network ネットワーク

 複数のコンピュータを専用通信ケーブルや電話回線などの通信媒体で結び, ソフトウェアを使って機器(プリンタなど)を共有し,情報を交換できるようにしたコンピュータの集団,通信網のこと。 われわれが良く利用するネットワークは LANMANWANインターネットなどである。


ネットワーク節約のテクニック(常時接続は除く)
1)オートパイロットの利用
 手動アクセスより,オートパイロットのほうが早い。
2)チャットの自粛
3)割引または定額料金制度の活用
 深夜の割引時間帯は,利用者が少ないのでホストの反応が早くアクセス時間が短縮できる。
4)無駄なアクセスの自粛
5)使用料の安い電話回線を選ぶ。
6)高速モデムを選ぶ。



sneakernet スニーカーネット

 最も原始的,かつ低レベルのネットワーク。 ヒトがフロッピーディスクなどを持ってコンピューター間を行き来すること。 1980年代に言われ出した言葉で,テープやディスクなどの媒体を実際に持ち運んで,マシンどうしで電子情報を転送すること。 USB 接続の機器や CD-R,iPod の登場とインターネットの帯域の足踏み,ファイアーウォールなどの普及が原因で,再び見直されつつある。



ネットワークカメラ

 文字通り LAN やインターネットなどのネットワークに接続できるカメラ。 無線 LAN 搭載製品も登場し,手軽に自宅内やオフィスなどに設置できるようになっている。 ただし,スキミングに悪用され,手口は『貴重品ボックス』の暗証番号を入力するテンキーのカバーの裏側に設置するというものだった。
 基本的にはTCP/IPのプロトコルが使える接続であれば,イーサネットケーブルや無線LAN,PHSデータ通信,衛星通信など,さまざまな接続形態が可能と,接続形態の自由度が高い。 1台のサーバにすべてのカメラの画像を集め,同時に表示させるたり,映像データを1台のハードディスクにまとめて保存できるなど,コスト削減効果が大きい。 HD に長時間の動画が記録できるためコストパフォーマンスが高い。 画像解析が容易に行える。



ネットゲーム,ネットワークゲーム

 ネットワーク上で行うゲーム。 どのようなネットワークかは問わないが,現在はインターネットを使った
オンラインゲームと同義語といってもよい。  それ以前は,手紙を使ったプレイが僅かながら行われていた。 日本では,TACTICS 誌にアメリカでのプレイの紹介が数回掲載され,募集欄に参加者をつのる掲載が数回掲示された。 パソコン通信の始まりとほぼ同時に,オンラインゲームの最初のブームが始まり,インターネットの普及と伴に拡大した。 (たぶん)日本での大規模な同時参加数のネットゲームは平成元年ころに手紙で行われ,参加総数1万人を超えたゲームである。 (名前をご存じの方はご連絡下さい!) これから多くの派生ゲーム(蓬莱学園など)やゲームマスターが誕生した。



ネットワーク機器

 ネットワーク機器市場には,スイッチ,ハブ,ルーター,携帯電話の基地局など多様なハードウェアがあり, データを高速伝送できる効率のよいチップが必要とされている。 この市場では必ずしもクロック速度が重視されていない。
 最近は,これの性能向上に伴い大都市部のネットワークが高速インターネットへの進入路に変わろうとしている。

 2006年7月13日に矢野経済研究所が発表した国内ネットワーク機器市場に関する調査結果では,2005年度の国内ネットワーク機器の市場規模は,前年比9%増の5,120億円。



コンピュータネットワークの分類

 コンピュータネットワークの分類として集中型と分散型という見方ができる。 前者は,銀行オンラインシステムのように,すべての端末情報を一点に集めてホストで集中管理するもので, 端末コンピュータはホストコンピュータに従属し,端末同士の直接通信は不可能な事が多い。 これによりネットワーク拡張性は低いが, 閉鎖的な仕組みにより高いセキュリティが可能で,管理が容易である。
 一方,分散型では中心となるホストコンピュータはどこにもなく,接続コンピュータは互いに直接通信可能である。 情報を分散して管理し,平等な接続を行うため, 容易で柔軟なネットワーク拡張性が特徴であり,拡張性が高い。 反面,このオープンな仕組がセキュリティ対策の必要性を増している。



over lay network オーバーレイネットワーク

 下位のレイヤを抽象的に扱うためにかぶせたレイヤ(層)。 ソフトウェアとネットワークの間に位置する層。 セグメントによる分断のないネットワークを実現するため,上位のアプリケーションレイヤで新たに実装されたもの。 ただし,上位レイヤでフラットなネットワークを構築するため,ネットワーク管理者の意図通りにコントロールできないケースがある。
 この上のデータは独自の ID を持ち,その ID によってユーザー(ノード)からアクセスされる。 データの場所が固定的なクライアント/サーバー型システムとは異なり,オーバーレイネットワーク上では,同じデータが複数のノードに分散して存在する。
 TCP のレイヤの上にさらに層を設けるということは,ネットワークをアプリケーションレイヤでプログラマブルにするということ。 利用者は,socket や TCP の 3Way hand shake などを知らなくても,オーバーレイネットワークのライブラリが提供する API を使うだけで,ネットワークアプリケーションを構築することができる。 さらに,NAT ルータやファイアウォールなど, PC 以外のネットワーク機器設定を隠蔽するので,アプリケーションプログラマはそのような制限すら意識することなく,『自分の PC だけ』でネットワークアプリケーションを開発できる。



グリッド・ネットワーク

 複数の通信機を格子状に近接して配置し,次から次へデータをリレーするもの。 事業所内のワークステーション間などの高速のデータ転送に向くとされる。



Windows ネットワーク

 Windows NT や Windows 95,MS-DOS など, Microsoft 社製 OS を組み込んだマシンからなるネットワークの総称。



Next Generation Network(NGN)

 キャリアが構築しようとしている,電話網をオール IP 化したネットワーク。 日本では,2004年9月に KDDI が固定電話網の IP 化計画を発表。 同年11月に NTT が発表した『NTTグループ中期経営戦略』の中で,オール IP 化した次世代ネットワークを構築し,2010年までに過半数の3,000万ユーザーを移行する方針を示した。



Personal Area Network(PAN)

1)室内ネットワーク  
irDA などを利用した,室内規模のネットワーク。 機器は IP に基づいたネットワークを形成し,その上の機器同士がお互いを識別できる。 Bluetooth の最も重要な接続プロファイルの1つと考えている。 利用範囲は約9mに限られている。

2)IBM の技術
 人体を導体とする伝送技術。 1/10億アンペアの電流でデーターを転送,速度は 400kbps。



Japan Unix/University Network(JUNET)

 日本で研究を目的として構築された,非営利の UNIX ネットワークの名称。 1984年,東京工業大学の村井純氏(現慶應義塾大学)らの研究グループが,大学間で UNIX マシンを電話回線で結ぶネットワークの開発を開始し, 同年,慶応大学,東京大学,東京工業大学の3校を UUCP 接続。 事実上これが日本に於ける Internet の先駆けとなった。 その後,参加組織が大学以外の研究所などに広り,OS が UNIX であることからこの名になった。 1994年10月,商用 Internet サービスの登場などで役目を終了したとして,解散が宣言された。



ギガビットネットワーク

 1999年4月から運用を開始した,日本の高速ネットワーク。 総務省の外郭団体の通信・放送機構が提供する光ファーバーによる通信網。 通信速度は 2.4 GBit /秒(ISDN の3000倍)。 LAN や他のネットとの接続が問題となる。



利用者の人間関係の比較

 パソコン通信は,同質性が高いために排他性が強く,コミュニティーとして安定している。 インターネットは,異質性が大きいために排他性が少ないが,コミュニティーは安定しにくい。 『インターネットで人と人とのネットワークが広がる』と言われるが, 実態は,ほとんどがホームページを見るだけで,進んでもメールを交換するだけで, 人間関係はなかなか育たないと言われている。 ただだし,チャットや Web 上の BBS が普及し,それらの同質性はパソコン通信の BBS と近づいている(同じである)。



情報伝達からの比較

 情報(の収集)には,広く遠くから集めて完備するものと, 近くに限定して収集するゆえに精密になる,2種類がある。 前者を開放形とすると,後者は閉鎖系と言うことができ, インターネットはこの開放形に,パソコン通信はこの閉鎖系に当たる。 どんなに情報化が進んでも,いまだに団地の奥さんの主要情報源は井戸端会議である。 この様に,ある程度限定された共同体が必要とする情報は閉鎖系でなければ集められないという特徴がある。 この様に世の中はこの二種類の情報系をうまくバランスを取らないと機能しないと言われている。



ネットワークアナライザー

 ネットワークを流れるパケット,その衝突によるコリジョン,特定のノードへの・からのアクセス,などネットワークの状況を調べる機器・プログラム。 専用機器からフリーソフトまで,多くのものがある。



Ethereal

 オープンソースのネットワークアナライザ。 GPL に基づくフリーソフトウェアとして公開されている。
サイト:
http://www.ethereal.com



WINIPCFG

 ネットワーク状態を表示したり IP アドレスの解放・更新などを GUI で行うソフト。 Windows 98/Me に標準搭載されている。



IPCONFIG.EXE

 ネットワーク状態を表示したり IP アドレスの解放・更新などを CUI で行うソフト。 Windows 2000/XP に標準搭載されている。



Local Audio Network

 2台の PC をオーディオケーブルで接続し,PC 内蔵のサウンド機能やサウンドカード経由で,音声信号化したテキストメッセージを送受信できるフリーソフト。 2005年12月1日 v1.1 が公開,対応 OS は Windows 2000/XP。
サイト:
http://kkkkk.net



NetResView

 同一 LAN 内にある Windows のネットワークリソースを一覧表示できるるフリーのネットワーク管理者向けソフト。 2005年8月14日 v1.00 が公開,対応 OS は Windows 2000/XP。
サイト:http://www.nirsoft.net



SnaFig

 ネットワーク状態を表示したり IP アドレスの解放・更新などを GUI で行うことができるフリーソフト。 2003年6月10日 v1.00b を公開,対応 OS は Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。
サイト:http://homepage3.nifty.com/metis



TCPView

 SysInternals のオリジナルツールの1つで,Microsoft のサイトからダウンロードできる。 全てのコンピュータのネットワーク接続をグラフィカルに表示し,最も難しいたぐいのネットワークの問題をトラブルシューティングする場合に欠かせない。



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