Hall element ホール素子

 磁界(磁場)の検出や計測に用いられる半導体素子の一種。 「ホール効果」を利用する。
 用途は,モータや磁気ディスクの回転制御,磁界や電流のセンサなどがある。 磁界の検出にコイルを使用する場合に比べ小型・低コスト化が可能であることから,小型モータ制御に多用される。  材料には,ガリウム・ヒ素(GaAs)やインジウム・アンチモン(InSb)などがよく使われる。 インジウム・アンチモンを使ったホール素子は,高感度だが温度特性は劣る(温度による影響を受けやすい)。 ガリウム・砒素の素子は温度特性が良い。 これらに比べシリコンは感度が低いため,増幅回路とともに集積したホール IC の形で使われる。



Hall Effect ホール効果

 半導体素子の面に沿って,電流を流す一対の端子と, それに直交する方向の一対の測定端子を設け,電流を流しながら素子に垂直な方向に磁界を加えると, 測定端子間に磁界にほぼ比例した電圧が発生する現象。
 コイルを利用した,電磁誘導による電圧の発生と比較すると, ホール効果では,変化しない磁界(直流磁界)を検出できること, 電源が必要であること,検出感度が材料に依存することなどの相違がある。



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