mouse マウス
ポインティングデバイスの1つ。
形がネズミに似ているから,このように呼ばれる。
基本的には1〜3個のボタンをもつ手のひら大の機器で,机の上で動かして使用する。
画面上のアイコンを選択したり,ワープロの画面で範囲を指定,グラフィック上で特定のポイントを指定したりする。
一般的なメカニカルマウスでは,底に付けられたボールの回転を検出し,移動方向と距離をパソコンに伝える。
ほかには,LED と特別なパッドを使って,光学的に検出するオプチカルマウスもある。
マウスは,インテリジェントなものと,そうでないものに分けられる。
前者は USB マウス,Macintosh のマウスであり,後者は シリアルマウス,バスマウス,PS/2 マウスである。
シリアルマウス,バスマウス,PS/2 マウスは PC とのインターフェースによる区別で,信号は全てシリアルである。
マウスの感度は dpi で表わされ,数値が高いものほどわずかな動きを敏感に検出できる。
歴史
マウスは ARC(オーグメンテーション・リサーチ・センター)の Doug Engelbart 博士により発明され,
1968年のコンピューターカンファレンスでの NLS のデモの中で発表された。
この最初のマウスは木製で一つボタン(赤),移動を検出するための車輪が2枚直交(X軸,Y軸方向)してつき,ケーブルが現代のマウスとは逆に,後部(手首側)から出ていた。
その後,研究所の誰かがマウスのようだといったころから,その名前が定着してしまった。
だが,今日に至るまで,その真の名付け親が誰であるかは定かではない。
マウスを最初に採用したマシンはゼロックス社の『Alto』で,これは鋼鉄のボールとボタン3つであった。
その後 GUI とともに急速に普及した。
PC 市場に出回り始めたのは1982年頃。
1984年に Apple の Macintosh が登場し,グラフィカル・ユーザーインタフェースとマウスの組み合わせは,コンピュータと一般の人たちの隔たりを埋める存在となった。
2008年9月30日にアイシェアが発表した調査結果ではパソコンのマウスの半数近くが『光学式』だった。
『光学式マウス』は男性(46.3%)よりも女性(55.9%)に多く,『レーザーマウス』は女性(9.3%)よりも男性(12.2%)に多い。
調査対象は,同社が提供する無料メール転送サービス CLUB BBQ の会員455名。
男女比は,男性:54.7%,女性:45.3%。
マウスのメンテナンス
ボールが汚れを巻き取り,ローラーに付着することが多い。
裏ブタを外し,ローラーを取って,ようじや綿棒で汚れを取る。
机の上が汚いと頻回に行わねばならない。
付着したゴミの除去にはピンセットが有用である。
とりわけ,先の尖った医療用は実に使いやすいが,高い。
光学式はメインテナンスは必要ないらしい。
アップル社のマウス
micky ミッキー
記録可能なマウスの最小の移動量。
単位は機種や設定で異なり,1ピクセル=1ミッキーや 1/100 インチ(0.25mm)=1ミッキーなどさまざま。
この単位を意識しなければならないのは,デバイスドライバーだけであり,Windows 上のアプリでは必要がなく,取得する手段もないらしい。
mouse_event
Windows のマウスの移動やマウスボタンのクリックなどに関する関数。
Windows NT/2000 では SendInput 関数に取って代わられた。
コードレスマウス
マウスと本体とを接続するコードがないタイプ。
データーは電波または赤外線で伝えられる。
無線方式に Bluetooth 技術を用いたものもある。
Serial Mouse シリアルマウス
マウス用のインターフェイス(コネクタ)のない機種で使用するために,シリアルインターフェイス(RS-232C)に接続するマウス。
接続するポートは特に問わないが,認識が早く割り込みの優先順位が低い COM 1 に接続することが多い。
IBM PC 系のパソコンでは PS/2 マウスが登場するまではシリアルマウスが一般的であった。
Bus Mouse バスマウス
マウス用のインターフェイスに接続するタイプのマウス。
拡張スロットに挿した専用のマウスアダプタが使われることが多く,AT 互換機では専用のインターフェースボードを使う。
NEC の PC-98 シリーズなどで使われた。
98マウスポート
NEC の PC-98 シリーズの専用のマウスポート(標準装備)で,
ロータリーエンドコーダの出力がそのまま出ているため,PS/2 とは互換性がない。
シリアルポートとは別。
PS/2 マウス
PS/2 で採用されたマウス用のポート。
キーボードコントローラを使用するため,コネクターはマザーボード上に実装されている。
コネクタは,PS/2 キーボードと同じ6ピンのミニ DIN で,IRQ 12 を使用する。
以前は,PS/2 マウスをサポートする PC/AT 互換機はほとんどなかったが,最近では多くの互換機が積極的にサポートしている。
市販のマザーボードでも採用されている製品が殆どとなった。
Microsoft Intelli Mouse,インテリマウス
マイクロソフトが作った,サムホイール付きのマウスのこと。
通常のボタンに加え,左右ボタンの間に新しい回転式のスイッチを設け,
これにより Windows 環境での上下のスクロールや,拡大/縮小表示をできるようにしたマウス。
3ボタンマウス,3 Button Mouse
3つのボタンを持ったマウスで,MouseMan をはじめとする Logitech 社のマウスに,このタイプの製品がある。
ボタンは親指,中指,薬指で操作し,通常,左右のボタンが2ボタンマウスのそれぞれのボタンに対応する。
Logitech 社の3ボタンマウスは,Windows 95 でも標準でサポートされ、
中央のボタンにダブルクリックの動作を割り当てることができる。
ただし,標準ドライバの場合には,レジストリエディタで「HKE_LOCAL_MACHINE¥SOFIWARE¥Logitech¥MouseWare¥CurrentVersion」
から該当する機種を選び,「0000」フォルダにある「DoubleClick」の値を「001」に変更する必要がある。
Pen Mouse ペンマウス
ペン状のマウス。
細長いペンの先端に小さなボールが付けられ,持ったときの人差し指の位置にボタンが配置されている。
ペン感覚で使えるが,バランスが悪いと抜いにくい。
感応マウス
2000年現在,IBM で開発中の使う側の心理状態を読みとるマウス。
心拍数,脈拍,体温などのセンサーからの情報から使用者の体調を推測。
それを元にコンピューターの反応の速度を調節するらしい。
ボール式マウスの移動の検出
マウスの底部にあるボールの回転は,これの横方向と縦方向に接触する2つのローラーに伝えられ,
これがエンコーダーと呼ばれる円盤を回転させる。
エンコーダーには放射状のスリットが開いており,LED とフォトダイオードが挟み込むように配置されている。
エンコーダーが回転すると,LED からの光がスリットを通過したときのみフォトダイオードに当たる。
この光が当たる回数がパルス信号に変換されコンピューターに伝えられ,
ボールの回転,つまりマウスの移動方向と距離が検出される。
pulse per inch(ppi)
マウスを1インチ移動したときに,パルス信号がいくつ発生するかを表した単位。
この値が大きいマウスほど細かい制御が行えることになる。
現在一般的な ppi 値は 400 ppi 程度。
drug & drop ドラッグ&ドロップ
CoroCoro
マウスホイールの回転操作を左クリックに変換するフリーソフト。
2003年12月26日 v1.00 が公開,対応 OS は Windows 98/Me/NT/2000/XP。
サイト:http://www.vector.co.jp/authors/VA019601
CrossHair
ホットキーを押すことでマウスカーソルが照準用の十字線へと切り替わるフリーソフト。
起動すると,ウィンドウやタスクトレイアイコンを表示することなくシステムに常駐し,[Ctrl]+[@]キーを押すことで,マウスカーソルがフルスクリーン表示の十字線へと切り替わる。
2007年4月2日 v1.1 が公開。
サイト:http://www.mlin.net
gMot
さまざまなアクションに対応するマウスジェスチャーを設定・実行できるフリーソフト。
マウスで好きな文字や記号を描くことで,さまざまなアクションを実行できる。
2008年3月14日 v1.10 が公開,対応 OS は Windows XP/Vista。
サイト:http://www.handform.net
HTマウス加速度設定
マウスカーソルの移動速度と加速度を個別に設定できるフリーソフト。
2005年11月 v1.0 が公開,対応 OS は Windows 2000/XP。
サイト:http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se382623.html
My Scroll PRO
マウスホイールの回転と任意のキーの組み合わせに,ウィンドウの内容を水平方向へスクロールさせる機能を割り当てることができるシェアウェア。
2003年11月1日公開,対応 OS は Windows 98/Me/NT/2000/XP。
サイト:http://www.unhsolutions.net
かざぐるマウス
ホイール回転で非アクティブなウィンドウをスクロールさせたり,IE でマウスジェスチャーを利用可能にするなど,マウス操作を拡張できるタスクトレイ常駐型のフリーソフト。
2006年3月26日 v1.00 が公開,対応 OS は Winodws 98/Me/2000/XP。
サイト:http://members2.jcom.home.ne.jp/staticflower
チュウチュウマウス
Windows のアクセサリーソフトの一種。
マウスカーソルの自動移動をはじめ多くの機能を備える老舗のマウスユーティリティ。
ダイアログの[OK]ボタンなどにマウスカーソルを自動移動させる機能や,マウスカーソルを画面端へ勢いよくぶつけるとカーソル位置でスタートメニューを開ける“どこでもスタートメニュー”機能,マウスカーソルの移動距離メーターなど,マウス操作に関するさまざまな機能をもつ。
サイト:http://homepage1.nifty.com/ikehouse
v4.8.9
2007年2月20日公開。
対応は Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista。
“どこでもスタートメニュー”機能を Windows Vista で利用した際の不具合を修正。
マウスホイールの操作を細かくカスタマイズできる“みんなホイール”機能では,『MS Word 2007』および『MS Excel 2007』に対応し,これらのソフト上において,マウスホイールとキーボードの組み合わせ操作に横スクロールを割り当て可能になった。
ねこまうす
マウスカーソルの右下に現在時刻や選択範囲のピクセルサイズを表示できるフリーソフト。
2004年1月11日 v1.2 が公開,対応 OS は Windows 2000/XP。
サイト:http://e-realize.com
まうすかーそるげんそくん
マウスカーソルの移動速度を一時的に加減速できるフリーソフト。
2003年5月18日 v0.4d が公開,対応 OS は Windows 98/ME/2000/XP。
サイト:http://www.qvga.net
まわKEY
[PageUp][PageDown]キーなどでマウスホイールの回転をエミュレートできるフリーソフト。
2006年5月24日 v1.0 が公開,対応 OS は Windows 2000/XP。
サイト:http://onjn.nomaki.jp
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