Electro Luminescence(EL) 電界発光

 特珠な蛍光体に(交流)電圧をかけると(電界によって),電流がほとんど流れないのに発光する現象。 ガラス基盤に真空蒸着法などで発光体の薄膜(透明電極)を形成し,これに高電圧をかけて発光させる。 寿命(明るさが半分になる時間)が 2000 時間程度と短く,明度が落ちてきたら交換する必要がある。 ノートパソコンのバックライトなどに使われている。



Electro Luminescence back light EL バックライト

 エレクトロルミネッセンスを利用した,液晶ディスプレイを後ろから照らす照明装置。 FL サイドライトと比較すると,あまり明るくはない。



Electro Luminescent(EL)ディスプレイ

 Electro Luminescence を利用した表示技術によるディスプレイ。 バックライトを必要としないほか,視野角の問題もなく,応答速度も高い,などの利点があるが, 発光体の寿命が短い問題や,カラー表示が難しくコストも高いため,実用化に至っていない。



有機 EL ディスプレイ,有機エレクトロルミネッセンス

 発光体に有機物質をもちいた EL ディスプレイ。 電圧をかけると発光する有機物質を使う。 基本特許はアメリカのイーストマン・コダック社が押さえている。 液晶より薄く,応答速度が早いために動画像のより滑らかに・くっきり表現でき,視野角が広いため見る角度による制限も少ない。 次世代ディスプレイの有力な候補とされ,各社が大型化に力を入れている。
 1993年,城戸淳二・山形大学助教授は白色有機 EL を開発した。 国内では三洋電機,パイオニア,TDK,ソニーなどが開発を進めている。 単色型はカーオーディオなどで商品化されており,2001年にソニーは13インチの試作機を発表した。 同年2月,インクジェット方式の有機 EL 製造装置の試作機が完成した。
 2002年には携帯電話でフルカラー型が登場する。 これは,三原色の有機材料を格子状に並べ,電極の膜で挟み込んだもので,電圧をかけるとそれぞれの素子が発光する。 ただし,大画面を扱う場合は個々のドットにトランジスターが必要となり,大型化が難しい。 また,発光効率に難点があり,特に『赤』色の効率がほかの色より早めに低下するために, 画面が次第に『オレンジ』色がかってくる。
 2005年1月に ABI Research が発表した Printed & Organic Electronics というレポートでは,自動車メーカーの間で採用が進むと予測している。 高コントラスト,上下左右ほぼ180度の広視野角,薄型軽量設計,低消費電力などが自動車への採用に有利としている。
 2005年9月15日,2005年第2四半期の世界の有機ELディスプレー出荷台数は約1421万台で,前年同期比82%増加したと発表。 最も出荷台数が多かったのは,携帯電話サブディスプレー向け707万台(3%増),携帯音楽プレーヤー向けで614万台,携帯電話メインディスプレー向け33万台。



Active Matrix Organic Electro Luminescence AM 有機 EL

 アクティブマトリックス方式の有機 EL ディスプレイのこと。



戻る 
英語『E』最初のメニュー