AdSense
Google のコンテンツ連動型広告プログラム,サイトのコンテンツに適合したテキスト広告を配信してクリック数に応じた広告料を支払うサービス。
Google の検索技術を駆使し,Web サイトのリンク構造,言葉の頻度や位置,フォントサイズなどから言語学的に内容を解析してキーワードを抽出。これにマッチしたテキスト広告をサイト上に配信・表示。
大規模サイトや戦略的パートナーに提供するプレミアムサービスと,一般サイト向けサービスがある。
前者は,原則として月間1,000万ページビュー以上のサイトが対象で,Google の専属担当者によるサポートが受けられる。
後者は,すべてのサイトオーナー向けで,Google のサイト上からオンラインで申し込みが可能で,Google の審査を通過したサイトにのみアカウントが発行される。
配信される広告は,アドワーズおよびサーチ向け AdSense と共通で,Google へ出稿する広告主は,配信先を,アドワーズ,アドワーズとサーチ向け AdSense,コンテンツ向け AdSense から選択できる。
広告掲載サイトがコンテンツに合った広告をセルフサービスで提供でき,Web サイトの広告スペースの価値を高めるとされる。
広告主は10万社以上で,配信する広告は非成人向け,成人向け,アダルトに分類されている。
2003年8月7日に発表した新機能は,同日夜に削除された。
それは,コンテンツに合った広告がある場合は『関連検索』リンクを表示し,コンテンツに合う適切な広告が見つからなかった場合には空白広告スペースを表示するものだったが,
Google が広告掲載サイトを利用して,トラフィックと売上を吸い上げているとの不満がメッセージボードに多数書き込まれた。
12月から一般サイト向けに提供を開始。
12月19日,AdSense の国際展開を発表。
スペイン,フランス,ドイツ,イタリア,日本ではすでに広告掲載サイトからオンライン申込み受付を開始した。
2004年1月14日,日本における提供開始を公式に発表。
1月13日から BIGLOBE で導入,時事通信社も近く導入する予定。
3月,AdSense プログラムに不正クリックを登録する Google Clique というソフトを作成したプログラマが,Google を恐喝した容疑で,米財務省検察局により逮捕,起訴された。
2005年2月中旬には国際的なメディア企業 VNU との提携で,VNU の配信する Web 媒体上で AdSense による広告配信事業を開始。
2008年4月,モバイル機器対応 Web サイト向けのディスプレイ広告(イメージ広告)を開始し,インタラクティブ広告における新たな未開拓分野に進出する。
2009年9月,これをオープン化し,AdSense 広告掲載サイト上において外部のディスプレイ広告ネットワークの広告コンテンツ掲載を認めると発表。
2009年10月5日,表示サイズが大きめのモバイル広告フォーマットを導入。
『iPhone』や『Palm Pre』,『Android』搭載端末などのスマートフォン向けに最適化されている。
今までの AdSense と共通のフォーマットを利用しながら,320×50 の新しいサイズを含むハイエンドモバイル端末向けの広告ユニットを設置することが可能になる。
2009年11月24日,管理画面をリニューアル。
グラフ表示機能の追加や UI の変更などが主な変更点。
日別のクリック率や収益,ページの表示回数などを折れ線グラフで表示できるようにし,リニューアルで収益トレンドを把握しやすくした。
レポート機能をカスタマイズすることも可能。
2010年5月24日この一部のサービスにおける収益の分配率を初めて発表。
コンテンツ向け AdSense のパブリッシャー側の分配率は68%,検索向けは51%。
前者の分配率は AdSense を立ち上げた2003年以来,後者は2005年に1度引き下げて以来変えていないらしい。
2010年9月1日,『mixi』の PC サイトに導入されたと発表。
2012年2月16日,デスクトップ向けと携帯端末向けのサービスを一元化したと発表。
プレミアムサービス
従来(2003年12月以前)提供していた AdSense の企業向けサービス。
AdSense for Feeds
Google の RSS など XML フィードに AdWords 広告を挿入するサービス。
数週間の,ごく一部のサイトでの試験運用後,2005年5月17日に公開βテストを開始。
広告は,通常の AdSense と同様にコンテンツ連動メカニズムを用いて自動配信する。
AdSense API
2010年8月5日,モバイルサイトでも AdSense API を無料で利用可能になったと発表。
モバイル向け AdSense API は,ウェブ開発者やブログホストサービスを行っているモバイルサイト運営者に適した,無料で利用できるサービス。
モバイルサイトに AdSense を組み込むことが可能になり,サイト運営者は,ユーザーが作成したページで生じた AdSense 収益をユーザーと分配したり,AdSenseに新しいユーザーを紹介した際の紹介ボーナスを得ることができる。
AdSense for Games
Google が2008年10月8日に発表したオンラインゲームに動画広告を組み込むプログラム。
広告主はゲーム前,レベルチェンジ後,ゲーム終了後などに動画広告を挿入できるほか,ゲームデベロッパーとパブリッシャーが提供するキーワードやタグに連動した画像広告やテキスト広告を表示することもできる。
AdSense for Mobile
Google のモバイルサイト向けの AdSense プログラム。
米国,英国,フランス,イタリア,ドイツ,スペイン,アイルランド,ロシア,オランダ,オーストラリア,インド,中国,日本で利用可能になる予定。
2009年2月10日発表。
携帯キャリアや Web サイトオーナーは,Google の検索ボックスを携帯向け Web サイトに組み込むことで,AdSense 広告収益の分配を得ることができる。
2012年5月1日,AdSense for Mobile を終了する予定。
AdSense for Mobile Applications
モバイルアプリに AdSense 広告を配信するサービス。
iPhone アプリや Android アプリにコンテンツ連動型のテキスト広告,画像広告を表示できる。
アプリケーション開発者は自分のアプリに表示された広告から広告収入を得られる。
2009年6月24日,さらに広い範囲で試験を行なうと発表。
AdSense Video
Google が2007年10月9日に開始した,AdSense のビデオ版。
Web サイトオーナーが自分のサイトに所定のコードを設置すると,サイトに YouTube コンテンツパートナーのビデオが表示されるというもの。
ビデオは広告付きで,広告収入の一部がサイトオーナーに分配される。
AdSense for Video
Google が2008年2月に開始した動画向け AdSense。
モバイル版コンテンツ向け AdSense
Google の携帯電話で表示するWebページに掲載しているコンテンツと関連のある広告を表示するサービス。
2007年10月10日,日本でも提供開始。
2008年12月1日,『mixi』の携帯電話向けサービス『mixiモバイル』に採用されたと発表。
show_ads.js
AdSense の広告挿入スクリプト。
2011年3月17日,これをアップデートし,広告掲載サイトの表示を高速化したと発表。
CheckAds
Google AdSense の収益状況を,小型ウィンドウや,タスクトレイアイコンのツールチップで表示するフリーソフト。
2005年9月1日公開,対応 OS は Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。
サイト:http://www.woodybells.com
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