PC Card,PC Card Standard PC カード

 主にノート機などに使われるクレジットカード大の拡張カード,またはそのための標準規格。 国内では,1985年に JEIDA が規格化を開始。 その後米国でも,標準化団体の PCMCIA が発足し, 形状や電気的な特性,ハードウェアやソフトウェアのインターフェース規格などの整合性をとりつつ現在に至っている。 当初はメモリカード(Ver.1)としてスタートしたが,その後 I/0 機能を追加(Ver.2),ドライブカードやモデムカード,各種インターフェースカード(モデム,LAN,SCSI,メモリ,サウンド)なども登場。 その後,PCMCIA 規格に準拠して PC Card Standard が誕生,PC カードの PCI バスともいえる,32 bit の Card Bus が発表された。 カードのサイズは,薄いものから順に Type-I,II,III,IV と呼ばれている。 なお、JEIDA 4.1 が PCMCIA 2.0 に、4.2 が 2.1 に相当する。

カードのサイズ
type II 85.6×54× 5 mm
type III 85.6×54×10.5 mm

 現在のカードは世界的な統一規格に基づいているため,パソコン本体とカードメーカーが異なっても問題ない。 場合によっては,同じカードを AT 互換機と Macintosh の間で兼用も可能である。 またデスクトップで使用するためのアダプターも発売されている。
 MS-DOS で利用する際は,ソケットの制御を行なうソケットサービスと, カード用のリソース管理を行なうカードサービスをベースに,その上に各カードのドライバを乗せるスタイルで利用されるのが一般的。 Windows 95 の場合には,ソケットサービスとカードサービスに相当するドライバはシステムに含まれている。



Personal Computer Memory Card International Association(PCMCIA) パーソナルコンピュータメモリカード国際協会

 ポータブル PC 用のカード型メモリーの標準化を行うために結成されたアメリカの非営利の標準化団体。 JEIDA と共同で,PC カードの規格管理を行なっている。 2003年2月19日,PC カードの新規格(
NEWCARD)の開発を開始したと発表。 2004年3月19日,ExpressCard(NEWCARD)の試作品を発表。



CardBus

 1995年4月に提唱された PC カードの PCI とも言える PC カードスロットの規格,転送速度を従来より速くした。 従来の PC カードは 16 bit 幅のインターフェイスを持つが,これではデータ転送速度に限界があるため, より高速なデータ転送が可能なように考えられた。 32 bit 幅のインターフェースを規定し,5 V/ 3.3 V の仕様を規定した ZV port の規格も取り込んでいる。



CardBay

 2001年3月22日に PCMCIA が発表した,PC カードスロットを USB 対応とするバス規格。 Card Bus をベースに拡張を施し,USB 2.0 をサポートする PC カードの拡張規格。 Card Bus と同じコネクタが利用でき,既存の PC カードとの互換性も保たれる。 「PC Card Standard Release 8.0」で規定され,Microsoft や Intel,Compaq Computer,3Com,Xircom などのメーカーがサポートを表明。



PC カードイネーブラ

 カードスロットに差した PC カードのリソースを設定し,有効にするためのデバイスドライバーの名称。



Zoomed Video Port(ZV Port)

 ISA や PCI などのシステムバスを経由せずに, PC カードとグラフィックスデバイスまたはサウンドデバイス間で直接データ転送を行えるようにする仕組み。 システムバスや CPU に負荷をかけずに,ビデオデータやオーディオデータの高速な転送を行なう。 ZV ポート対応システムでは,PC カードスロットに ZV ポート対応の PC カードが挿入されると, これを認識し,ZV ポートを使用できるモードに切り替えるようになっている。
 CardBus と共存でき,CardBus に押された。



  • ExpressCard エクスプレスカード

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