Google AdWords グーグル・アドワーズ
2003年2月末開始の Google の広告システム,広告主が選んだキーワードが検索された時だけテキストベースの広告が表示される。
これまでのプログラムで,インプレッション数に応じて支払額が決まっていた。
配信先には,AOL,Ask Jeeves や EarthLink など大手がそろっている。
費用対効果が高く,マネージメントによって,さらに費用効果を上げることが可能。
アカウント一つで世界中に掲載が可能。
料金がクリック数×クリック単価で算出され,クリック単価は広告主の入札で決まり,ユーザーが該当するキーワードで検索をした場合に,通常の検索結果とは別枠に表示される。
また,この広告がどれだけユーザーにクリックされたかという「人気度」というパラメータが明示される。
そして,広告主がいつでも直接,広告文や設定を変更できる。
アカウントの初期開設のデモで,キーワードの見積りができる。
広告集計データベースからの値らしく,数値の変わるタイミングは,一日のうちでは夕方,一週間では木曜日や金曜日などが多い。
訴訟の増加に伴い,キーワードに関する問題が起きた際に仲介役から,商標の所有者に広告主と直接交渉してもらうように,ポリシーを変更をした。
2003年3月,BURST! Media および Fastclick と契約。
2003年5月,全キーワードのオークション最低入札価格をクリック1回あたり5セントに引き下げた。
2003年6月,イギリスとドイツで行っており,7月にはフランス,8月にはデンマーク,イタリア,スペイン,スウェーデンでも開始され,スカイスクレーパー型が表示される。
2003年9月,この時点で,利用している広告クライアントは15万で,同年3月の50%増。
2003年10月,広告主が地域単位で広告ターゲットを絞れるようにする機能のテストを開始。
これでは,特定地域のユーザーが検索した時のみ広告リンクが出現する。
2004年2月,中国語インターフェースおよび新たな支払いオプションを発表。
中国語圏の広告主は AdWords キャンペーンの購入や管理を,繁体字および簡体字どちらの中国語でも行なえるようになった。
2004年3月27日,ブラインドや壁紙などの販売会社 American Blind and Wallpaper Factory からキーワードの販売が商標権侵害にあたるとして提訴された。
2004年4月,商標取り扱いに関する規定を改訂。
米国およびカナダの広告主に対して,他者の商標をキーワードとして使うことを認めるようになった。
2004年5月,日本の中でも地域(都道府県から市区町村まで)が選択可能になった。
これは,ユーザーの IP アドレスから接続地域を特定しているので,正確性には欠ける。
これにより,地域を特定したマーケティングデータ収集や広告予算の少ない個人商店などが対応可能となる。
逆に,機能の複雑化と売上減少(効率の改善により)で広告代理店にとってデメリットらしい。
2004年11月,コンテンツポリシーを公開。
それまで,広告ポリシーを明らかにしていなかったため,広告主が不満を感じていた。
2004年12月,米連邦地裁は,商標に該当するキーワードを基にした広告表示を可能にする Google の規定は合法で,今後も継続可能とする判決を下した。
ただし,Google の広告主がテキスト広告の中で商標権の対象用語を使用することに関しては和解するよう促した。
2005年4月25日,これを利用する広告主のごく一部を対象に,コンテンツ連動広告を表示するサイトを広告主自身が指定できる,掲載サイト指定機能のベータテストを開始。
2006年12月,これのクロスサイト スクリプティングを招きかねない脆弱性を修正したと発表。
2007年2月28日,『ローカルビジネス広告』を追加。
Google マップ 上や Google の検索結果上,検索パートナーの掲載結果上に,地域でターゲティングした AdWords を表示させるサービス。
2007年3月,特定のウェブサイトをターゲットに,広告主がクリック単価ベースで広告を掲載できるようにする入札システム,ペイパーアクション (PPA) の限定的なベータテスト開始を発表。
広告掲載希望者が,広告が1度クリックされるごとに Google に対して支払う最高金額を自分で決め,入札に参加する。
特定の製品購入やニューズレター登録など,消費者行動を広告主が選択し,その行動に対してのみ広告料を課金するという条件の契約を交わすことで,広告主により大きな自由度を与える。
2007年4月26日,『ユーザーを悪質なサイトにリダイレクトしていた AdWords のアカウントを特定し,無効にした』と発表。
削除されたリンクは,ユーザーが特定の検索をした後に表示される検索結果ページの『スポンサードリンク』として表示されていた。
2007年9月,この商標ポリシーを巡り,商標権侵害にあたると主張する American Blind and Wallpaper Factory (ABWF) と争っていた案件で,両社は和解した。
ABWF は Google に対する主張を取り下げ,Google が商標ポリシーを変更しない限り,ABWF は同社を訴えないという。
2008年4月18日,サイトをテストするツール『Webサイト オプティマイザー』を一般に公開。
2008年8月21日,広告主が入札する検索キーワードの Quality Score(品質スコア)の変更を発表。
主な変更は,検索クエリーごとのキーワードの品質評価,品質スコアのリアルタイムな評価に伴う『非表示(検索サイト)』ステータスの廃止,これまでの最小入札価格に代わる『First Page Bid』という新しい指標の表示の3点。
2009年2月20(?)日,表示される URL についてのポリシー変更を発表。
ひとつの広告グループ内の表示URLは,すべてトップレベルドメインが同じでなければならないとするもの。
また,AdSense の広告ユニットのフォントを3種類のフォントから選べるようになったと発表した。
ただし,英語やフランス語など19か国語でのみ利用可能。
2009年5月,販売代理店などが広告の送信元の場合,商標用語を広告テキストに記載できる新しいポリシーを発表。
これれは米国の Google.com に配信される広告と,米国の Google 検索ネットワークとコンテンツネットワークのユーザーに対してのみ適用される。
2010年3月23日,欧州司法裁判所は Google が AdWords 広告プログラムで商標キーワードを販売しているのは商標侵害に当たるかどうかをめぐる訴訟で侵害ではないとする判決を下した。
Google Advertising Professionals
Google が2004年11月10日に開始した,顧客用に複数の AdWords アカウントを管理している広告代理店などに向けたパートナープログラム。
対象は,Web マスター,検索エンジン マーケティング (SEM) 業者,広告代理店などで,ツールやトレーニングおよびロゴが提供される。
Display Ad Builder
AdWords のセルフサービス広告ツール。
2010年3月16日,YouTube のビデオに動画内広告を簡単に掲載できる機能を追加したと発表。
First Page Bid
Google の Web 検索結果1ページ目に広告を表示させるにはどれくらいの入札金額が必要かの目安。
My Client Center
単一のインターフェースで複数の AdWords アカウントを管理できるダッシュボードを提供するツール。
AdWords Learning Center
AdWords に関する最新の情報を自分のペースで学べる学習センター。
入門から高度な機能まで学べる自習用コンテンツが提供される。
Google Budget Optimizer
Google の AdWords のクライアント向けのツール。
広告料の上限を自動的に調整し,各自の予算内で最大のクリック数を稼げるようにする。
AdWords Comparison Ads
Google が2009年10月に開始した,商品やサービスを一覧表示し,ユーザーが比較検討できる広告。
比較ページに飛ぶと,ユーザーが自身の収入や自宅の価格を入力して,検索を絞り込むことができるほか,直接業者に電話をしたり見積を依頼することができる。
Qualified Google AdWords Professional
年1回の実力試験に合格し,さらにいくつかの基本的な要件を満たした参加者が,サイトやマーケティング資料に表示できるロゴ,またはその資格。
Click-to-Call
Google が AdWords で提供を開始したサービス。
検索結果ページに現われる広告の,緑色の小さな受話器アイコンをクリックすると,自分の電話番号入力欄が現われる。
入力して Connect For Free ボタンをクリックすると,Google から電話がかかり,検索ユーザーがその電話に出ると広告主につながる仕組み。
グーグルが知り得た電話番号は短期間だけ保存した後でサーバーから削除され,広告主が検索ユーザーの電話番号を知ることはできない仕組みだとしている。
Keyword Tool
Google の AdWords の機能。
広告主は自社のビジネスに関連のあるキーワードをまとめたキーワードリストを作成できる。
2008年7月8日,キーワードが検索された回数を表示できるようになった。
AdWords API
2005年1月27日にβ版を公開した AdWords 用の管理インターフェース。
キーワード/広告文/URL に関するレポートを自動生成することができるが,広告料支払額に基づく割り当て量の上限があり,そこまでは無料で利用できる。
AdWords Select
グーグルが2002年2月から始めたプログラムで,広告主の支払額や人気(つまりクリックスルー率)に応じて広告の掲載ランクを決めるもの。
訪問者が広告をクリックした時だけ料金を支払うシステムで,広告主は掲載位置を入札できる。
Google Sponsored Link Program(GSLP)
Google AdWords を応用した,検索キーワードにあわせたテキスト広告を検索結果にあわせて表示する「キーワード連動広告」の一形態。
検索でキーワードを入力すると,検索結果の上位サイト名の右側に「PR」と表記されたサイト名が表示される。
remarketing(リマーケティング)
AdWords に2010年3月25日に追加された機能。
広告主のサイトを訪れたユーザーを追跡してほかのサイト上でも広告を表示できるようにする。
インタレストベース広告の機能のひとつとして提供するもので,自社サイトを訪れたことのあるユーザーが Google コンテンツネットワークのサイトを見ているときに,そのユーザーが関心を持ちそうな広告を表示する。
自社サイトだけでなく,YouTube のブランドチャンネルを訪れたり,YouTube のホームページ広告をクリックしたユーザーも対象とすることができる。
戻る 『Google』,最初のメニュー