて,クアルコム社と協同で通話実験を開始したと発表。
11月8日,ARM から ARM プロセッサのアーキテクチャライセンスを取得し,次世代携帯電話機用ベースバンドプロセッサを開発すると発表。
2006年12月3日,無線 LAN (WLAN) 技術会社 Airgo Networks および RF Micro Devices の『Bluetooth』資産の大半を買収すると発表。
Airgo の 802.11a/b/g および 802.11n 技術を自社製チップセット Mobile Station Modem およびモバイルブロードバンド接続用プラットフォーム Snapdragon に組み込む。
2007年3月26日,CDMA2000 1xEV-DO Revision B(Rev.B)対応の新製品『MSM7850』を投入すると発表。
また,CDMA2000 1xEV-DO Rev.A 対応のシングルチップ製品『QSC6085』ソリューションを発表。
これは,上り最大1.8 Mbps,下り最大3.1Mbps と,EV-DO Rel.0 の10倍の通信速度を実現する。
2007年3月27日,日本での MediaFLO サービス提供の可能性を探るために2005年12月にメディアフロージャパン企画株式会社を共同設立した KDDI とともに,モバイル TV の動向に関する大規模なコンシューマ調査で『好意的な結果を得られた』と発表。同日日,CDMA2000 1xEV-DO Rev.A 端末用の Mobile Station Modem(MSM)『MSM7525』チップセットを発表。
2007年4月30日,同社の WCDMA/TD-SCDMA モデムカードおよびルーターのライセンシーである 4G Systems と OFDM/OFDMA のライセンス契約を締結したと発表。
2007年6月20日,メディア,エンターテインメント,音楽,ゲームなどのブランド企業に自社コンテンツ配信の新しいチャネルを実現する BREW BrandXtend シグネチャーソリューションを発表。
2007年6月21日,ワイヤレス端末向けに新しい BREW Client アーキテクチャを提供する『BREW Client 4シリーズ』を発表。
2007年11月14日,モバイルバンキングの Firethorn を買収すると発表。
Firethorn は2001年設立,Wachovia や SunTrust Bank,BancorpSouth などの金融機関をパートナーとして,残高確認や請求書の支払い,資金移動といったモバイルバンキングサービスを提供。
AT&T が米国で展開中のモバイルバンキングサービスにも技術を提供している。
2009年1月20日,QUALCOMM が AMD のモバイル部門を6500万ドルで買収することで合意したと発表。
売却するのは,携帯端末向けのグラフィックス,マルチメディア技術,知的財産,従業員を含む部門全体。
2009年3月10日,韓国公正取引委員会(KFTC)が同社の事業慣行に独禁法違反の疑いがあるとする調査報告書を発行したと発表。
報告書は,QUALCOMMがチップセットにマルチメディアソリューションを統合していることや,同社チップセットを採用している顧客にリベートやディスカウントを提供していることの合法性に疑問を呈している。
2009年6月4日,Sun Microsystems と Java Platform Standard Edition 6(Java SE 6)を Qualcomm の携帯端末向けチップセット Snapdragon 向けに移植したと発表。
2009年9月30日,国内携帯電話端末メーカーに CDMA 技術のライセンスを供与する際,メーカーを不当に拘束する規定を含む形で契約を余儀なくさせているとして,公正取引委員会は独占禁止法違反(不公正取引)で Qualcomm に排除措置命令を出した。
Qualcomm は端末メーカーに対し,メーカーが持つ知的財産を Qualcomm に無償でクロスライセンスするよう求める規定や,Qualcomm とその顧客に対し,知的財産に基づく権利主張を行わないよう求める非係争条項(NAP)を含む形で CDMA 技術のライセンス契約を結ばせていることがあるという。
2010年7月7日,Far EasTone と台湾で MediaFLO を採用したモバイル機器向けマルチメディア放送事業を展開する可能性を探るべく,モバイルマルチメディア事業者の設立に向けた覚書(Non-Binding MOU)を締結したと発表。
2010年7月22日,Medical Platform Asia と 3G ワイヤレスモジュールを組み込んだ医療機器によるプロジェクトに関して正式な契約を締結したと発表。
2010年10月に Qualcomm が公開した,同社が推進する AR サービス『Vision based Augmented Reality』(以下,Vision Based AR)に対応する Android アプリを開発するための SDK。
2010年12月20日,AT&T が Qualcomm の所有する無線周波数帯のライセンスを,19億2500万ドルで取得することに合意に達したと発表。
対象となる周波数帯は,700MHz帯のDブロックとEブロックで,ニューヨークやボストン,フィラデルフィア,ロサンゼルス,サンフランシスコなど大都市を含め,米国内で約3億人をカバーできる。
2011年1月4日,Wi-Fi や Bluetooth 技術を手掛ける Atheros Communications を買収すると発表。
Atheros は1988年創業のカリフォルニア州サンノゼに拠点を置く公開企業。
携帯電話やタブレット向けの Wi-Fi,Bluetooth,GPS 技術を提供するほか,イーサネット,PLC(電力線通信)などの技術を手掛けている。
同社の製品は主要ネットワークベンダーのほか,ソニーや Apple などの製品にも採用されている。
2011年8月,子会社 Snaptracs によるコンシューマー向け製品として,ペットの首輪に取り付けるタイプの GPS 追跡システム『Tagg The Pet Tracker』(タグ・ザ・ペット・トラッカー)を発表。
ペットの首輪に取り付ける重さ32gの軽量小型デバイスとドッキングステーション。
Qualcomm による GPS とスマートフォン/携帯電話技術を応用しており,インターネット接続された PC/Mac/スマートフォンでペットの位置を確認することができる。
2011年9月7日,Integrated Device Technology の『Hollywood Quality Video』の開発設計チーム,フレーム レート コンバージョン(FRC),ビデオ処理製品群,およびこれらの特定関連資産の Qualcomm への移管で合意したと発表。
Broadcom と QUALCOMM との裁判
Nokia と QUALCOMM
FLO TV 社
Qualcomm Innovation Center
Qualcomm の子会社。
オープンソースソフトウェアのモバイル向けの最適化や,Qualcomm のチップセットを搭載したオープンソースプラットフォーム端末向けのソフトウェア開発などを手がけている。
2010年8月,プラチナメンバーとして The Linux Foundation に参画すると発表。
モバイル・ステーション・モデム
クアルコムの CDMA 端末向けチップセット。
2006年5月4日,マイクロソフトとクアルコムは,これに携帯電話用 OS『ウィンドウズ・モバイル』を移植すると発表。
クアルコム ジャパン
2007年8月1日,携帯電話向け放送規格『MediaFLO』の日本語版サイトをオープン。
MediaFLO に関する最新情報や海外動向,カンファレンス・展示会情報を提供する。
MediaFLO(メディアフロー)
QUALCOMM 社が推進する,大量のマルチメディアコンテンツを低コストで配信可能にするモバイル・ブロードキャスト・プラットフォームの国際標準。
MDM9000 シリーズ
QUALCOMM が2008年2月に発表した,LTE(Long Term Evolution:3GPPが推進する4G標準規格候補の次世代通信規格)をサポートする端末向けのチップセット。
『UMTS,HSPA+,LTE』,MDM9800は『EV-DO Rev. B,UMB,LTE』,MDM9600は『UMTS,HSPA+,EV-DO Rev B,UMB,LTE』をそれぞれサポートする。
Pocket Computing Device(PCD)
QUALCOMM の定義,4〜6インチのディスプレイを搭載した端末をさす。
インテルが提唱した『MID』に近い。
OS は Linux,Windows Mobile,Windows など。
Mobile Computing Device(MCD)
QUALCOMM の定義,7〜12インのディスプレイを搭載した端末をさす。
『Eee PC』や『HP 2133 Mini-Note PC』のようなミニノート PC に近い。
Mobile Station Modem MSM8260/MSM8660
2010年6月1日発表の Snapdragon プラットフォームの第三世代,高性能スマートフォンおよびタブレット PC 向けチップセット。
最大クロック 1.2GHz のプロセッサコア2基と 3D/2D アクセラレーション機能を持つ GPU を搭載。
MSM8260 は HSPA+ に,MSM8660 は HSPA+/CDMA2000 1xEV-DO Rev.B に対応。
グラフィックス API の OpenGLES 2.0 および OpenVG 1.1 をサポートし,高精細(1080p)動画のエンコード/デコードが可能。
cdmaOne
Qualcomm 社が開発した,CDMA 方式のデジタル電話の規格。
CDMA-1 とも呼ばれる。
MediaFLO
クアルコムが開発した,携帯電話における放送サービスをもっとも効率的に利用するための技術。
または,テレビ放送などを携帯電話に配信する技術。
FLO は Forward link only(下り線オンリー)のこと
携帯電話に搭載することを目的として開発されたため,その他のデジタル放送用の技術に比べて電力や連続視聴時間,チャンネル切り替え速度などにおいて優位性がある。
CDMA2000,WCDMA 双方に対応し,周波数利用効率が高いとされており,テレビ1チャンネル分の周波数帯域(6MHz)で約20チャンネルのリアルタイム放送が可能。
CDMA 2000 1X
第3世代携帯電話の方式の一つ。
クアルコム社が考案した GSM の設備が使える CDMA2000。
cdmaOne の技術を利用した仕様で,既存の CDMA のネットワークインフラをそのまま活用しながら,144kbps の高速データ通信が可能となる。
KDDI が2002年4月1日から全国の主要都市でサービスを開始した第3世代携帯電話。
スタート時は33都道府県,477市区町村と人口カバー率は54%で,2002年末には90%に達する予定。
アメリカをはじめとする各国で採用が増えており,2002年中に,世界で27の通信事業者がサービスを開始し,37事業者に達した。
とくに中南米で採用が活発で,2002年9月にはイスラエルで,12月にはロシア,オーストラリアでもサービスが始まった。
2002年は前年比31%という成長で,北米では5800万のユーザーを擁する。
2003年も22の事業者が追随する予定。
2003年2月18日,中国江蘇省蘇州市で試験サービスが実施されると発表。
全世界の利用者数は,2001年12月 約365万人,2002年12月 3000万人以上。
第2世代の CDMA ユーザーのうち,2割以上が 3G に移行し,2000年10月に世界に先駆けて CDMA2000 方式がスタートした韓国では,5割以上が乗り換え済み。
2002年4月18日,KDDI,JCB,トヨタファイナンス,三井住友カード,ユーシーカード社は CDMA2000 1x を利用したクレジット決済試験を秋をめどに実施することで合意したと発表。
各クレジットカード会社のクレジットアプリケーションを搭載した新開発の第3世代携帯向け多目的 IC カード「UIMカード」を採用する。
CDMA 2000 1X EV
1X の拡張バージョンで 2.4Mbps のサービスを提供する。
CDMA2000 1x EV-DO
データ通信に特化してネットワークを最適化した CDMA2000 ベースの技術。
ピーク速度と QoS が向上することが主な強化点。
音声通話では必要ないくつかの機能を省くことで,高速化・低コスト化を図っている。
最大の通信速度は下り 3.1Mbps,上り 1.8Mbps。
サービスの種類に応じたパケットの優先制御が可能。
海外では米国,韓国,ブラジルでサービスが開始され,KDDI と沖縄セルラーはキャリアとしては6番目。
CDMA2000 1X MSM
クアルコムの 3G 携帯電話用チップ。
High data rate(HDR)
Qualcomm 社が開発した,現行の携帯電話の40倍の速度でデーター(画像・音声)通信を可能とするシステム。
2000年,日立製作所がこれを応用した携帯電話システムを共同開発すると発表。
2001年までに実用化を目指している。
BREW
クアルコムが開発した,CDMA の OS・アプリケーションプラットフォーム。
i アプリのように,小さなサイズのプログラムを端末にダウンロードして利用する実行環境。
動作が速く,コンテンツの開発期間を短縮できるのが特徴で,Java に比べ高速・多機能。
アプリケーションはネイティブコードで記述する。
携帯電話用の電子書籍リーダーやストリーミング・ビデオ視聴ソフトウェアとして,
3D アニメーションや,ゲーム,ユーザーが自由に拡大,縮小できる地図などのソフトウェア・アプリケーションなどが開発されている。
ベライゾン・ワイヤレス社,KTF 社,KDDI などが採用している。
2007年4月11日,QUALCOMM は同社の BREW ソリューションを提供する KDDI の携帯ユーザーが,同年1月単月で700万件を超える BREW アプリケーションをダウンロードしたと発表。
2003年2月に BREW を導入して以来の累計ダウンロード数は1億6,000万件を突破したらしい。
BREW SKD 日本語版
クアルコムの携帯電話用アプリケーション開発ソフト。
CDMA 対応のワイヤレス通信機器向けのアプリケーション開発プラットホーム。
Mobile Display Digital Interface(MDDI)
QUALCOMM の策定する高速なシリアルインタフェースの規格。
LCD パネルやデジタルカメラモジュールを Mobile Station Modem(MSM)チップセットに直接接続することができ,QUALCOMM の提供する一部の CDMA2000/WCDMA ソリューションでサポートされる。
Snapdragon
QUALCOMM が2006年11月13日に発表した,新しいベースバンドチップセット。
将来のゲーム機器,ポータブルエンターテイメント機器,ポケットコンピュータなどのコンシューマエレクトロニクス機器への搭載に向けて設。
低消費電流,高パフォーマンスを追及した Scorpion 1GHz マイクロプロセッサを搭載。
128bit SIMD,QUALCOMM オリジナル次世代 600MHz DSP を統合することにより,マルチメディアアプリケーション処理を消費電流,高速化という点で最適化した。
2008年5月28日に公開した小型デバイス向けのシングルチッププラットフォーム。
QUALCOMM の非携帯電話向けプロセッサーの総称で,PCD や MCD 向けとして用意されるのは QSD シリーズと位置づけられている。
Snapdragon QSD8650A
Qualcomm が2009年6月1日に発表した,スマートフォンや“Smartbook”向けのチップセット。
45nm プロセスで製造され,クロック 1.3GHz。
従来の Snapdragon 製品より性能は30%向上し,消費電力は30%削減。
待機時の消費電力は10mW 以下。
UTMS と CDMA のデュアルモード対応で,2D グラフィックスアクセラレータと拡張 3D グラフィックスコア搭載。
Adobe Flash などのマルチメディアソフトの再生性能を強化し,GPS,Bluetooth 2.1,Wi-Fi,高精細(HD)ビデオの録画・再生をサポートする。
Snapdragon S1
Qualcomm のエントリースマートフォン向けのプロセッサー。
2011年11月16日,ラインナップ拡張を発表。
Snapdragon S4
Qualcomm のモバイルプロセッサー。
2011年11月16日,ラインナップ拡張を発表。
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