日立の2009年の出来事
2009年1月9日,従来に比べてサイズを 1/4 に小型化した機器組み込み用指静脈認証ユニットを発売。
ロッカーやキャビネット,保管庫,金庫,専用端末などに組み込むための装置で,指静脈を撮影するカメラ部と指静脈データのパターン化から認証・照合までを行う回路を小型化した。
2009年1月26日,南アフリカ共和国科学技術省(DST)と共同で,南アフリカ共和国の若手技術者を育成する『日立−DST南アフリカ技術者育成スカラシップ・プログラム』を創設したと発表。
南アフリカの電力関連企業で働く若手技術者の育成が目的。
2009年2月9日,中堅・中小規模の企業(SMB:Small and Medium Business)向けサポートサービス事業の強化を目指し,グループ会社を再編すると発表した。北海道,四国,九州のグループ会社の出資比率を変更し,4月1日付でシステム保守の日立電子サービスの連結子会社にする。
これにより日立電子サービスの子会社になるのは,北海道日立ソリューションズ,日立四国ソリューションズ,九州日立ソリューションズの3社。
日立電子サービスは,日立グループで主にシステムの保守や運用を手掛けており,全国320カ所にサービス拠点でIT機器の調達や構築,管理を一括で提供するサービスを展開している。
2009年2月26日,UQ コミュニケーションズの『UQ WiMAX』の業務アウトソーシングを受注したと発表。
2009年3月16日,日立プラントテクノロジー取締役会長兼日立マクセル取締役会長の川村隆氏が,4月1日付で会長兼社長に就任する人事を発表。
現社長の古川一夫氏は副会長に退く。
2009年5月28日,フランスの Bull 傘下の ID・アクセス管理ベンダー Evidian と生体認証技術で提携すると発表。
2009年6月,事業部門ごとに提供していたシステム導入のコンサルティングサービスやコンテンツの作成,配信スケジュールの管理,システム構築などを一本化し,サービスとして提供すると発表。
事業強化の一環として,デジタルサイネージのシステム構築やコンテンツの配信基盤などのサービスをまとめた『日立デジタルサイネージソリューション』の提供を,6月10日に開始する。
2009年6月15日,マイクロソフトと仮想環境の運用管理分野における協業について基本合意したと発表。
日立のシステム運用管理製品『JP1』およびマイクロソフトの『Microsoft System Center』の連携を進める。
2009年6月30日,グループでITシステム関連事業を手がける日立電子サービスと日立エイチ・ビー・エム(日立HBM)を10月1日付けで合併すると発表。
日立電子サービスが展開する調達から構築,運用,保守までの統合サポートサービスと,ITプラットフォーム拡販やシステム構築を手がける日立 HBM を統合。
日立電子サービスのサポート力,日立 HBM の SI,営業力を融合し,顧客のシステムライフサイクル全体のサポートをワンストップで手がける体制を構築する。
2009年7月13日,WiMAX 通信網を活用した MVNO 事業の支援サービスを体系化し,MVNO 向けに7月14日から提供すると発表。
MVNO が短期間でビジネス立ち上げられるよう支援する『MVNE プラットフォーム利用サービス』と,コンタクトセンターの構築から運用までをサポートする『コンタクトセンタサービス』で構成される。
2009年7月28日,日立マクセルなど上場連結子会社5社(日立マクセル,日立情報システムズ,日立ソフトウェアエンジニアリング,日立システムアンドサービス,日立プラントテクノロジー)を完全子会社化すると発表。
再編により成長事業を取り込んで強化するほか,主要子会社の業績を連結決算に100%反映させて業績改善を目指す。
2009年7月29日,トレンドマイクロと仮想化環境におけるネットワークセキュリティ事業で提携すると発表。
日立の BladeSymphony のサーバ仮想化機能『Virtage』と,トレンドマイクロの仮想化環境向け Web セキュリティ製品『InterScan Web Security Virtual Appliance』およびメールセキュリティ製品『InterScan Messaging Security Virtual Appliance』を連係させたサービス提供,マーケティングを展開する。
2009年8月26日,ATM や入退室管理などで実用化されている『指静脈認証モジュール』の薄型化(厚さ 3mm)に成功したと発表。
2009年10月26日,日本オラクルと Oracle のデータベース(DB)クラスタリング技術と日立のブレードサーバを組み合わせたデータベースサーバの統合について,効果の検証を完了したと発表。
2009年11月5日,レッドハットと基幹系 Linux システム向けのサポートサービス分野での提携を強化することで合意。
Linux 予防保守の負担を軽減し,サポート期間を延長する新サービスを両社が連携して商品化,日立から提供を開始する。
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