Frequency Modulatioion Synthesizer FM シンセサイザ,FM 音源

 音色・音程・音の強弱という,音の3要素をすべて表現できる音源。 周波数変調(FM)を利用して音を合成するタイプのシンセサイザー(音源),正弦波を合成して音を作るので加工性が高い。 メモリに書き込まれた波形情報を読み出して信号を生成するが,演算により基本周波数とその倍音のみならず,その中間の周波数も合成するため、複雑な倍音成分を含んだ波形を作り出す。 これで音色のバリエーションが豊富となり,楽器や自然音に近い音になる。 複数の正弦波(サイン波)を周波数変調(FM 変調)するため,望みどおりの音色を作るには熟練を必要とする。 豊かな音色の表現力があり,エレクトリック楽器はもちろん,アコースティック楽器の音色も表現できる。 6種類の音を同時に出せる場合,左右3音ずつ使用してステレオ演奏を行ったり,6重和音を使って重厚な演奏をしたりできる。

 この方式の原理は、スタンフォード大学のチョウニング博士が発見し,ヤマハがこれを実用化,実質上標準となった。 ゲーム用の音源カードから本格的な楽器まで,広く利用されていた。 コンピュータでは FM 音源以外に MIDI を再生するときにも使われた。 現在ではケータイの着メロでも使われている。

 複数の発振器(オシレーター)を使用し,ある発振器からの波形(サイン波,三角波など)を,別の発振器からの波形で変調する。 この組み合わせのパターン,アルゴリズムが多いほど多用な音作りができる。 この時,音色,音量,音の高さという3つの要素がある。



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