Fujitsu Micro R(FM-R)

 かっての富士通の銘機,またはそのオリジナルアーキテクチャーの名前。 NEC の PC-9801シリーズとシェアを争い続けたが及ばなかった。



Fujitsu Micro Towns(FM-TOWNS,FMTOWNS)

 1989年発売の教育分野やホームユースに的を絞っていた,富士通のオリジナル,マルチメディアパソコン。 ただし,同社の FM-R シリーズともアーキテクチャーが異なる。 初期モデルは CPU i386DX 16MHz,全機種に CD-ROM,PCM 音源を搭載するなど,その当時としてはマルチメディア機能が最大の特徴だった。 640×480ドット 256色同時発色可能,スプライト表示。 PCM 音源8(3?)チャンネル,FM 音源6チャンネル。 OS は MS-DOS かそれ 独自拡張した Towns OS で,FMR シリーズと互換性を持つ MS-DOS 環境が提供されていた。  エンターテイメントへも対応し,教育向けのモデルもあるなど,学校を中心に普及。 その後,i486 や Pentium を搭載したモデルも登場。 最後は PC 互換機に FMTOWNS 互換機能を搭載した機種 FMV-TOWNS へ収束した。 シェアは少数ながら熱狂的なファンが多かった。
 日本国内でのパソコン・ゲームの世界では,雄のひとつだったので,ゲームのラインナップはそれなりに充実していた。 富士通が海外の優良作品を積極的に移植していること,意外と渋いアーケード移植タイトルがあること,18禁が多いことなどが特徴か。 結局は NEC の PC-9800 には勝てなかった。



ハイパーメディア PC

 富士通の FM-TOWNS のキャッチコピー。 CD-ROM ドライブを標準装備したことからそう名づけられたらしい。 しかし,CD-ROM のことをマルチメディアの代名詞という風潮になってから さりげなく「マルチメディアパソコン」に変更した。



TownsOS

 FM-TOWNS 用の MS-DOS で,オフコンとして多く使われていた FMR series と互換性がある。 FM-TOWNS 特有の機能への対応などを拡張。 DOS エクステンダ(RUN386.EXE ?)を使い 386 プロテクトモードで動作するなど, コンベンショナルメモリなどを気にしなくてすんだ。



FM-OASYS

 富士通 FMR/TOWNS 上で動くワープロソフト。 同社製ワープロ専用機 OASYS 同等の機能があり,挿入編集方式ではなく,独特な上書き方式を採用。


OASYS/Win
 Windows に移植された OASYS。



富士通 OAK

 FMR/FM-TOWNS上で動作するかな漢字変換ソフト,親指シフトモードもある。 変換効率はあまりよくないらしい。 Windows 版もあるが,不安定になるらしい。



TOWNS-MARTY マーフィー

 富士通から1993年発売の CD-ROM プレイヤー(ゲーム機?)。 キャッチフレーズは『MARTY に照準を合わせろ!』 FM TOWNS をもとにし,その豊富なソフトを楽しめる。 スペックは TOWNS に準じ,CPU は 80386 相当,RAM 1MB+グラフィック 640KB。 周辺機器はジョイパッド,キーボード,マウス,タブレットなどで,モデムを装備すれば,パソコン通信も可能。 しかし,価格が高くパソコン色を拭い切れない,ソフトにいまひとつ魅力が欠ける,などで普及しなかった。 発売後まもなくパソコンの高機能化の波が訪れ,TOWNS との互換性の保持が無理になっていったこともあった。 マスコットキャラのワニの子も,あまり可愛らしくなかったらしい。


CAR MARTY
 MARTY にカーナビ付けた機種。



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