open GL
SGI が開発した GL を元にして,
同社が中心となって開発,1992年に発表された3次元グラフィックスのためのプログラムインターフェイス。
または,グラフィックス・ライブラリー。
SGI やマイクロソフトなど複数のメーカーで構成された業界団体により規格が策定されている。
ハードウェアや OS に依存しないプログラミングインターフェイスで,
Silicon Graphics 社,DEC,IBM などの大手システムベンダがこれをサポートしている。
その当時は画期的で,ILM 社は SGI 社の高性能ワークステーションをジュラシック・パークなどの映画に使用した。
OpenGL 2.0
2004年8月に SGI と OpenGL Architecture Review Board が公開したグラフィックス API 仕様。
OpenGL Shading Language とその API が基盤となっている。
ソフトウエア開発者は,シェーダーの生成やオブジェクトのプログラムなどにおいて,最新のグラフィックスプロセッサのプログラム機能に高いレベルでアクセスできるようになる。
ほか,Multiple Render Target,両面ステンシル,ポイントスプライトなどの機能を搭載。
OpenGL 3.2
2D/3DグラフィックスAPI。
バーテックスアレイやフェンス同期オブジェクトのパフォーマンス強化によって,CPU または複数の CPU スレッド,GPU の間でリソースを共有する際のアイドリング時間を短縮した。
またシェーダーがテクスチャ・サンプルを直接的に処理できるようになり,キューブマップの品質やマルチサンプリングのレンダリングの柔軟性が向上。
Multiple Render Target(MRT)
プログラマブル・シェーダーは,シングルパにおける複数の出力バッファに異なった値の書き込みが可能になる。
両面ステンシル
ステンシル機能に表面用/裏面用のステートを指定し,シャドウボリュームの性能を向上させる。
ポイントスプライト
カスタマイズしたテクスチャのような描画を可能にし,全てのテクスチャターゲットが非2乗テクスチャの対象となり,矩形テクスチャがサポートされ,メモリ利用効率が向上する。
OpenGL Shading Language
2003年6月に OpenGL ARB で承認され,OpenGL 1.5 に拡張仕様として盛り込まれた。
X over OpenGL(XGL)
Open GL の技術を X Window System で利用するためのグラフィックサブシステム。
OpenGL の描画機構を利用した X サーバアーキテクチャとして,3D 描画を高速化する。
2006年2月7日,Novell は 新版をリリース。
3D 描画や透過表示などの視覚効果に関連する機能が強化され,ハードウェアレベルの 3D レンダリング機能を持つグラフィックカード上で効果を発揮。
ソースコードは X.org Foundation に寄贈され,デスクトップ関連のオープンソースプロジェクトをホスティングする freedesktop.org の CVS レポジトリ上で公開される。
Compiz
OpenGL ベースの描画マネージャ。
OpenGL ベースの描画とウインドウマネージャとしての機能を持ち,装飾的な視覚効果を実現するためのフレームワークとして利用される。
ソースコードは X.org Foundation に寄贈され,デスクトップ関連のオープンソースプロジェクトをホスティングする freedesktop.org の CVS レポジトリ上で公開される。
OpenGL for Embedded Systems(OpenGL ES)
OpenGL のサブセットで,組込み機器向けのロイヤリティフリーかつオープンスタンダードな 2D・3D グラフィック向け API。
高い安全基準を要求される車載用や航空電子用のディスプレイといったマーケットにおいても使用可能となる。
OpenGL ES 1.0
2003年7月策定,固定小数点および浮動小数点システムの双方におけるハードウェア・グラフィックパイプライン・アクセラレーションと,50KB ほどの小さなソフトウェア・インプリメンテーションを実現できる。
Architectural Review Board(ARB)
OpenGL の標準化のための国際団体。
Khronos Group
OpenGL ARB から指名された OpenGL 標準の管理団体,グラフィック関連企業やデジタルメディア企業などにより設立された。
オープンプラットフォームのグラフィックス関連APIの規格を策定・統括する団体で,OpenGL,OpenGL ES,OpenCL などの標準を策定してきた。
Apple,Dell,Google,Mozilla など100社以上が加入している。
リッチメディアの制作および再生を広範囲なプラットフォーム上で可能とする,ロイヤリティフリー・オープンスタンダードな API として,OpenGL ES,OpenGL などの規格策定を行っている。
2003年7月,v1.0 の公表と,Sun の参加を発表。
サイト:http://www.khronos.org
2007年2月12日,携帯電話向けのメディアAPIセット『OpenKODE 1.0』の仕様を発表。
2008年12月9日,C 言語ベースの並列プログラミング技術『OpenCL 1.0』の仕様を承認。
OpenCL
Khronos Group が開発している,ヘテロジニアス並列プログラミングに関するオープンスタンダード。
オープンな GPGPU(General-Purpose computing on GPUs)標準で,CPU,GPU,DSP(Digital Signal Processor)などさまざまなプロセッサアーキテクチャが混在するシステム構成向けのプログラミング技術。
並列コンピュテーション用 API とプログラミング言語で構成され,ゲーム,エンターテイメントから学術,医療まで,さまざまな分野で利用できる。
サーバから PC,組み込みデバイスに至るまで最近のプロセッサを効率的に並列利用することを想定。
CPU のみならず GPU も含むなど,ヘテロジニアスなプラットフォームでさまざまなプロセッサを活用可能。
OpenCL 1.2
2011年11月公開。
ダイレクトに処理を割り当てることができるようにデバイスをサブデバイスへ分割可能にするデバイスパーティショニングの機能が追加されているほか,OpenCL を利用するためのライブラリ開発を可能にする機能の導入,画像処理サポートの向上,ビデオデコーダやエンコーダ・デジタルシグナルプロセッサとの統合性を向上させる機能の取り込みなどが実施されている。
OpenKODE 1.0
携帯電話などの組み込みシステム向けに開発されたメディア機能を提供する API セット。
OpenGL ES,OpenVG,OpenMAX,OpenSL ES をベースに開発。
複数のネイティブ API を組み合わせ,リッチメディアやグラフィックス アプリケーション向けに包括的なメディア仕様を提供する,複数のプラットフォームに対応したライセンスフリーの API 仕様。
2007年2月13日,OpenKODE プロジェクトのコアメンバであるアクロディアが OpenKODE 1.0 Core API を開発したと発表。
2007年2月14日,アプリックスとアクロディアは OpenKODE の普及に関して,協力していくことに合意したと発表。
Installable Client Driver(ICD)
Windows 95,Windows NT サーバーでサポートされている open GL 用ドライバーモデルの一種。
open GL のファンクションのすべてをサポートする。
Mini Client Driver(MCD)
Windows NT でのみサポートされる OpenGL 用ドライバーモデル。
これを作成するためには,Microsoft の DDK を入手する必要があるが,
ICD に比べるとインプリメントは容易だといわれている。
ほとんどの一般ユーザー向けグラフィックスカードの OpenGL サポートは,この MCD による。
OpenGL Extensions Viewer
2004年7月19日に v2.10 Build 174 が公開された,ビデオカードの OpenGL 対応度を調査できるソフト。
対応 OS は Windows 95/98/Me/2000/XP/Server 2003。
サイト:http://www.realtech-vr.com/glview
戻る 英語『O』,最初のメニュー