Motorora の PowerPC

PowerPC 7400

 『PowerPC G4』プロセッサーと呼ばれる,パイプラインは4段。 1999年秋,モトローラ社は,設計上のバグのため,アップルに 500 MHz の『PowerPC 7400』 チップを供給することができず,CPU の不足は2000年1月まで続いた。 他のクロック速度のチップについては納期が守られた。 そのためアップル社は,同じ値段で違う(遅い)CPU を搭載した PowerMac を出荷し,ひんしゅくをかった。



PowerPC 7440

 モトローラが2001年5月21日に発表した,ネットワーク機器向けの PowerPC。 PowerPC 7450 の低消費電力バージョンでクロックは 600MHz と 700MHz。 レベル3キャッシュを廃止することでサイズも小型化され,ネットワーク機器の限られたスペースに,より適応したチップとなった。 駆動電圧は 1.5 V と低下し,平均消費電力は 600MHz で約 11W。



PowerPC 7450

 第4世代の PowerPC プロセッサー,つまり『G4』シリーズの最新のもので,2000年12月に製造が開始された。 動作電圧は 1.8V,平均消費電力は 533MHz で 14W。 256KBの二次キャッシュを搭載,フロントサイドバスは 133 MHz。処理速度は 1324 MIPS。 型番は PowerPC 7400 に近いが,7450チップは最新のアーキテクチャーを採用している。 クロックは 466 MHz から 733 MHz までの4種で,7段のパイプラインを採用。 この結果,発売時のクロック速度が 233 MHz も向上し,将来的には一層のスピードアップが期待できる。
 また,4基の『AltiVec』(アルティベク)エンジンが1クロックあたりに処理できるマルチメディア関連の AltiVec 命令を1つから2つに増やした。 これにより,ビデオ画像などのマルチメディア・コンテンツの処理については性能が向上すると言われる。



Apollo

 PowerPC 7450の後継チップ。 2000年秋に『マイクロプロセッサー・フォーラム』で発表され,PowerPC 7450の設計と, SOI と呼ばれる新しい製造技術が結集され,クロック1GHz を達成する見込み。 また電力消費が少なくなるため,組み込み型機器および PowerBook 用と見られている。



G5

 開発中の第5世代 PowerPC プロセッサー。 セットトップボックスや自動車用テレマティックといった機器で高性能を発揮するように設計されているらしい。



AltiVec アルティベク

 パワーマック G4 および G5 に組み込まれている4並列のベクトル演算ユニット。



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