Intel Atom

 Intel が2008年3月2日に発表した,モバイルインターネットデバイス(MID)やネット対応低価格デバイス向け省電力プロセッサのブランド名。 CPU やチップセットを含む MID プラットフォームには『Intel Centrino Atom』ブランドを使用する。 プロセッサは『Silverthorne』『Diamondville』というコードネームで呼ばれていたもの。 小型・省電力デバイス向けに設計した新しいマイクロアーキテクチャを基盤とし,Core 2 Duo と互換性のある命令セットを使用。 マルチスレッドにも対応する。 45nm プロセスと high-k 金属ゲート技術で製造され,サイズは25平方ミリ未満,トランジスタ 4,700万個。 平均消費電力は 160〜220mW,アイドル時は80〜100mW。 熱設計枠(TDP)仕様は 0.6〜2.5W。


Atom 330
 2008年8月20日発表の組み込み用途プロセッサ。 45nm 製造プロセスを採用し,533MHz のバスを備え,最大2GB のメモリをサポートする。


Atom D410
 インテルが2009年12月21日に発表した,グラフィックスコアとメモリコントローラを CPU に統合した デスクトップ PC 向け Atom。 45nm プロセスルールと High-k メタルゲートを導入し,平均消費電力を約20%削減。


Atom D510
 インテルが2009年12月21日に発表した,グラフィックスコアとメモリコントローラを CPU に統合した デスクトップ PC 向け Atom。 45nm プロセスルールと High-k メタルゲートを導入し,平均消費電力を約20%削減。


Atom E600C シリーズ
 2010年11月発表。 すでに登場しているAtom E600シリーズにアルテラのFPGAを統合してシングルパッケージにしたモデル。 Atom E665CT,Atom E665C,Atom E645CT,Atom E645C,Atom E625CT,Atom E625C が発表された。


Atom N450
 インテルが2009年12月21日に発表した,グラフィックスコアとメモリコントローラを CPU に統合した Netbook 向け Atom。 45nm プロセスルールと High-k メタルゲートを導入し,平均消費電力を約20%削減。 実装面積が60%縮小するらしい。


Atom N470
 Intel が2010年3月1日に発表した,グラフィックスコアとメモリコントローラを CPU に統合した Netbook 向けプロセッサ。 Atom N450 の上位製品で,クロック 1.83GHz,L2キャッシュ 512kB,対応メモリは DDR2-667。


Atom N570
 2011年3月1日発表。 クロック 1.66GHz。 4つのスレッドをサポート。 2次キャッシュは 1M バイト,TDP 8.5W。


N55
 インテルが2010年8月24日に出荷開始を発表した,ネットブック向け最新デュアルコア版,Intel Atom プロセッサ。DDR3 メモリに対応,シングルコアの Intel Atom プロセッサ『N450』と同様,長時間バッテリ駆動が可能。


Atom Z500番台
 2009年3月6日発表,産業温度範囲に対応しており,車載用インフォテイメント システム,IP メディア・フォン,エコテクノロジーやその他の産業用アプリケーション向けに,各種のパッケージ製品が用意されている。 車載システムに加え,インテルが『IP メディア・フォン』と呼ぶ新しいインターネット接続による通信機器に対応。


Atom Z515
 2009年4月8日発表。 パフォーマンスが必要なときにプロセッサを 1.2GHz で動かす新技術『Intel Burst Performance Technology(BPT)』を装備。


Atom Z550
 2009年4月8日発表。 クロックスピード 2GHz,ハイパースレッディング技術をサポートし,熱設計枠は 3W 以下。


Atom Z600 番台
 インテルが2010年5月6日に発表した,小型デバイス向け省電力 CPU。 動作周波数は,スマートフォン向け製品で最大1.5GHz。タブレット/モバイル機器向け製品で最大1.9GHz。 スマートフォンやタブレット機器/携帯端末向けで,プラットフォームの待機時商品電力を50分の1に削減しつつ,性能向上と小型化を実現。バッテリー持続時間は『スタンバイ時で10日以上』『音楽再生時で2日以上』『インターネット/ビデオ再生時で最大5時間』がうたわれている。


Atom Z670
 グラフィックスとメモリコントローラをプロセッサ上に搭載。 プロセッサ自体は従来比60%小型化し,省電力ながら1080p動画のデコードが可能。 SM35 Expressチップセットとともに HDMI 出力,USB 2.0 に対応する。 チップセット『Intel SM35 Express Chipset』と組み合わせて利用する。


Atom Developer Program
 Intel が2009年9月22日にβ版を立ち上げたと発表した,同社の情報端末向け省電力プロセッサ『Atom』搭載デバイス向けアプリケーションを開発する ISV や開発者を支援するプログラム。 まずは Netbook 向けアプリの開発から販売までをサポートするフレームワークを提供する。


開発コード『Cedar Trail』
 Intel が2011年4月12日に発表した,Netbook とエントリーレベルのデスクトップ PC 向け Atom プラットフォーム。 ネットブック向けで,長時間のバッテリ駆動と手ごろな価格帯が特徴。 バッテリ駆動は最長で10時間,スタンバイモードは数週間動作するため,充電後丸1日使用できる。 ネットブックと TV 間でビデオや写真をワイヤレス共有したり,ストリーミング再生音楽をステレオスピーカーで聴くことができる。
 2012年1月10日に正式発表。



インテル Atom プロセッサー CE4100 開発コード『Sodaville』

 2009年9月24日発表の,デジタル TV,DVD プレーヤー,STB など向けに設計された SoC。 テレビをもっとパソコンのように機能させて他のデバイスと情報をやり取りさせ,そうすることでユーザーが何に関心を持っているか把握し,ニーズに合ったものを提供できるようにすることを目指す。 インテル アーキテクチャーをベースとし,45nm プロセス。 1つのチップでインターネットと放送の両方のアプリケーションに対応でき,リッチメディア アプリケーションの実行に必要な処理性能とオーディオ/ビデオ機能も搭載。 ディスプレイ プロセッサー,グラフィックス プロセッサー,ビデオ ディスプレイ コントローラー,トランスポート プロセッサー,専用のセキュリティー プロセッサー,および SATA-300 と USB 2.0 を含む汎用 I/O が装備されている。



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