IBM zSeries

 IBM のサーバーのシリーズ名。 PR/SM(LPAR)を導入して10年以上の実績があり,15論理区画間での,動的な資源配分と制限が可能。 論理区画間でのトランザクション・レベルでのワークロード管理を行う Intelligent Resource Director やパーティション間での超高速転送を行う HyperSocket を装備している。 また新しいソフトウェア料金として,従来はプロセッサーの最大処理能力分のソフトウェア料金を請求していたが,ユーザーが設定した値に相当する料金を請求し,お客様の要求により迅速に設定値を増加できる「ワークロード使用料金」が利用可能。 Red Hat や SuSE など Linux ディストリビュータ側も対応を進めている。


z/VM
 zSeries 上で他の OS を稼動させることができる仮想環境。


z900
 2000年に発表された IBM のメインフレーム,16プロセッサ構成。 2001年にアップグレードされた。


eServer zSeries z800 開発コード Raptor
 2002年1月25日発表された IBM のメインフレーム,Linux もサポートする。 発売以来2ヵ月で200台を販売。

eServer zSeries800 Linux モデル
 2003年3月に発表された,Linux 専用のメインフレーム。


eServer zSeries 990(z990)
 IBM が2003年5月13日に発表したメインフレーム,通称『T-Rex』,処理性能は現行製品の約3倍,論理区画は倍の30まで拡張されている。 最大32プロセッサで,処理能力は 9,000MIPS 以上,4億5000万トランザクション/日,仮想化機能により IBM 製メインフレーム OS 環境を最大30個,z/VM 上で Linux を走らせた場合,数百〜数千にまで分割が可能。 開発には1,200人の開発者が従事し,4年間で10億ドルが投資された。 On-Off キャパシティー・オンデマンド機能を搭載。 Linux,J2EE 1.3 が動作し,UDDI や SOAP などの Web サービス標準仕様に対応。


IBM System z9
 IBM の企業の確実なデータ管理を支援するメインフレーム製品。
 2006年1月26日,高速プロセッサパック『System z9 Integrated Information Processor』(zIIP) をリリースすると発表。 処理専用エンジンで,System z9 のデータハブとしての能力が向上し,集約化によってデータの複製を保持する必要性を最小限に抑えることが可能になる。


IBM System z9 109
 IBM が2005年7月26日に発表したメインフレーム,eServer zSeries の第三世代。 12プロセッサユニット(PU)/ブックモデルの S08,S18,S28,S38,そして 16PU モデルの S54 の5つの物理モデルが提供される。 1台の System z9 には,LPAR(論理区画)で最大60区画,z/VM では論理的に無制限のサーバイメージを作成でき,CPU 資源は各イメージのワークロードに応じて効率的に配分される。


IBM System z
 2007年4月19日,日本 IBM はオンデマンド・コンピューティングを実現する機能の拡張を発表。 論理区画(Logical Partitioning:LPAR)グループキャパシティ制限機能を追加し,オン/オフ・キャパシティ・オンデマンド機能(On/Off Capacity on Demand:OOCoD)を拡張。 システム全体の利用効率とシステム運用の柔軟性を向上させた。


System z10
 IBM が2008年2月26日に発表したメインフレーム。 System z9 と比較して,同数の CPU 構成では1.5倍,最大構成 CPU 構成では1.7倍の処理能力を発揮。 処理能力は約1500台のx86サーバに相当し,設置面積を最大85%,エネルギーコストを最大85%削減できるという。


IBM System z10 Business Class
 日本 IBM が2008年10月22日に発表したミッドレンジのメインフレーム。 上位機種である IBM System z10 Enterprise Class で実装された技術を,ミッドレンジに製品に継承したもの。 プロセッサユニットはクアッドコアだが,発熱を考慮して4個あるプロセッサコアの内1個を停止させ発熱量を抑えている。 そのためクロック周波数は3.5GHz(z10 EC は 4.4GHz)。 1ユニット当たり最大12個のプロセッサを搭載可能だが,2つは入出力用のシステムアシストプロセッサ用として確保されるため,実際に利用できるのは最大10個。 CPU はニーズに合わせて z/OS,z/VM,z/VSE 用汎用プロセッサ,Linux 専用プロセッサ,Java アプリケーション専用プロセッサ,DB 専用プロセッサ,カップリング専用プロセッサ,システムアシストプロセッサから選択できる。


IBM zEnterprise
 日本 IBM が2010年7月23日に報道関係者に披露した System z10 の後継。 ハードウェアとしては,メインフレームの『IBM zEnterprise 196(z196)』と,『IBM zEnterprise BladeCenter Extension(zBX)』と呼ばれる拡張フレームで構成される。


System z Solution Edition Series
 IBM が2009年8月14日に発表したHewlett-Packard (HP) や Sun Microsystems の古い UNIX システムか Linux 対応メインフレームへの移行支援パッケージ。

System z Solution Edition for Enterprise Linux
 IBM が2009年12月9日に発表した,メインフレームを配備済みで,Linux 環境の追加に関心がある顧客向けの製品。

System z Solution Edition for Chordiant
 IBM が2009年12月9日に発表した,『z/OS』に『DB2 for z/OS』と『WebSphere Application Server for z/OS 』を組み合わせ,Chordiant 製の顧客関係管理 (CRM) アプリケーションを System z で運用したい顧客向けの製品。



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