Laser Printer,Laser Beam Printer(LBP) レーザープリンター

 レーザー光を利用してドラムに印字イメージを静電気で帯電させ,それにトナーを付着させて紙に転写,最後に加熱して定着させる,コピー機と同じ原理を利用して印字するプリンター。 本来は,半導体レーザーを使ったタイプを指すが,液晶シャッターや LED アレイ方式などの,乾式電子写真方式全般を指すことが多い。 機構上ページ単位でしか印刷できないが,高速で非常に美しい印字結果が得られる。 最近はかなり改善されてきてはいるが,一般に大型で消費電力が多く高価である。 カラータイプもあるが,絶対数は少なく非常に高価である。

 2006年2月にガートナーが発表した2005年の世界のレーザープリンター出荷台数は推計約2147万台(前年比18.6%増)。 カラー機種は約310万台(前年比44.3%増),モノクロは約1840万台(15.1%増)。 シェアは,1位 HP シェア49%(前年48.7%),2位 サムスン電子 8.7%(同10.5%),3位 レックスマーク 5.9%(同6.2%),4位 ブラザー工業 5.5%(同5.6%),6位 キヤノン 5.4%(同5%)。

 2007年8月1日の米国化学会の学会誌オンライン版『Environmental Science & Technology』誌に,特定のレーザープリンタはトナーの細かな粒子を空中に放出し,人間がそれを肺に吸い込むと健康を害する恐れがあるとの報告がされた。 プリンタ使用によって作業中のオフィス内の粒子レベルは5倍に増え,新しいトナーカートリッジを使っているときと,トナーが多く必要な画像を印刷するときに,粒子の放出が多くなることも示された。



photo conductor 感光体ユニット,特に感光体とゴミ

 レーザープリンターなどで,印字イメージが形成されるドラム。
長時間高温下(夏の自動車内)に放置したり,光を当てると,恒久的なダメージを受ける。 表面に手で触っても同様である。

 レーザープリンターを長く使っていると,黒いシミが印刷されたり,文字の一部が周期的に欠けるようになる。 これは感光体の表面についたゴミが原因。 ホコリなどのゴミは簡単に除くことができるが,トナーがこびりついたものはなかなか取れない。 感光体の表面のクリーニングは基本的には出来ないことになっている。 しかし,ベテランは,揮発性のシリコンオイルをごく薄く使う(ウエスに0.5秒吹き,30秒たってから,軽くふき取り1分以上放置), もしくは100%エーテルで脱脂綿で拭いて5分以上放置(完全に乾くまで)などのテクニックを用いる。 この時,「放置」中は蛍光灯に注意し(全ての光を当てない,太陽光は最悪!!), 水分(水は最悪)が無くなってから使用すること。 黒くなったら感光体を交換になるので,注意。 簡単なのは「からぶき」だが,「油脂・人油」はご法度。



戻る 
『L』最初のメニュー