Display ディスプレイ,表示装置
方式により,セグメント,ランダムスキャン,ラスタスキャンに分けられる。
セグメントは,表示する図形の形に画素が作られており,
画素を表示・非表示することで図形を表示する方式で,デジタル時計の文字盤などが代表である。
ランダムスキャンは表示する図形を一筆書きの様になぞることによって,表示する方式である。
レーザービームで壁に絵を描く様なもの。
ラスタースキャンは,水平にピクセル毎に表示・非表示を行うことを1行づつずらして繰り返す事で一画面分を表示する方式で,現在はこの方式が主流である。
空中に画像を投影するシステムは,少なくとも,IO2テクノロジー社(カリフォルニア州ハモサビーチ)とフィンランドのフォグスクリーン社(セイナヨキ)は,2次元の映像を空中に投影するシステムの試作品を完成させている。
だが,画像は現在のところ,コンピューター画面の画像ほど鮮明ではなく,視野角が狭い。
パソコン用の表示装置には,CRT,LCD(液晶ディスプレイ),ELP,PDPなどがある。
CRT は,簡単にマルチスキャン,カラー表示ができ,比較的低価格なため,現在でもデスクトップ用のパソコンの主な表示装置として利用されている。
LCD は薄型で軽量,低消費電力なので,主にノートパソコンに利用されている。
以前はキャラクターディスプレイもあった。
最近のコンピュータのほとんどは,グラフィック・キャラクタともにビットマップであり,グラフィックディスプレイを使う。
空間に霧や空気の層を作り,それをスクリーンとする技術の開発が進んでいる。
2001年の時点では動画再生対応として,表示される内容に合わせて,輝度,ガンマ,色温度,シャープネスなどの設定を簡単に変更したり,オーバーレイ表示されているウインドウ内の動画再生部分だけを最適な輝度に設定できる機種もある。
通常,携帯機器のなかでは最も電力を消費するコンポーネントである。
画面がぼやけて見えるのは,人間の視覚体系と液晶テレビの映像技術を処理する方法にあるらしい。
人間が動いている物体を見る時,脳はその物体の動きを予測する。
仮に,頭の中で予想したイメージと,動いている物体の実際の映像が一致しなければ,その映像はぼやけて見え始める。
CRT は,ある意味で人間の視覚体系に非常に適している。
蛍光体で電子が発光することにより映像が映し出されるが,画像の劣化が早く,フレームが消える前でも劣化してしまう。
新しい画像は,新たなフレームが現れるまで表示されないため,連続する画像を断続的に表示する。
液晶は,次の画像が表示されるまで残存するため,画像と画像の間に区切りがない。
そのため,ぼやけ効果が起こる。
また,CRT に比べ,画像を映し出すのに時間がかかる。
ディスプレーのメンテナンスは,指紋などが付くと見づらくなるので拭き取る。
ただし,液晶は強く押すと故障するので,ごく少量の水をつけ,かたく絞った柔らかい布で軽く拭くだけにとどめる。
ディスプレイの解像度は,一画面の縦横にどれだけの点を表示できるかで示す。
この小さな光の点(ドット)がたくさん集まって文字や画像を表示している。
解像度の高い(点の数が多い)方が,一画面に多くの情報を表示できる。
しかし,小さなディスプレイで解像度を上げると文字が小さくて,読みにくくなる。
800×600,1280×1024 などと画像を構成する点の数で表す。
基本は横 640×480ドット。
普通のノート型パソコンや15インチ・ディスプレイだと 800×600ドット。
高性能ノートや17インチだと1024×768ドット,さらに大型ディスプレイだと 1280×1024以上。
小さなディスプレイで解像度を上げると文字が小さく,読みにくくなる。
2002年の世界市場は,液晶ディスプレイが前年比198%となる3,039万台,CRT ディスプレイが前年比80%となる7,803万台。
国内市場のは,液晶ディスプレイが前年比136%の463万台となったものの,CRT ディスプレイは前年比48%となる173万台。
2002年から始まった台湾・韓国による第5世代ガラス基板サイズ生産ラインへの積極投資により,15型液晶だけでなく,17型液晶も低価格化が進み,液晶ディスプレイ市場全体の伸びが期待される。
2005年9月8日にディスプレーサーチ(米)が発表した,2005年第2四半期の世界のパソコン用液晶ディスプレー出荷台数は,前年同期比36%増の2360万台。
パソコン用ディスプレーのうち液晶の占める割合は66.1%となり,ブラウン管は33.9%に減少した。
2005年11月9日に IDC Japan が発表した,2005年の国内パソコンモニター市場予測では,市場規模は出荷台数ベースで約745万台,液晶モニター 98.7%,CRT 1.3%の見込み。
画面サイズ別では,17インチ 57.5%,15インチ 19.2%。
2008年3月24日に IDC Japan が発表した2007年国内 PC モニター市場動向によると,出荷台数は前年同期比7.9%減の635万台,販売金額も12.8%減。
サイズ別では15インチスクエア,17インチスクエア,19インチスクエアの合計が72.7%(前年比12.7ポイント減)。
ワイドの比率は24.2%(前年比13.6ポイント増)。
ベンダー別のシェアは,1位 デル,2位 NEC,3位 三菱電機,4位 富士通,5位 アイ・オー・データ機器。
キャラクタディスプレイ character display
ディスプレイ装置でキャラクタ(ビットパターン)で単位で表示可能なもの。
文字情報をコードで記憶させ,キャラクタジェネレータ ROM で1文字ずつ決まったビットパターンに変換して表示する。
グラフィックディスプレイ
図形や画像の表示機能をもつディスプレイ装置。
文字情報や図形を任意の座標に表示するため,ピクセルに分解されたデータを受け取って表示する。
Auto Scan オートスキャン
パソコンから出力される水平同期周波数や垂直同期周波数に応じて,自動的に同期をとるタイプのディスプレイのこと。
現在のマルチスキャンディスプレイは,必ずこの機能を持っている。
Multi-Scan マルチスキャン
複数の走査周波数(水平同期周波数、垂直同期周波数)をサポートしているディスプレイのこと。
一般にこのタイプのディスプレイは,入力信号に従って自動的ディスプレイの周波数を切り替えるようになっている。
なお,特定の2つの水平同期周波数,垂直同期周波数しかサポートしていないものはデュアルスキャンと呼んで区別している。
Multi Sync マルチシンク
NEC の登録商標。マルチスキャンと同じ意味として使われることが多い。
複数の同期周波数をサポートしているディスプレイという意味。
On Screen Display(OSD)
各種設定値を,ディスプレイの一部に表示しながら設定できるようにしたディスプレイの機能。
巻き物型 TV
曲げられるフィルムの表面に画像を映し出す技術により,可能となる携帯型の TV。
2001年の時点では,2×4cm のフィルム(厚さ0.2 mm)に約8000個の素子が集積(?)可能。
Society for Informatoin Display(SID)
本部,カリフォルニア。
情報ディスプレイに関する,学術・教育・技術などの振興を目的とする世界規模の非営利団体。
または,主催する国際学会。
SID 2001 サンノゼ
SID 2002 ボストン
SAP
ディスプレイの歪みなどを調整するためのパターン模様を表示するフリーソフト。
2003年 v0.1 が公開,対応 OS は Windows 98/Me/XP。
サイト:http://ccy2ueda.hp.infoseek.co.jp/
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