Windows XP Media Center Edition 開発コード『Freestyle』
Windows XP の娯楽機能を強化したバージョンで,Windows CE.NET 搭載ハンドヘルド機のような携帯機器で,Windows XP へのアクセスや操作を可能にする。
音楽や画像,ビデオの保存や記録,検索ができ,HDD が DVR として機能するなど,パソコンをデジタルメディア・ジュークボックスに変える技術。
Windows XP SP1 に Media Center Interface を標準装備して,テレビ,ビデオ,音楽,DVD,DVR などの AV 機能を1つに集約し,リモコンで遠隔操作できるシステムを提供する OS。
TV の視聴/録画,音楽の再生,DVD の作成などを統一されたインターフェイスで実行できる。
NewPC と呼ばれることもあるらしい。
DVD や CD の再生,デジタル音楽ファイルの管理,テレビ番組のデジタル録画などが可能で,リモコンで操作できる。
PC と Mac の特徴を併せ持った製品で,2002年1月発表。
2002年7月18日に正式名称が発表。
2002年10月からこれを搭載した Media Center PC が北米を中心に出荷され,小売店などでは予想以上の売れ行きを見せている。
ハードとしては,テレビチューナーや赤外線リーダー,MPEG2 エンコーダーなど特別なハードウェアが必要。
2004年7月12日,Microsoft は今年後半から自作市場向けに提供開始すること発表。
それとともに,システムビルダーがメディアセンター PC を組み立てるために必要なハードウェア/ソフトウェア・キットを開発・公開した。
2005年3月10日,新たに20カ国・地域でリリースすると発表。
スペイン,ポルトガルなどの欧州諸国がほぼ半数を占め,アジアでは香港,インド,シンガポール,台湾の4カ国・地域。そのほか,メキシコ,ロシア,南アフリカなど。
eHome 構想の中核で,PC に保存されている動画/静止画,音楽ファイル,DVD,テレビのライブ放送などのデジタル・コンテンツを,リモコンを使った簡単なインタフェースで操作できる。
テレビ用チューナーと DVR を内蔵し,テレビ番組をコンピューターのハードディスクに録画できる。
ただし,録画したテレビ番組を暗号化してパソコンに固定するコピー防止機能が装備されている。
また従来のパソコン機能に加え,リモコンから OS のデジタルメディア機能にアクセスできる第2のインターフェースを提供する。
これは,ペンやダイヤルでの操作向けに作られたシンプルなインターフェイスで,リモコンを使って音楽,ビデオ,テレビなどの Windows XP デジタル・マルチメディア機能を操作する。
ゲートウェイなどがこれを搭載したパソコンを発売する。
発売された当初,アメリカでは寄宿舎などに入る学生に向けたプロモーションを行ったものの,結果的には失敗し,『家族全員が使うリビングのマシン・シンプルに操作できるシニア層向けマシン』として受け入れられた経緯がある。
Microsoft Windows XP Media Center Edition 2004 開発コード『Harmony』
Windows XP Media Center Edition II
通常の Windows XP Professional にリモコンによるインタフェースなどを追加した上位セットの OS。
Windows XP Media Center Edition Ver.2 とも言える。
既存機能を大幅強化し,TV/ビデオ/DVD/音楽/画像の5つの主要機能の統合性が向上。
独自の機能として,TV/ラジオの視聴や録画/再生,DVD コンテンツや PC に取り込んだ静止画/音楽の鑑賞などのための統合アプリケーションを備える。
Windows XP SP 2 のメディア機能を強化し,TV・ビデオ・DVD・音楽・画像の機能の統合性を向上。
画質・音質の向上,フレーム落ちの解消,ユーザーインタフェースおよび操作性の不具合の修正,セットアップの簡素化,セキュリティの向上,著作権管理機能が搭載。
マルチ言語に対応し,英語版以外にも各国の言語版が提供される。
Windows Media Player 9 Series および Windows Movie Maker 2 に対応。
この搭載機は TV チューナ/エンコーダーチップの搭載や,リモコンの装備が義務付けられる。
2003年5月29日,これを搭載した Media Center PC のβテストを開始。
テスターに Harmony を搭載した Media Center PC 一式が直接送付される。
2003年9月30日リリース。
日本ではマイクロソフト株式会社が2003年10月15日に発表。
2002 International CES で Freestyle として公開され,2002年7月に Windows XP Media Center Edition の正式名称が与えられ,同年9月には米,カナダ,韓国で OEM 出荷が開始された。
従来通り OS 単体での販売は行わず,メーカー製 PC にのみ搭載される。
強化されている点は,1)FM ラジオへ対応し,リモコンのボタンを1回押すだけで,お気に入りの FM ラジオ局を聴くことができる。
2)CD リッピング機能,3)フォト表示機能の強化,4)CRT,液晶,プラズマ,プロジェクタなど,モニターに合わせた特性の調整が可能。
5)16:9 のワイドスクリーンをサポート。
Windows XP Media Center Edition 2004 日本語版
2003年10月15日発表。
Windows XP に専用の操作画面「メディアセンター」を実装し,テレビや音楽,DVD,写真などさまざまなアプリケーションをリモコンから行なえる。
音楽を聴きながら,曲に合わせて写真をスライドショー形式で表示するなど,各メディアの連携が容易になっている。
GUI上で「マイテレビ」や「マイミュージック」などのコマンドを選択するだけでメディア再生が可能。
各種機能の細かい部分は共同開発した各メーカーごとに異なる。
マイミュージックやマイビデオでは,Windows Media Player 9 による CD や DVD の再生が可能で,CD は録音もできる。
マイテレビ
テレビ番組視聴や録画などが行なえる機能で,追っかけ再生なども可能。
マイピクチャ
写真のスライドショー再生やアルバム管理,赤目修正などの簡単な補正なども行なえる機能。
メディアオンライン
オンラインコンテンツ受信のための機能だが,発表時点では具体的なサービスは発表されていない。
Windows XP Media Center Edition 2005 開発コード『Symphony』
Windows XP MCE 2004 の後継版で,その完成度をさらに高めたものらしい。
2004年第1四半期からベータテストを開始し,2004年第4四半期頃の正式リリースの予定。
Windows XP Media Center Edition 2005 日本語版
2005年3月17日,修正モジュールを公開。
メディア オンライン
マイクロソフトが2005年10月26日より開始する,Windows XP Media Center Edition 2005 向けのオンラインサービス。
専用リモコンでてコンテンツにアクセスできる。
Update Rollup 2 for Windows XP Media Center Edition 2005
2005年10月14日発表。
Media Center PC の省電力機能を強化し,時間ロスの少ない電源オン/オフ機能を実現,テレビ番組録画など不在時の処理を電源オフ状態に見える低消費電力状態でこなす Away モード,外付け DVD チェンジャに入れた映画について個々の情報やタイトル画像を表示する機能,DVD 書き込みエンジン Sonic Solutions アップデートによる性能向上,チューナー4機までの同時サポートなどを実現。
インストールすると,デジタル音楽やビデオ,写真,(標準/高品位規格) テレビ,それに映画を,Media Center PC からストリーミング配信し,Xbox 360 を介して家庭内のどのテレビでも視聴できる。
Xbox360 内蔵のメディアセンター・エクステンダー技術を使い,接続した Xbox360 に,ハードディスク内のデジタル音楽,写真,標準/高精細(HD)の動画を配信する。
Slalom
Windows XP MCE 2005 の後継版。
Longhorn をベースに,それで投入される新技術を利用。
WinFX,Avalon,WinFS,Windows Media Player "Longhorn" Series などが採用される。
2006〜2007年頃のリリース予定。
戻る 英語『W』,最初のメニュー