Cyberkinetics サイバーキネティックス社
Brown 大学で神経信号の検出と解析を行っていた科学者が2001年に設立した企業,マサチューセッツ州フォックスバロ。
ブレイン=コンピューター・インターフェース(BCI)として,脳(神経細胞)とコンピューターを直結する埋め込み型インターフェースの研究を進めている。
2002年,同社で Chief Scientific Officer を務める John Donoghue 博士らが Nature に『Instant neural control of a movement signal』と題した論文を発表し,麻痺状態の患者でも脳の信号による機器の操作などが可能になることの可能性を示唆した。
2004年,人間の被験者に,『ブレインゲート』システムの臨床試験を開始。
2005年1月の時点で,車イスに座ったまま考えるだけで,電子メールを開いたり,テレビのチャンネルを変えたり,電灯をつけたり,テトリスのようなビデオゲームで遊んだり,さらには人工腕を動かしたりすることもできるようになった。
サイト:http://www.cyberkineticsinc.com/content/index.jsp
BrainGate ブレーンゲート
Cyberkinetics が2003年11月に開発計画を発表した,脳内に流れる電流をコンピュータに出力し,医療に役立てようというコンピュータインタフェース。
重度麻痺患者の運動にまつわる脳の信号をコンピュータインタフェースを用いて脳から直接外部に出力し,患者のコミュニケーションやコンピュータ操作に役立てるのが目的。
約1mm の小さな針状の突起100個の電極がついた2mm 四方のプラグで,手術で頭蓋骨の内部,脳の中にある運動皮質の神経細胞に絡み合わせる。
100個の電極の突起から,50〜150個のニューロンのシグナルを同時に採取でき,信号は光ファイバーケーブルで外部の装置に送られ,デジタル化される。
チップはケーブルでプラグに接続され,プラグは頭頂部に設置。
このデジタル化装置から,信号を解釈するコンピューターにつながる。
訓練したサルに思考だけでカーソルを操作させることに成功。
信号はケーブルで頭蓋骨の外に伝達されるため,感染の危険性があり,同社ではワイヤレス・バージョンの開発を進めている。
4mm 角のチップが麻痺患者の頭蓋骨の下に埋め込まれる予定。
3年から5年後の製品化を目指している。
戻る 英語『C』,最初のメニュー