訪問者の監視
様々なサイトが訪問者の行動を追跡したり,広告キャンペーンの効果を測定するためなどに,
訪問者に無警告で行動を記録している。
そのためのタグや画像を下にまとめた。
こうした追跡用の仕組みは,それを利用する企業が実体を明かしたことがほとんどないが,
訴訟や政府によるプライバシー法案提出につながったりした。
多くの企業は,収集した情報は秘密厳守だと述べているが,
プライバシーを擁護する人たちは,企業がいつどこでウェブ・バグを利用するのかを開示するよう求めている。
web bug ウェブ・バグ
小さすぎてユーザーが気が付かないような監視タグ。
1ピクセル四方のタグの形をした一続きのコードで,検知はかなり難しく,クッキーよりも識別しにくい監視ツール。
これで,サイト運用者は利用状況を追跡したり,ページごとの訪問者数を数えたり,訪問者の行動を監視したりできる。
また,広告ソフトウェア企業は,ウェブバグと一緒にクッキーを使って,マーケティング・キャンペーンの有効性を確認し,利用者の個人データを収集することが多い。
これで集めた情報は,将来の販促活動に反映させることも可能。
多くのサイト運営者やネット広告会社は,ターゲットを絞った情報を消費者に届けるのに役立つデータ(どのページが最も頻繁に読まれているかなど)を収集するため,ウェブページにこうした追跡タグを埋め込んでいる。
訪問者の IP アドレスを入手したり,有害なファイルをパソコンにインストールしたりするものもある。
これを採用するウェブサイトやマーケティング業者が増加し,Web ページの約10%が利用していると言われる。
ほとんどのウェブサイトは,自社のプライバシー方針に関する項目にウェブ・バグの使用を開示していない。
これを警告する Windows 版 IE 用のプラグイン・ソフトウェアが配布されている。
Microsoft Word のウェブバグ
Bugnosis
プライバシー財団(コロラド州デンバー)が2001年6月7日に公開した,Internet Explorer のアドオンソフトで,
ウェブサイト上の追跡タグを検知し,そのページ上にあるバグを点滅させて訪問者に知らせる。
また,音声で警告することも可能で,さらに追跡タグを使っている企業宛てに簡単に電子メールを送ることもできる。
クリア GIF
ウェブページや HTML 形式の電子メールに埋め込まれた小さな画像のことで,
ページが閲覧される際に遠方のコンピューターへ情報を転送する。
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