Musical Instrument Digital Interface(MIDI)
シンセサイザなどの電子楽器同士,あるいは電子楽器とコンピュータの間で,演奏データ(音程や音の強さ)を互いに交換するための世界的な標準インターフェース規格。
MIDI 規格協議会は『MIDI 規格は一種の通信プロトコルである』と定義している。
コンピューターで電子楽器や電子機器を制御するために使われることが多い。
最近では音楽と同期して照明や噴水を変化させるにも使われている。
インターフェースは,5ピンの DIN を使う単方向のシリアルインターフェースで,各デバイスの中枢によってネットワークを形成する単純なシステムである。
本格的なコンピューターミュージックを楽しむには,MIDI 規格をサポートした楽器(音源)やアプリケーションが必須である。
パソコンでは,拡張スロットに MIDI インターフェイスボードを差して MIDI の楽器や音源と接続するのが一般的であるが、
最近ではノートパソコン用に RS-232C を利用する MIDI インターフェイスが登場している。
MIDI は統一規格だが,各メーカーごとに自由な設定をできる余地を残しており,
音色データー(音色の配列)をある程度自由に決めれるのが特徴である。
そのため組合せによっては,最初に意図したのと違う音になる。
この問題を解消したのが GM 規格(General MIDI 規格)。
MIDI 音源は同じ GS,GM フォーマットでも機種ごとに音色が違う。
1981年,国内外の楽器メーカー6社が『MIDI 1.0 Spacification』をまとめる。
1982年10月,インターフェースの物理的・電機的な仕様とプロトコルが定められた Ver.1.0 が公開される。
1983年8月,日本語版 MIDI 1.0 規格,発表。
1986年11月,MIDI 1.0 詳解(改訂版)発表。
1991年,GM 規格を追加制定。
2000年現在,MIDI のデータは社団法人音楽電子事業協会(AMEI)と MMA(The MIDI Manufacturers Association)による GM をベースにしている。
しかし,GM を発展させた規格は,AMEI らによる GM レベル2,ローランドによる GS,ヤマハによる XG の3つの規格が並立し,
市場は GS と XG に二分され,このデータを再生するためには,それぞれに対応する機器が必要であった。
2001年1月16日,ローランドとヤマハは,MIDIデータの互換性向上のための相互協力に基本合意し,
「GMレベル2」を積極的にサポートする,
GS と XG をそれぞれオープン化し,ローランドとヤマハの製品で相互にサポートする,
今後は,GMレベル2,GS,XG の3フォーマットをカバーする製品の開発提供を行なう,
などが行われることになった。
Standard MIDI File(SMF) 標準 MIDI ファイル
MIDI シーケンス用のファイルフォーマット。
MIDI ファイルの世界標準規格。
Recommended Practice(RP)
MIDI の推奨規格。
GM,SMF,SDS などがある。
eXtensible Music Format(XMF)
MMA が2001年9月発表した新仕様。
MIDI,SMF,GM,DLS などの MMA/AMEI の標準を拡張するもの。
これにより,音楽のデジタル化の仕様が単一化され,管理が容易になり,
幅広い再生装置に対応する。
XMF は,コンピュータ,電話機,PDA などの端末に内蔵されている音楽データ,あるいは,ローカルの HDD や Web サーバーに記録されているデータなどを参照するため,ファイル容量が小さいのが特徴。
数 KB のデータで,数時間分の音楽を生成できるらしい。
また,音楽を部分単位で記録するため,再生中に編集などの作業ができるのも特徴。
International MIDI Association(IMA) 国際 MIDI 協会
MIDI 規格を管理している組織。
MIDI音源やMIDI対応ソフトウェアの製造するベンダーによって設立された。
MIDI Standard Committee と協力して,MIDI 規格の標準化作業を行っている。
MIDI Manufacturers Association(MMA)
MIDI とその関連規格の標準化および管理を行なっているアメリカの業界団体。
デジタル音楽データの標準化を進めている。
サイト:http://www.midi.org
Interactive Audio Special Interest Group(IA-SIG)
MMA に置かれているグループのひとつ。
オーディオ関連のソフトウェアやハードウェアベンダーによる,
インタラクティブオーディオのアイデア交換が行われている。
Down-Loadable Samples(DLS)
MMA の IA-SIG のワークグループで標準化された、
サウンドカードに音色データをダウンロードするための規格。
eXtensible Music Format(XMF)
MMA が2001年9月に発表した新仕様。
Musical Instrument Digital Interface (MIDI),Standard MIDI Files (SMF),General MIDI(GM),Down-Loadable Samples (DLS) formats などの MMA/AMEI の標準を拡張するもの。
コンピュータ,電話機,PDA などの端末に内蔵されている音楽データ,あるいは,ローカルの HDD や Web サーバーに記録されているデータなどを参照するため,ファイル容量が小さいのが特徴。
数 KB のデータで,数時間分の音楽を生成できるらしい。
また,音楽を部分単位で記録するため,再生中に編集などの作業ができる。
普及すれば,音楽のデジタル化の仕様が単一化され,管理が容易になり,幅広い再生装置に対応する。
また,従来の形式でデジタル化された音楽を,Web による音楽配信,録音した音楽の再構成,電話の着信音,ネットワークゲームなどに応用されることが考えられている。
Association of Musical Electronics Industry(AMEI) 社団法人音楽電子事業協会
MIDI とその関連規格の標準化および管理を行なっている日本の標準化団体。
解散した音楽電子産業協会に代わって設立され,MIDI 規格の管理なども受け継がれている。
サイト:http://www.amei.co.jp
Japan MIDI Standards Committee(JMSC) 日本 MIDI 評議会
MIDI 規格の標準化を行なっていた団体。
この機能は現在,AMEI の「MIDI 規格委員会」に受け継がれている。
MIDI Time Code(MTC)
MIDI タイムコード。
MIDI Sample Dump Standard(SDS) MIDI サンプルダンプスタンダード
MIDI デバイス問で,サンプリングサウンドをやりとりするための標準規格。
Super MIDI Processing Unit(Super MPU)
MPU の上位互換装置で,4分音符あたり最大960ステップの分解能を持つ高機能カード。
日本ではパソコン用の MIDI カードの事実上の標準。
WinGroove
ソフトウェア MIDI 音源ドライバー。
不正シリアルを入力するとシステムを破壊するトラップ仕掛けられていた。
サウンドカードにソフトウェア MIDI ドライバが付くようになると使われなくなった。
Domino
便利な機能を多数搭載したピアノロール型の MIDI 専用シーケンサー。
作成した楽曲は独自形式のほか,SMF 形式で保存可能。
サイト:http://www.tkb-soft.hmcbest.com
v1.10
2007年3月12日公開,対応 OS は Windows 2000/XP。
v1.16
2007年5月11日公開,対応 OS は Windows 2000/XP。
主な変更点は,MIDI再生時に全トラックで再生されているノートを各トラックごとに用意された鍵盤へリアルタイム表示できる“演奏モニター”画面が追加されたこと。
v1.18
2007年5月26日公開,主な変更点は,あらかじめ登録した和音をピアノロール上の指定位置に入力できる“コード入力支援”機能が追加されたこと。
対応 OS は Windows 2000/XP。
v1.25
2007年10月28日公開。
主な変更点は,リアルタイム入力で録音した演奏からテンポを検出し,演奏に合わせて BPM 設定を細かく自動変更できる“タップテンポ&フィット”機能が搭載されたこと。
EasyMusicAnalysis
WAVE ファイルから任意の1音色で MIDI ファイルを作成できるフリーソフト。
2003年11月公開,対応 OS は Windows 2000/XP。
ピアノ音は認識率が高く,ドラム音は苦手らしい。
サイト:http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se302100.html
g_synth
ビデオカードの演算機能でサウンドを生成する,フリーのソフトウェア FM 音源内蔵型の MIDI プレイヤー。
2007年1月28日 v0.01.2007.0128 が公開,対応は Windows XP。
音色の設定が一切なく全MIDIチャンネルでエレクトリックピアノ風の音色になるほか,通常ドラムが割り当てられている10チャンネルは再生されない。
音楽再生中の CPU 負荷は1〜5%と,再生前と変わらないらしい。
サイト:http://notenop.adsv.jp
midiom
PC のキーボードのみでピアノロールにノートを入力できる MIDI 専用シーケンサーソフト。
2005年7月23日 v1.02 フリーウェア版が公開,対応 OS は Windows 2000/XP。
入力1ポート,出力2ポートまでに制限されている。
製品版では,入出力ポートが入力,出力ともに256ポートまで利用でき,他シーケンサーソフトや外部機器との同期機能や,ピアノロール上に別トラックのノートを重ねて表示できる機能などが追加されている。
サイト:http://mewlist.com
Studio ftn Score Editor
五線譜上に音符や休符,反復記号などをマウスで配置していくスコア入力型 MIDI シーケンサー。
2006年2月22日 v4.3 update:0221 が公開,対応 OS は Windows 98/Me/NT/2000/XP。
サイト:http://www.studio-arts.dyndns.org/studio-ftn
TinyPiano
パソコンのキーボードを鍵盤に見立てて演奏したメロディを MIDI 形式で保存できるフリーソフト。
2005年10月15日 v0.81j が公開,対応 OS は Windows。
サイト:http://www.geocities.com/tacc21j
採譜の達人
WAVE ファイルを MIDI ファイルに変換できる採譜支援ソフト。
2003年9月3日 v1.70 が公開,対応 OS は Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/2003 Server で,シェアウェアからフリーソフトになった。
サイト:http://www.pluto.dti.ne.jp/~araki/soft
伴奏考
ユーザーが登録した1小節の演奏パターンを,入力したコード進行にしたがい移調・転調した伴奏を作成できる MIDI シーケンサーソフト。
2005年10月9日 v1.7 が公開,対応 OS は Windows XP。
サイト:http://www.asahi-net.or.jp/~ik8m-okmr
猫耳プレイヤ
MIDI のテンポに合わせて踊るネコミミ少女のアニメーションを楽しめるフリーの MIDI プレイヤー。
2006年4月7日 v1.5h が公開,対応 OS は Windows 98/2000/XP。
サイト:http://namakobc.hp.infoseek.co.jp
戻る 英語『M』,最初のメニュー