インターネットを利用した求人と就職
1997年頃からインターネットが就職活動に使われるようになり,
その模様が大きく変わってきている。
今では,どの会社のホームページにも求人情報のページがあり,
インターネットが最も有効に使われている分野の一つと言われている。
これを利用すればホームページや電子メールで多くの会社へ申し込むことができる。
反面,こうした応募は電子データなので,機械的なふるいに掛けられる傾向があるらしい。
また,体験談や面接内容などが専門のページやメーリングリストなどで公開され始めている。
インターネットを利用した就職活動は会社の研究と希望する会社への連絡である。
具体的には企業のホームページへアクセスし,エントリー画面で項目を埋めて送信する。
就職サイトを利用すると会社検索や一括エントリーができる。
エントリーすると,会社案内,セミナーや説明会,試験日程が電子メールか葉書で送られてくる。
なお,就職活動にインターネットを使う場合,ポストペットの使用,メールでの内定辞退,ML での個人情報の公開,
自分のホームページの自慢は避けたほうが良いらしい。
アメリカの状況
2007年8月21日にヤフーバリューインサイトが発表した求人に関する調査結果によると,携帯電話で求人情報を探したことがある回答者89.0%。
求人情報の種類は,『アルバイト情報』68.7%,『就職情報』64.6%,『転職情報』34.7%。
男女年代別では,『就職情報』は男性20〜40歳代と女性20〜30歳代,『転職情報』は男性30〜40歳代,『派遣情報』は女性20〜30歳代,『アルバイト情報』は男性19歳以下と女性20歳代以下,『パート情報』は女性40歳代以上で多かった。
『携帯電話から登録したことがある』のは29.2%。
男女とも20歳代以下が,特に女性19歳以下では50%を占めている。
登録した求人情報の種類は『アルバイト情報』64.5%,『派遣情報』37.8%,『就職情報』37.0%。
便利だと思う点は,『いつでも見られる』79.5%,『どこでも見られる』67.4%,『無料利用できる』44.4%,『検索できる』36.6%,『見てすぐに,サイト上で応募・問合せできる』32.0%,『調べた情報を保存できる』31.9%。
2009年2月27日にネプロジャパンとネプロアイティが発表した,『携帯電話で仕事探し』に関する調査結果では,経験ありが46%。
携帯求人サイト利用者の就業形態は『アルバイト/パート』25%,『転職』9%,『就職』5%,『派遣社員』5%。
他の求人媒体との併用については,携帯求人サイト利用者の6割以上の人が,他の媒体と併用していた。
携帯求人サイトを利用しない理由は,『他の求人で事が足りる』14%,『使いづらい』6%,『情報量が少ない』5%。
調査対象は携帯電話コアユーザーで有効回答者数は,4,262名。
男女比は,男性:45%,女性:55%。
年代別では,20代:28%,30代:43%,40代以上:27%。
調査日は,2009年2月3日。
2008年6月に社会経済生産性本部と日本経済青年協議会が発表した,2008年度入社の新入社員を対象にした『働くことの意識』調査結果によると,就職活動の情報源で最も多かったものは『企業ホームページ』85.7%だった。
2位『会社説明会』83.3%,3位『インターネットの就職関連サイト』80.6%,『企業が用意した採用案内パンフレット』77.3%,4位『学校への求人』53.6%,5位『民間情報会社が発行する就職情報誌など』46.6%,6位『一般書籍(会社四季報や企業研究など)』37.4%。
調査対象は2008年度新社会人研修村に参加した新入社員3833人。
回答者の最終学歴は4年制大学(58.7%),普通高等学校(11.3%),大学院(9.4%),専修・専門学校(8.0%),短期大学(4.3%),職業高等学校(3.2%),工業専門学校(2.4%),各種学校(0.9%)。調査期間は3月5日〜4月30日。
就職サイト,転職サイト
就職・転職情報のサイト。
転職情報誌と肩を並べるツールとして認識されている。
認知度の調査では,2001年は RECRUITnaviCAREER(現,リクナビNEXT)が独走状態だったが,2002ではリクナビNEXTに加え, [en],eCareer,Find Job! などが評価を上げている。
また,厚生労働省の「しごと情報ネット」も7位に入っている。
リクナビ http://www.recruitnavi.com
日経就職ナビ http://job.nikkei.co.jp/
毎日キャリアナビ
毎日就職ナビ http://job.mycom.co.jp/
メガジョブ http://www.megajob.ne.jp
みんなの就職活動日記 http://www.nikki.ne.jp/
Jobweb Japan http://www.jobweb.co.jp
2006年10月31日に発表された,株式会社エドベックの『大卒向け就職サイト比較調査2005』によると,大学生の就職サイト利用は『リクナビ』が圧倒的なシェアを占め,以下『毎ナビ』『日経ナビ』『[en]学生の就職情報』の上位4サイトに集中。
この序列は複数の指標で固定化しており,また,他サイトの認知度や利用率はいずれも低い。
調査方法は Web アンケート+インタビュー。
期間は Web アンケートが2005年9月2日〜同7日,インタビューが2005年9月16日〜同27日。
対象は就職活動を行った/行う意向のある大学3年生〜大学院生(うち2006年卒業予定者:計400名,2007年卒業予定者:計290名)。
エントリー
企業のホームページから就職を申し込むことは,エントリーと呼ばれている。
なお,エントリーできない場合は,
その使っているブラウザーと相性が悪いか企業のサーバーの設定ミスである。
ブラウザーまたは端末を変えて再度行い,それでも同じならメールで問い合わせるべきである。
(このレベルでミスを犯す様な企業へは就職しないほうが良いかもしれない)
ソーシャル・リクルーティング
SNS を転職媒体などとして採用を行う概念。
詳細な人物プロフィールを元に採用を行える,転職潜在層に対してアプローチできるといった利点から,海外ではLinkedin(リンクトイン)や Facebook を活用したソーシャル・リクルーティングを行う企業が増加しているという。
みんなの就職活動日記
みんなの就職(本社:東京都港区)が楽天グループで運営するクチコミ就職活動サイト。
サイト:http://www.nikki.ne.jp
Yahoo Careers
Yahoo! の求人求職サイト。
2002年4月18日から,情報供給元が CareerBuilder から HotJobs.com になった。
サイト:http://careers.yahoo.com
ピンクスリップ
アメリカ(シリコンバレー?)で,解雇通知を指す言葉。
ピンクスリップパーティー
アメリカ(シリコンバレー?)で,失業者と求人担当者が行う,パーティー形式の面談。
2001年頃は多くの前者とごく少数の後者,あわせて1000人前後が,1本2ドルのビールを片手に行っている。
サイバーユニオン
中小企業の労働者らで作る全国一般東京一般労組が1998年に始めたネット労組。
距離や時間に関係なく,労働事情を共有できる。
気軽に加入できる反面,問題が解決すると退会する会員も多い。
サイト:http://www2s.biglobe.ne.jp/ti-union
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