NTT 西日本

 西日本の地域通信を担当。NTT の 100%子会社。
サイト:http://www.ntt-west.co.jp
 2002年に大量のワン切りで関西の広範囲で通話障害を来した。 首都圏を持つ NTT 東日本にくらべ NTT 西日本の通信設備が脆弱でトラブルに弱いのも一因。 また,NTT 東日本が業者に自粛を求めている点もある。
 2002年12月,ADSL の NTT 回線使用料の3円,電話と共用しないタイプでは 13円の値上げを申請,翌年2月認可された。
 2003年1月17日,フレッツ・グループを2月24日より開始すると発表。 対象地域は,愛知県や大阪府,広島県など当初2府5県だが,順次拡大予定。
 2003年2月21日,フレッツ・ADSL で,基本セッション数を2セッションへ変更すると発表。
 2003年12月,沖縄本島-宮古島間(約340km),宮古島間-石垣島間(約120km)への海底光ケーブル敷設工事を2004年度から開始すると発表。
 2004年9月14日より光ファイバによる多チャンネル映像放送サービス「映像通信網サービス」を開始。 受信者の建物まで引き込んだ光ファイバを利用し,70〜770MHzの周波数帯で映像やラジオ放送などを複数拠点へ同時に配信。 70〜90MHz 帯で FM ラジオを,90〜468MHz 帯でアナログ映像を,90〜770MHz 帯でデジタル映像を伝送でき,6Mbps でエンコードされたMPEG-2 映像であれば,最大400チャネルまで一括して伝送できる。
 2004年9月29日,東京海上火災保険と協力し,セキュリティ診断と被害時の補償を組み合わせたサービス『セキュリティチェックセーフティ』を開始。
 2005年2月24日より,フレッツ・ADSL および Bフレッツ向けのセキュリティサービス『フレッツ・セーフティ』を開始。 ルータ側でウイルスの検出・駆除や不正アクセス防止といったセキュリティ対策を一括して行なう。
 2005年5月24日より,『0AB〜J』番号を利用したIP電話サービス『ひかり電話』を『フレッツ・光プレミアム ファミリータイプ』および『フレッツ・光プレミアム マンションタイプ』ユーザー向けに提供を開始。
 2005年8月31日,同社が提供する光ファイバ接続サービス『Bフレッツ』と『フレッツ・光プレミアム』の契約者数が8月末で100万件を達成したと発表。
 2005年12月22日から,フレッツユーザーのパソコンを並列化し,遺伝子の構造解析や,気象予測など高速で大規模な計算処理が必要な用途に向けて計算処理を提供するグリッドサービスを開始。
 2006年5月1日より集合住宅向け FTTH サービス『フレッツ・光プレミアム マンションタイプ』の,すべての配線を光化した『ひかり配線方式』の申し込み受付,6月下旬よりフレッツ・光プレミアム提供エリア全域でサービスの提供を開始。
 2006年7月12日,『光ブロードバンドサービスの品質向上の取り組みについて』と題したFTTHサービスについての今後の方針を発表。 3月31日から4月21日にかけて発生した『ひかり電話』の発着信が行なえない障害が発生した事を受けたもの。
 2006年10月23日,0AB〜J番号利用の IP 電話サービス『ひかり電話』シリーズに障害が発生した。 呼処理サーバーに容量を超えたトラフィックが流れたため輻輳が発生。 『ひかり電話』および『ひかり電話オフィスタイプ』の一部ユーザーで発着信がつながりにくくなった。 10月25日朝をめどに呼処理サーバーを増設して,処理能力向上を図る。
 2006年12月5日,同社鹿児島支店と宮崎支店が持つ顧客情報3,140件,および電話番号約21万件が Winny のネットワーク上に流出したと発表。 社員が,個人所有の PC に業務データを保存・作業していたところ,Winny を通じてウイルスに感染したことが原因。 流出した情報は,氏名,住所,電話番号,工事に関する連絡先など3,140件で,個人2,511件,法人629件。 電話番号など(氏名や住所は含まない)も約21万件流出している。
 2006年12月12日,内部統制対応のプロジェクト立ち上げから統制の文書化,テスト・評価に至る内部統制対応作業向けの支援と情報システムの構築までを体系化した『内部統制支援ソリューション』の提供を開始。
 2007年1月10日から,光IP電話サービス『ひかり電話』『ひかり電話オフィスタイプ』『ひかり電話ビジネスタイプ』などの『ひかり電話』ユーザーを対象に,故障発生や回復状況などの情報をメールで知らせる『故障情報お知らせメール』を開始。
 2007年5月16日,中堅・中小企業のCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)活動の推進を支援する『CSRソリューション』の提供を開始。
 2007年11月1日より,2000年10月から開始した ATM(Asynchronous Transfer Mode)回線サービス『メガデータネッツ』において,通信保証速度を最大10Mbpsまで高速化できる新たなメニューを開始。
 2008年2月18日,総務省はグループ一体の営業活動は公正競争に違反すると,業務改善を求める要請を行った。
 2008年3月24日,グループの宅内保守サービスを一元化した新会社を設立すると発表。 NTT西日本の各地域会社とNTTネオメイトサービス各社の宅内保守技術を一元化し,『NTT西日本−ホームテクノ関西』など100%子会社6社に再編し,4月1日に発足する。
 2008年4月,業務を委託していた富士通ビジネスシステム社員の自宅 PC が Winny のウイルスに感染し,顧客情報がWinnyネットワークに流出したと発表。 流出したのは,2001年から02年にかけて委託していた業務に関する情報。 法人顧客の情報35件と,その法人に勤める従業員1041人の住所,氏名,電話番号,性別など。
 2008年5月30日,光回線の工事関連情報が Winny 上に流出したと発表。 工事を担当していた西部電気工業の委託先企業の社員が,自宅の個人用 PC でウイルスに感染したのが原因。 流出したのは,2005年6月から2006年1月までにNTT西日本の九州内の各支店で光回線の工事を申し込んだ個人2,248件,法人597件の情報で,氏名や住所のほか,大分県で申し込んだ個人7人の口座情報も含まれていた。
 2008年8月4日,『ひかり電話』対応機器の一部機種でファームウェアに不具合があり,電源投入から約8カ月間連続で使用すると,ひかり電話の発着信ができなくなる不具合が見つかったと発表。 対象となるのは,NTT東日本の対応ルータ『PR-200NE』『RT-200NE』『RV-230NE』と,NTT西日本のVoIPアダプタ『AD-200NE』のうち,不具合を含むバージョンのファームウェアを搭載したもので,ルータが合計約120万台,VoIPアダプタが約6万台。
 2011年1月28日,フレッツアクセスサービス契約者向けに,フレッツアクセスサービスの派遣を伴う回線工事の場合に提供する『セットアップサービス』を2月1日より開始すると発表。
 2011年3月1日,インターネット接続サービスの『学校向け特別料金』のメニュー拡充を発表。 追加されたのは,フレッツ光シリーズの『フレッツ 光ネクスト ビジネスタイプ』,『フレッツ 光ネクスト ファミリー・エクスプレスタイプ』と,イーサネットサービスの『ビジネスイーサ・タイプ1』,『ビジネスイーサ・タイプ2』,『ビジネスイーサ ワイド』。
 2011年3月3日,NTT 東日本とヤマハと,ネットワークを利用した新しい音楽スタイルでの協業に合意。 協業第1弾として,NTT 東西のインターネット接続サービス『フレッツ 光ネクスト』,電話サービス『ひかり電話』で,ヤマハの開発した『NETDUETTO』を使い,音の遅延のない,遠隔地間を繋ぐ演奏環境を構築する。
 2011年7月21日より,『フレッツ 光ネクスト』において『IPv6 IPoE 接続』提供を開始。


NTT 西日本大阪支店
 2004年11月,同年8月から11月12日にかけて同社の顧客情報6,707人分がインターネット上で閲覧可能な状態になっていたと発表。 同店のサイトで8月に実施された ADSL モデムの無料プレゼントキャンペーンに付随したアンケートへの回答がで,住所や氏名,年齢,性別,電話番号,メールアドレスなどが含まれていた。 関係者だけしか知らないはずの集計・閲覧用 URL がなんらかの理由で部外者に漏洩。 さらに今回に限ってパスワードもかけられていなかったため,外部からアクセスされてしまった。 その期間中外部から206回のアクセスがあったことが確認されている。


NTT 西日本名古屋支店
 2007年2月8日,顧客情報232件分がファイル交換ソフトを通じて流出したと発表。 流出した顧客情報は,2004年5月28日から2004年11月30日までに,NTT 西日本名古屋支店に PC のセットアップを申し込んだ個人223件と法人9件分の氏名,住所,電話番号など。 業務再委託先の企業で PC のセットアップを手がけていた作業員の私物 PC が,ウイルスに感染したことが原因。


NTT 西日本兵庫支店
 2007年11月7日,同支店の顧客情報387件が含まれたファイルが,ファイル交換ソフト『Winny』のネットワーク上に流出したことが判明したと発表。 フレッツ系サービスの加入申し込みに関わる情報で,個人が374件,法人が13件で,尼崎市,神戸市,西宮市の顧客が中心。 契約者名(会社名),住所,電話番号などが含まれていたが,料金引き落としの口座番号は含まれていなかった。 流出元は,NTT西日本兵庫支店が販売業務を委託していたヒューマントラストの元契約社員の自宅PC。ヒューマントラストが保管していたファイルを元契約社員が自宅に持ち出し,PCがウイルスに感染したことで流出した。


ひかり電話
 『0AB〜J』番号を利用し,同一設置場所で利用中の固定電話からの同番移行が可能なIP電話サービス。 110番や119番などの緊急通報やフリーダイヤルへの通話も可能で,キャッチホンやボイスワープ,ナンバー・ディスプレイなどの付加サービスも利用できる。


フレッツ・プラス
 2002年9月24日に NTT 西日本が発表した,フレッツ・ADSL などの同時接続セッション数を複数追加できるサービス,10月1日より提供される。 1個から2個へ増加するものと,3個以上最大20個の2種類がある。


フレッツ・スクウェア向けライブ配信パック
 NTT西日本が2003年12月4日から提供を開始した,B フレッツを利用した配信システム。 他社のライブ配信機能と B フレッツをパッケージ化したサービスで,会場に Bフレッツを用意することでライブ中継ができる。


フレッツ・光プレミアム マンションタイプ
 NTT西日本が2005年4月6日に受け付けを開始した,IPv6 を利用したサービスを標準提供する上下最大 100Mbps の集合住宅向け光ファイバ接続サービス。 最大 1Gbps の光ファイバ回線を集合住宅内で共有し,集合住宅内の回線が LAN の場合で上下最大 100Mbps,VDSL 方式の場合で,上り最大 35Mbps,下り最大100Mbps。


フレッツ・コミュニケーション
 NTT西日本のテレビ電話サービス。 2008年7月31日をもって終了。


Bフレッツ ファミリータイプ
 2010年9月30日終了。 最大 10Mbps の戸建て住宅向け FTTH サービス。 より高速なサービスなどの登場に伴い,既に販売は停止していた。



N.prosol エヌプロソル
 NTT 西日本の法人向けネットワークソリューション。 2004年10月1日,低コストで VPN を実現する「L2 over フレッツ パッケージ」(ベストエフォート型の VPN サービス)と,データと音声を統合したネットワークを構築できる「フレッツ音声統合パッケージ」を発売。


SSL-VPNソリューション
 NTT 西日本が2004年4月19日に発売するセキュリティ機器。 企業や自治体向けで,NTT西日本が用意する SSL-VPN 機器を企業内ネットワーク上に設置することで,社外のクライアント端末と LAN 内にある各種サーバーとの間で暗号化通信が行なえる。



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