Exchange
Microsoft 社製のグループウェア。
電子メール,FAX などのメッセージ情報を送受信し,スケジュール等の管理を行う。
Exchange 2000 と Exchange 5.5 に最近セキュリティーホールが発見された。
これはウェブから Exchange メールサーバーに接続すると,
受信箱が削除されたり修正が加えられる可能性があるというもの。
同社はこれにたいしパッチを公開したが,これをあてた Exchange サーバーがハングアップし,
受信すべきメールが外のサーバーに溜まったままになるという報告があり,
マイクロソフトは2001年6月8日,公開していたパッチを取り消した。
2つめのパッチにも問題があり,3つ目のパッチで解決された。
2002年6月29日,MS は Exchange 2000 で SMTP の RFC 821 や RFC 822 を悪用したメッセージを受信しようとすると,CPU のリソースを100%使ってしまい,DoS 攻撃を受けた状態に陥るセキュリティーホールがあると発表。
これは,ドイツのヨハネス・グーテンベルク大学の研究者たちが発見した。
Microsoft Exchange Development Kit(EDK)
Microsoft Exchange 用の開発キット。
Microsoft Exchange Server
サーバ版の Windows にインストールするメールサーバで,デスクトップにある『受信トレイ』が Exchange のクライアントになる。
クライアントとなる Office アプリケーション『Outlook』の登場以降,単なるメールサーバとしてではなく,両製品の組み合わせによって最大限に能力を発揮するメッセージベースのコラボレーションプラットフォームとして進化してきた。
2003年2月11日に Mac 向けサポートを近く開始すると発表。
Entourage X のアップデートとして2003年夏に提供される。
Outlook Web Access
Exchange Server の Web アクセスインターフェースの名称。
Microsoft Exchange Server 2003 開発コード『Titanium』
Microsoft Windows Server 2003 に完全対応した,メッセージングベースのコラボレーションサーバー。
メールを始めとしたメッセージングサービスなどのコミュニケーションやコラボレーションの機能を提供するサーバー製品。
携帯電話や PDA からのアクセスも考慮された作りになっているほか,Spam Confidence Level(SCL)基準のスパムメール対策機能が搭載される。
2003年1月6日,β第2版の配布とともに製品名を発表,2003年4月23日リリース。
6月30日,パートナーメーカー向け出荷を開始。
各種メッセージ交換サーバーで,対象 OS は Windows 2000 Server SP3 以上,Windows .NET Server 2003。
同製品のインストールと運用を許可する Exchange Server 2003 Server License が必須。
クライアントは Outlook 11 が推奨。
S/MIME に対応し,ウイルス検出 API の VSAPI も強化された。
Spam Confidence Level(SCL)基準で受信メールを分析し,スパムメールを自動的に振り分けられるスパム対策ツールが搭載される。
パートナー企業が,自社のスパム対策モジュールを Exchange Server と統合することができる。
Windows Server 2003 と連携して,最大8ノードの Microsoft Cluster Service(MSCS)対応フェールオーバークラスタや Volumu Shadow Copy Service(VSS)のスナップショットバックアップ機能にも対応。
Exchange Server 2003 User CAL
新たに加わった,ユーザー毎のクライアント アクセス ライセンス オプション。
デスクトップパソコンやノートパソコンをはじめ,自宅のパソコンや携帯機器など,利用機器を制限することなく,該当ユーザーは Exchange Server 2003 に接続できる。
Exchange Server 2003 Device CAL
機器毎の CAL オプションで,共用端末など,利用環境を複数の従業員で共同利用しているような企業に適する。
該当機器を利用するユーザー数を問わず,機器単位でライセンス料金を設定する。
Exchange Server 2003 External Connector License
提携先や取引業者をはじめ,顧客など自社外の組織や個人にもサーバーへの接続が必要な場合のライセンス。
Microsoft Exchange Server 2003 日本語版
2003年7月,開発を完了,ボリュームライセンス版は2003年8月1日より出荷。
サントリー,ソフトバンクBB,日本マクドナルドなど70社/約18万クライアントの販売実績がある。
パッケージ版は,2003年10月31日発売で Microsoft Office Outlook 2003 が同梱されている。
Microsoft Exchange Server 2007
2006年末〜2007年初頭に正式版のリリースが予定されているメッセージングサーバの最新版。
電子メール,予定表管理,ユニファイド メッセージングのためのプラットフォーム。
ユーザーは無償トライアルを通して,電子メール,ボイスメール,カレンダー,連絡先のなどの情報に PC やウェブ,携帯電話からアクセスできるようになる。
ボイスメールなどの音声メッセージング機能強化のほか,スケーラビリティの向上が図られている。
2006年7月24日,Beta 2 の提供を開始。
12月15日,ボリュームライセンスの提供を開始。
2007年1月30日より順次,パッケージ製品が発売。
2007年2月28日,デルは『Microsoft Exchange Server 2007』によるアーカイブおよびディザスタリカバリ(災害復旧)に関する共同検証を完了し,ソリューションパッケージとしてデルより提供を開始すると発表。
2007年4月19日,無償トライアルを発表。
Exchange Server 2007 Service Pack 1
Windows Server 2008 や Windows Vista をサポートし,Office Communications Server 2007 との統合を強化,モバイルデバイス管理も改善。
Outlook Web Access(OWA)のユーザー体験を強化したほか,管理コンソールの機能を拡大,新たな高可用性機能『Standby Continuous Replication』によりディザスタリカバリも改善している。
2007年8月13日テクノロジープレビューを公開。
2007年11月30日公開。
Exchange 管理コンソール,Outlook Web Access,ディザスタリカバリ機能が強化。
スタンバイ連続レプリケーション(Standby Continuous Replication:SCR)が導入され,地理的に離れたサイト間のレプリケーションが可能になった。
Exchange Server 2010
オンプレミス,Microsoftのホスティングサービス『Exchange Online』,双方の統合環境に導入できる。
あて先が大量であったり,社外の人間のメールアドレスが含まれているなど,過失の可能性があるメールを送信しようとすると警告する『MailTips』,関連するメールをまとめる『Conversation View』,Outlookでボイスメール(留守録)をテキストで表示する機能などが追加された。
2009年4月15日,公開ベータ版のダウンロードによる提供を開始。
2009年8月18日,製品候補(RC)版が公開。
利便性の点では多様なクライアントからのアクセス環境や,国内ユーザーに最適化した検索やスケジュール管理の機能,メッセージング機能の改善に注力した。
アクセス環境ではサポートプラットフォームを拡張し,PCやブラウザ,携帯電話での操作性の統一を重視。対応するプラットフォームは Mac OS X Snow LeopardやFirefox,Safari,Symbian,iPhone に広がり,異なるクライアントからでも,PC 版と同等の機能を利用できる。
2009年10月8日 RTM が完成したと発表。
Microsoft Exchange Server 2010 RC
2009年8月18日公開。
追加された機能は,Windows Server 2008(SP2)および Windows Server 2008 R2 の64ビット版への対応,Exchange 2003 および2007との共存など。
Exchange Server 2010日本語版
2009年11月2日公開。
多様なアクセス手段への対応やコンプライアンス対応を強化したほか,日本ユーザーの要望に応じた階層化アドレス帳を追加。
ディスク I/O を『2003』比で最大90%減らしたことで,安価なストレージを組み合わせるなどの柔軟な構成が可能になっている。
Microsoft Exchange Server 2010 SP1
2010年4月7日,年内にリリースすると発表。
6月7日にニューオーリンズで開催する Tech・Ed 2010 でβ版を公開する。
Try Exchange!
日本ヒューレット・パッカード,マイクロソフト,丸紅情報システムズが2006年10月7日に開設した Microsoft Exchange Server 2007 の機能を体験できるプロモーションサイト。
サーバ環境を構築せずに Exchange Server 2007 のさまざまな作業環境を体験することができる。
2007年6月30日まで運営される。
サイト:http://www.microsoft.com/japan/exchange/try/default.mspx
Microsoft Exchange 12
2005年12月14日β版を公開。
64ビット環境に対応し,管理性の向上,ユーザー側から見たアクセス性の向上,セキュリティの向上などがされている。
Intelligent Message Filter(IMF)
SmartScreen Technology を使った Exchange Server 2003 用のアドオン。
“スパム度”をあらわす Spam Confidence Level(SCL)を割り当て,その割り当てや設定に応じて,受信したメールをサーバー上で拒否,削除,保存できる。
Kodiak
2006年リリース予定の次期 Exchange Server の開発コード。
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