mother board マザーボード,メインボード

 PC のメインボード。 CPU,メモリ,バスコントローラをはじめとする周辺回路などが組み込まれ(あるいはそれらを取り付けるソケットなど)や拡張バスなどが配置されている。 マザーボードを交換すると新しいパソコンになるため,どんな CPU が使えるか、どんな拡張ボードをさせるかもマザーボードによって決まる。 従ってマザーボードが時代遅れになったら,そのパソコンの機能アップも限界になる。
 オリジナルの PC/AT では,キーボードインターフェース以外はマザーボードに実装されていなかったが, 最近では,シリアル,パラレル,フロッピーディスク,IDE などの標準 I/0 を実装している。 マザーボードのサイズや,スロット位置,ネジ穴などは,オリジナルの PC/AT がべースになっているが, PC/AT 本来のサイズ(幅約30cm)のものは少なくなり,ベビー AT と呼ばれる XT サイズ(幅約22cm)のものや, さらに奥行きも短いものが多い。 ほかのメーカーのものでは,オンボード I/0 のコネクターがマザーボード上に実装されていたり, ライザーカードを使って拡張スロットを取り付けるものも多く,一般に汎用性はない。 ただし,LPX や ATP などの規格に準拠したものが採用されている場合もある。
 Intel 社は CPU やチップセットごとにマザーボードのデザインガイドを提供し,互換性と安定性を損なわないようように配慮しているが,逆に,これがマザーボードメーカーの個性をなくすことにもなっている。
 Pentium 以前は CPU クロックとメモリークロックが同じだったため,CPU のクロックアップはマザーボード上の配線を伝わるクロック周波数の上昇につながった。 これにより配線上の信号を電源やほかの信号からの干渉を受けないようにするためには,設計が難しくなるとともに,基板の層の数を増さざるをえないこと(コスト増)にもなる。 2002年の時点で,市販品のマザーボードは4層基板だが,安定性が要求されるワークステーションやサーバー用の大半は6層基板である。

参照 ASUS(ASUSTeK Computer Inc.)



オンボード On Board

 オンボードは,もとは『基板上に実装されている』という意味だが, 最近は『マザーボードに実装されている』という意味で使われることが多い。 これは『〜ボード』と付く部品が,マザーボード以外に無くなったためと思われる。



Mini-ITX

 VIA が提唱する省スペースプラットフォームの規格。 FlexATX より30%以上小さく,Micro-ATX や Flex-ATX 規格のケースとの互換性がある。



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