Personal Computer(PC) パーソナルコンピューター(パソコン,パーコン)
マイクロコンピューターを応用した,家庭用の小型コンピューター・システム。
各社から PC を冠したパソコンが発売されている。
インターネット端末,ワープロ,簡易言語による事務処理,パソコン用プログラミング言語を用いた計算処理,
ゲーム・ソフトの利用などの分野で,個人用コンピューターとして普及している。
広い意味では、パーソナルコンピュータ全てだが,一般に(海外,特にアメリカで)PC というと,IBM PC や PC/AT,PS/2 とそれらの互換機をさす。
日本では NEC の PC9801シリーズ 及び EPSON 機ことを指すことが多かった(過去形)。
Windows の流行と共に日本でも IBM PC/AT 互換機が普及し出した影響で,
日本では IBM や NEC を問わず,パソコンそのものを PC と呼ぶようになった。
パソコンの使い勝手は,日本語 FEP やブラウザー,メールソフト,ファイル検索などのソフトを OS の付属のものから,別のものに置きかえると使い勝手が向上する場合もある。
それらのソフトは数千円の場合が多い。
手入れ,メンテナンスは半年毎くらいに,キーボードやマウス,ディスプレイ,ファン周りなどの掃除を行う。
IBM PC が登場した当時のパソコンは,6502 を搭載した Apple II か Z80 ベースが主流だったが,
80286 を搭載した PC/AT が登場するころには,アメリカでは IBM-PC とそのコンパチブルの製品へと流れが変わっていった。
ブラウン管(CRT)表示装置の代わりに液晶表示装置などを用いて軽量化したラップトップ機や,
その延長として A4 判ファイル大,もしくは A4 判そのもののブック型(ノート型)パソコンも普及している。
後者はアラン・ケイが提唱したダイナ・ブックの概念を現実に近づけた小型軽量パソコンとして人気を呼び,
東芝が Dynabook を発売したのを皮切りに,日本電気など数社がシェア争いを展開。
パソコン小型化の極として,オフィスのパソコンのデータを移し替え,出先で使用できるバームトップ(てのひら)型パソコンや,
さらにそれに RISC を塔載して高性能化を図ったものも登場している。
本来のデスクトップ機も,演算速度の向上と,メモリーの増大が進み,ワークステーション並みの機能に近いている。
2001年の時点では,購入当たってチェックすべきポイントは,消費電力,リサイクル素材の利用度・またはそのための設計の有無。
また,買い替え期間を延ばすために,技術の進歩に伴う性能向上や機能拡張への対応なが上げられている。
2002年の市場調査では,消費者は,高速でファッショナブルなパソコンを求めているが,こうした機能に高い金を払おうとしないという結果だった。
2004年までに 3GIO が PCI と AGP に取って代わると見られている。
企業において,省スペースで片づけやすいノートパソコンが人気を博し,家庭でも大画面化によって需要が拡大し,出荷比率が高まっている。
2004年になり,ユーザーは新製品に魅力を感じないから,中古品でまかなっているとも言われる。
あまりにもコモディティ化が進み,価格競争以外に差別化がされえないとも言われる。
2009年3月12日にセプテーニが発表した『テレビやパソコンの習慣に関する調査』の結果では,『家に着いてまず初めにすること』は,『パソコンを立ち上げる』45.0%,『テレビをつける』29.1%,『家事』12.8%。
『パソコンを立ち上げて最初にすること』は,『メールの確認』83.3%,『サイト閲覧(ブックマークから)』11.0%,『検索』1.3%。
調査は2009年3月2日〜3日,インターネット上で行われた。
対象は15歳〜59歳の男女602人。
2009年11月に,インターネットコムと株式会社メディアインタラクティブ(アイリサーチ)が発表した調査結果『自宅 PC のスペックに関する調査』では,自宅での PC 所有台数(ノート含む)は,『1台』36.7%,『2台』36.0%,『3台』13.3%,『4台』7.3%,『5台』3.7%,『それ以上』3.0%。。
インストールされている OS(Windows 限定)は,『Windows XP』70.0%,『Windows Vista』20.3%,『Windows 7』2.3%。
最も利用しているデスクトップ PC の HDD 容量は,『わからない』24.0%,『100GB〜250GB』16.0%,『250GB〜320GB』15.7%,『320GB〜500GB』12.0%,『500GB〜1TB』11.0%,『50GB〜100GB』10.7%。
メモリの容量,『わからない』26.3%,『1GB〜2GB』19.7%,『512MB〜1GB』16.0%,『2GB〜4GB』15.7%,『256MB〜512MB』11.3%。
CPU の種類は,『わからない』35.7%,『Pentium』20.3%,『Core 2 Duo』18.0%,『Celeron』11.7%。
最も利用しているデスクトップ PC の満足度は,『とても満足している』9.0%,『満足している』47.7%。
今年か来年中に PC を買い換えたいと回答した93人(全体の31%)に対する,PC 選びの際に重視するものは,『スペック』54.8%,『価格』23.7%,『機能』16.1%。
調査対象は,全国10代〜60代以上の,自宅にデスクトップ PC があると回答した300人。
男女比は男性59.0%,女性41.0%。
年齢別では10代(18〜19歳)0.3%,20代13.0%,30代28.7%,40代30.7%,50代17.7%,60代9.7%。
2011年8月3日に IDC Japan が発表した,国内ビジネス PC に関するユーザー調査の分析結果では,『平均利用年数』は,デスクトップで4.6年,ポータブルPCで4.1年。
『Windows 7導入済み』企業の割合は23.2%。
『ユーザー企業の PC 製品に対する評価』は,『満足』86.0%。
調査は2011年4月に実施した。
事業としてのパソコンは,過当競争による供給過剰と中国メーカーの世界進出で価格は下落し,もうからない事業となっている。
今後,新生 HP と DELL の間で猛烈な値下げ競争が起こり,
日本市場もそれに巻き込まれるだろう。
日本におけるパソコン保有率は,1995年から1999年までのあいだに,16.3%から37.7%へ上昇している。
パソコンの買い替え
進化が激しい,数年おきに買い換えるのが現実的。
1998年以前に購入したものは2002年に買い換え時期を迎えた。
その場合,今使っているソフトと周辺機器の動作の確認とデーターのバックアップが重要。
前者はそれらのメーカーのサイトで確認できる。
Windws XP では OS 付属の『ファイルと設定の転送ウィザード』を使えば簡単に移行できる。
やる気があれば,古いマシンの HDD を取り外し,新しいマシンに付けてもよい。
PC の保有年数
事業系 PC では,リースの契約年数が5〜6年に集中することから,保有期間は平均5.8年。
家庭向け PC は,使用済みになっても知人に譲渡することも多く,事業系 PC に比べて廃棄までの年数が延命化する傾向で,平均13.8年だったが,15年を越えたところで経年残存率が3割強の割合で維持され,減少しない。
この退蔵分を差し引くと,平均保有年数は8.9年。
2009年2月にアイシェアが発表した調査結果では,自宅に普段使っていない PC は,1台34.9%,2台17.0%,3台4.6%,4台2.6%,5台以上4.6%。
年代別では,20代57.4%,30代61.2%,40代70.1%。
使っていない理由は『他のPCを使っているから』87.7%,『携帯電話で用が済む』『古すぎて使えない』『故障して直していない』もある。
調査対象は,無料メール転送サービス『CLUB BBQ』会員458人。
男性53.3%,女性46.7%,20代13.3%,30代45.6%,40代31.4%,その他9.6%。
調査期間は2009年1月29日〜2月3日。
・パソコンの筐体
・パソコンの故障・トラブル
・パソコン用 OS
パソコンの CPU
インテル社が開発した x86 アーキテクチャーの支配を切り崩そうと,多くのチップが挑んできたが成功したものは1つもない。
1990年代,IBM,モトローラ社,アップルコンピュータ社は,PowerPC プロセッサーのアーキテクチャーを推進。
これは,アップル社のマッキントッシュ,IBM 社のワークステーションやサーバーで使用されているが,インテル社をトップの座から引きずり下ろすことはできなかった。
その後,トランスメタ社が『クルーソー』チップで,ノートパソコンにおけるインテル社の独占状態に戦いを挑んだ。
2000年に発表され,わずかに受け入れられがそこまでで,インテル社はトランスメタ社に対抗して『セントリーノ』を開発した。
2005現在,トランスメタ社はクルーソーの特許のライセンス供与に重点を置くことを検討している。
パソコンの出荷台数
アジアにおける2001年第2四半期のパソコン販売台数は,コンパックが3位につけ,HP は6位。
全世界でのパソコンシェア
1990年代前半のトップは IBM で,1994年に Compaq が取って代わり7年間首位の座を守ってきた。
Dell は製品の値下げ攻勢で世界最大のパソコンメーカーの座を獲得した。
2000年のパソコンの出荷台数は
1位 コンパック 12.4%,2位 デル 10.6%,3位 HP 7.6%,4位 IBM 6.6%,5位 NEC 4.4%。
PC 販売シェアは1位は Dell 12.8%,2位Compaq 12.1%,3位 HP,4位 IBM 6.2%と発表されている。
2001年の出荷台数は前年比4.6%減の1億2806万台。
今まで,1985年に一度前年比割れをきた以降,増え続けていた。
1位は Dell 1696万台,2位コンパック 1425万台であった。
2001年7〜9月は,HP(16.9%),DELL(13.5%),IBM(6.0%),富士通シーメンス(4.3%), NEC(3.3%)。
2002年,HP は合併前に落とした出荷台数の一部を回復させるとともに海外市場で好調だったため,Dell を上回り首位に立った。
2004年12月8日に IDC が発表した推計によると,2004年の世界出荷台数は1億7720万台(前年比14.5%増)。
2005年5月26日,ガートナーは2005年の世界のパソコン出荷台数は前年比10.2%増の2億210万台に達するとの予測を発表。
・日本のパソコンの出荷台数
・アメリカのパソコンシェア
出現当初は MITS に,ゼニス,アップルコンピュータ,ノースゲート,ゼオス,コモドールといった企業が追随。
消費者に販売されていたが,1981年 IBM が初の企業向けパソコン IBM PC を発表。
出荷台数は60万9000台から160万台に急増し,その後の20年間右肩上がりが続いた。
減少したのは 1985年と 2001年のみ。
世界の総出荷台数は,2002年4月ころに10億台を超えたらしい。
今までの出荷の75%が業務用,25%が家庭向け。
地域別では,アメリカ 38.8%,ヨーロッパ 約25%,アジア太平洋地域 11.7%。
機種別では,デスクトップ機 約81.5%,ノートパソコン 16.4%,PC サーバー 2.1%。
以前に比べると,パソコンの利用が増えた結果,買い換えサイクルが速くなり,1人当たりの所有台数が増えている。
世界パソコン出荷台数は,2000年 1億3990万台,2001年 1億3410万台,2002年 1億3,620万台。
2002年の全世界パソコン出荷は1億3,620万台(対前年比1.4%増),金額では9.8%減(IDC による)。
大企業向けの販売が思わしくなく,家庭市場は年明けは堅調だったもののすぐにその勢いは衰え,
政府機関と教育機関向けの販売が市場を支えた。
2003年は約1億6,885万台(対前年比10.9%増)。
シェアは,1位 Dell 15.0%。2位 HP 14.3%,3位 IBM 5.1%,4位 富士通 3.8%,5位 東芝 2.9%。
IDC によると出荷台数は1億5450万台(前年比11.7%増),出荷額は1780億ドル(同1.2%増)。
2004年の世界のパソコン出荷台数は前年比11.4%増の1億7210万台に達する見通し。
欧米でのノート型人気で二ケタ増が続き,最大市場の米国は同10.7%増の見込み。
2004年5月,Gartner は買い換えの増加が追い風となって,2004年の世界での出荷台数は前年比13.6%増の1億8,640万台になると予想。
2000年問題をきっかけに購入された PC の買い換え時期到来が来ているらしい。
2004年11月29日,ガートナーは2005年まで更新需要が続き,好調が維持されるが,2006年以降はパソコン市場が低成長期に入り,世界大手10社のうち3社が2007年までに世界市場から撤退を強いられるとの予測を発表。
2004年は,IDC の発表(2005年1月18日の)によると,1位 デル 17.9%(前年 16.7%),2位 HP 15.8%(同16.2%),3位 IBM 5.9%(同5.8%),4位 富士通・シーメンス 4%(同4.1%),5位 台湾エイサー 3.6%(同3.1%)。
2006年1月18日,IDC は2005年の世界のパソコン出荷台数は2億858万6000台(前年比16.4%増)と発表。
メーカー別のシェアは,1位 デル 18.1%(前年 17.7%),2位 ヒューレット・パッカード 15.6%(同15.7%),3位 レノボ 6.2%(前年は両社の合計で7.6%),4位 エイサー 4.7%(前年 3.6%),5位 富士通・シーメンス 4.1%(同4%)。
Gartner はヨーロッパ/中東/アフリカ (EMEA) 地域向けが7260万台となり,米国向けの6720万台を上回ったと発表。
2007年1月17日,Gartner は2006年の Intel または AMD 製プロセッサ搭載のコンピューターの全世界の出荷台数は2億3940万台だったと発表。
パソコンの顧客満足度
PC ワールド誌が2003年11月18日に発表した12月号に掲載した,2003年のパソコンメーカー顧客満足度調査結果では,デスクトップ機は,IBM・デル・ソニーが満足,HP は普通。
ノートでは,IBM・デル・東芝が満足,HP,ソニーは普通だった。
プリンターは,HP・キヤノン・エプソン・ブラザーが満足,デル・ミノルタが普通。
デジタルカメラは,ソニーが非常に満足,カシオ・松下電器産業・東芝は普通。
PDA は,ソニー・パームが満足,東芝・カシオは普通だった。
対象は読者約32,000人。
パソコンのスピードアップ
手っ取り早く確実なのは本体の買い替え。
欠点は高い買い物になること,またソフトウェア,データー,環境などの移し替えが必要となる。
CPU の交換は,可能なら上記ほど高くはないが,確実に早くなる。
パーツを取り扱っているショップで相談してみるとよい。
メモリーの増設は,数千円ででき,大きな・多くのソフトを動かすほど有効。
増設するメモリーの種類はメーカーのサイトで確認できることが多い。
また,OS,ドライバーなどを最新のものにすることで早くなることもある(逆に遅くなることもある)。
起動時に組み込まれるソフトのうち不要な物を削除することも同様。
危険だが BIOS の設定を変えることでも可能。
本体
ディスプレイやキーボードを含んだシステムを PC セットと言うとすると。
マザーボードが収まった筐体とその中身を指す。
つまり,ディスプレイやキーボードなどは含まない。
英語での表現は不明(ご存じの方は教えて下さい)。
Lowcost PC(LC)
おおむね 1,000 ドル以下の低価格 PC のこと。
オールインワン
一般的には必要なデバイス,周辺機器,ソフトウェアを同時に搭載したパソコンの呼び名。
オールインワンパソコン,オールインワン型パソコン all in one personalcomputer
1)運用に必要な入出力装置をいちいちケーブルで接続しなくてもすむように,あらかじめ一つの筐体に組み込んだパソコン。
ユーザーが単品の周辺機器をインターフェースボードやケーブルで接続するコンポーネント型パソコンに対比する語。
デザイン面に配慮しているため,一般的に製造コストが高くつく。
パソコンを別のモニターと接続できず,互換性もないため,柔軟性が低い。
企業では,モニターは7年以上使い,パソコンは3〜4年ごとに取り替えるというケースが多いが,
オールインワン型だとディスプレーの取り替え時期が早まり,その分コストが増加する。
なお,当ページでは,この英訳は main unit ではないと判断したが,詳しい方はメール下さい。
2)パソコン本体,ディスプレイ,キーボード,マウス,基本ソフト,主要なアプリケーション・ソフトをセットにして売っているパソコン。
はじめての人でも迷わずにパソコンを使いはじめることができるようにと広まった。
ついているディスプレイやキーボード類は,質が良いとはいえないモノもある。
Net PC,ネット PC
SUN の NC に対向して,Microsoft が提唱した規格。
IBM が販売していた企業向けの低価格 PC。
新しい低価格パソコンより,通信管理機能が組み込まれた PC のほうが良い,
との指摘で発売が中止された。
IMSAI 8080
IMS Association が1975年,世界最初に発表・販売(?)したパソコン。
CPU は 8080,4Kbytes のメモリを実装していた。
Altair8800 と並ぶ,当時のヒットパソコンの1つ(というか,これらしかなかった)。
映画『War Game』に登場した。
Glary Utilities
さまざまな PC のメンテナンス作業を一括で行えるフリーの統合メンテナンスソフト。
不要なレジストリ項目・一時ファイル・クッキーなどの検索・削除や,スパイウェア・アドウェアの駆除といったPCメンテナンス作業を一括で行える“1クリックメンテナンス”機能を備える。
2007年12月31日 v2.4 が公開,対応 OS は Windows 98/Me/NT/2000/XP/Server 2003/Vista。
サイト:http://www.glarysoft.com
PC Wizard 2007
パソコンのハードウェア構成や Windows のシステム情報を表示できるフリーソフト。
マザーボードの型番やチップセット,CPU のクロック数や1次キャッシュ,2次キャッシュといった各種ハードウェアのスペック内容,OS 名やそのバージョン,インストールされているソフトの一覧,システムイベント,デバイス,ネットワークなどを確認。
CPU,メモリ,HDD,グラフィックのパフォーマンスをそれぞれ個別に計測できるベンチマーク機能や,これらのハードウェアをもとにしたパソコンの総合パフォーマンスを計測できるベンチマーク機能も備えている。
2007年1月22日,v1.72 が公開。
対応 OS は Windows 95/98/Me/NT 4.02000/XP/Vista/XP x64/Server 2003 x64。
サイト:http://www.cpuid.com
Perfgraph
CPU 使用率などをタスクバー上にグラフ表示できるシステムモニター。
2008年2月25日 v2.0 が公開。
従来のシステム情報に加えて,ネットワーク関連の情報もグラフで表示可能になったほか,タスクバーに表示するグラフの種類を任意に選択できるようになった。
対応 OS は Windows XP/Vista/XP x64/Vista x64。
サイト:http://codefromthe70s.org
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