car 四輪の車の意味から

名詞
1)自動車
 現在では日常語としては motorcar,automobile などより一般的。 バス,トラック,タクシーは car とは呼ばない。
2)【アメリカ】(すべての種類の)鉄道車両,客車,貨車。
3)【イギリス】(特殊)車両,客車 carriage(公式には coach),貨車 wagon,手荷物車 van
4)軌道車 streetcar,tramcar
5)(エレベーターの)箱,(飛行船・ロープウェーなどの)つりかご・ゴンドラ
6)chariot(主に詩の中で使われる)

 IBM は2003年5月15日,パトカーを,車載カメラで交通違反や職務質問の一部始終を撮影し,証拠として保存し映像とともに GPS の位置情報なども記録できるなど情報武装化を発表。


beloved vehicle,cruisemobile 愛車
 21世紀のマニアは,愛車の『箔付け』に,衛星テレビ,DVD プレーヤー,ゲーム機などを搭載している。 長距離ドライブの際に後部座席にいる人たちの退屈しのぎになるが,気軽にダッシュボードに搭載して,法律を破ってしまう人たちが増えている。 アメリカでは39の州が,前部座席にビデオ・スクリーンを付けることに対して何らかの規制をし,カリフォルニア州では1980年以来,いかなる種類の画面をも運転中の自動車の前部座席で使うことを禁止している。 一方,電子機器メーカーがロビー活動で,13の州でナビゲーション・システムに接続されているものであれば,モニターをダッシュボードに取り付けても法的には問題がないことになった。 2002年に販売された,ダッシュボード収納型の DVD プレーヤーは12万台である。


カーマニア
 2003年4月号のネイチャー・ニューロサイエンスに『自動車マニアは,人の顔を認識するのと同じように車のモデルを識別している』とする報告が発表された。 バンダービルト大学のイザベル・ゴーティエ博士と,コロラド大学のティム・カラン博士らは,車好きな被験者と,特別に車に興味のない被験者各20人ずつの計40人に,脳内の電気生理活動をモニターするセンサーを装着。自動車と人の顔の写真を次々に見せて,車と顔とそれぞれについて,前の写真と比較。 自動車好きの人のグループは,車も人も,脳内の特定の同じ部位の活動が活発となっていたが,興味のない人のグループでは別の部位の活動がみられ,認識の仕方が違っていた。 また,自動車好きの人は,車も人の顔も全体的にとらえており認識速度が速いが,興味のない人は,車については部分部分でとらえ,識別に時間がかかっていた。


車載機器
 走行中の安全確保などのために音声インターフェイスなど独自の UI が必要なほか,多種多様な端末向けに多数の UI を作成しなければならないため,開発工数の多くを UI デザインが占める。 2003年以降,年間10%弱の成長率で,2008年度には3000億円規模にまで拡大が見込まれている。


次世代車載情報サービス用音声対話システム
 ユーザーと車載機器,または Web 上のネットワークセンターが従来よりも柔軟に対話できる。 2002年6月,日立製作所,デンソー,米カーネギーメロン大学は,PC 上でシステムが駆動することを確認したと発表。 日立は VoiceXML インタプリタとセンター側の音声認識エンジン,デンソーは車載端末側の音声認識エンジンと雑音抑制技術,カーネギーメロン大学は自然言語処理に基づく対話管理技術を分担し,2001年9月より共同研究を行っていた。 車載端末の音声認識エンジンがユーザーの言葉を認識してコマンドに変換,そのコマンドを対話処理機能が実際に実行する。 車載端末が対応できない場合,ネットワークセンターが処理を肩代わりする。


自動車セキュリティ機器
 2003年に市場規模は約176億円。
 2004年5月14日,矢野経済研究所は国内の自動車用セキュリティ機器市場が2010年には718億円規模に拡大するとの予測を発表。


イモビライザー
 エンジンキーに固有の ID を割り当てたチップを埋め込み,車両側の ID と一致しなければがかからないシステム。 ヨーロッパでは1997年に EU 指令で装着が義務づけられ,盗難防止効果の高さが実証されている。 日本では2003年末時点での装着率は16.7%。 2008年にはほぼ全車種に装着が完了する見込み。


燃料電池自動車
 カナダの Ballard Power Systems(http://www.ballard.com)は,日本自動車研究所(http://www.jari.or.jp)に,同社が独自に開発した燃料電池自動車の水素燃料電池システム『Xcellsis HY-80』を提供すると発表。


パトカー搭載のデジタルビデオ・システム
 アメリカの一部で,ビデオ映像を常に撮影しつづけるシステムがパトカーに導入された。 録画ボタンを押してビデオにマーキングすると,自動的にその時点から数分間さかのぼって映像を保存する。 費用はパトカー1台につき7000〜10,000ドルと,従来のアナログ・ビデオ・システムとそれほど変わらないが,素早く検索でき,テープを整理したり探したりするための職員や保管スペースも不要なため,導入したタイラー市では1年に約5万ドルを節約できると見ている。


Blue&Me
 Fiat Auto Group と Microsoft が2006年3月に発表したテレマティクスシステム。 運転者が安全かつ効率的に車の外側の世界とコミュニケーションし,音楽などを楽しめるように設計され,携帯電話やデジタル音楽プレーヤーなど,普段使用している機器を手軽に車載システムに組み込めるのが特徴。 両社は2004年7月に,テレマティクス・ソリューションの共同開発で長期的な提携関係を結んでいた。



Controller Area Network(CAN)

 現行の車載ネットワーク,最大通信速度 1Mbps。 バスの混雑などが問題となり,FlexRay が策定された。



FlexRay

 業界団体の FlexRay Consortium が標準化した,次世代制御系車内 LAN インタフェース規格。 または,高信頼性を要求される車内通信に向いたプロトコル。 FlexRay ネットワーク通信システムは,自動車内の高速な電子データの増大に伴う高速データ転送ネットワークへのニーズに対応する。 これまでの規格と比べて,高速(最大10Mbps)で信頼性が高いことが特徴で,より快適,より安全,より環境に優しい自動車を目指し,ハイスペックな標準プロトコルとして策定された。 定義した送信時刻にデータを転送するタイムトリガー通信方式を採用することで,Controller Area Network(現行の車載ネットワーク)などで課題だったバスの混雑を回避し,リアルタイム制御ができる。 走行制御を含む,自動車のさらなる電子制御化を推進するものとして注目されている。


FlexRay Consortium
 2000年に,フリースケール(当時はモトローラの半導体部門),フィリップス,BMW,ダイムラー・クライスラーによって設立された推進団体。



自動車産業

 2004年までの数年間は日本の自動車メーカーがコンピューターを導入し,製品開発サイクルを短縮しているため,米国メーカーが不利な状況に置かれている。 これは,仮想空間で自動車を設計すれば,部品メーカーの製品が車両に合うかどうかを確認する必要がないため,コストを削減できることもある。
 2003年11月にスーパーコンピューターのトップ500サイトに掲載した報告によると,フォードモーター社,トヨタ自動車,ダイムラー・クライスラー社など,はじめとする自動車メーカーは,トップ500にランクされているスパコンのうち12台を所有している。 スパコンの演算能力が向上するにつれて,骨や靱帯,臓器に衝突が及ぼす影響を調べることが可能になり,自動車メーカーが車両の安全性を高められるとされる。


実車衝突試験
 1回当たり約50万ドルかかるらしい。 コンピューター上のシュミレーションで完全にやめることも可能だが,実車試験は『全米高速道路交通安全委員会』に義務づけられている。 それに,シミュレーション・モデルの正確さを調べるために必要らしい。


自動車業界
 2005年2月10日に Borrell Associates が発表した調査結果によると,この業界のオンライン広告費は,2004年に前年比51.5%増の12億ドルに達し,今後も大幅増加が続く。 2004年には年間総広告費300億ドルの4%だったが,2006年には約20億ドル規模,同業界の年間総広告費に占める割合も約6.4%に高まると予測している。 それは,2004年における新車販売のうち,全体の22%が Web サイトを介したものだったからとしている。


Japan Automotive Software Platform Architecture(JasPar)
 車載 LAN 要素技術,ミドルウェア,ソフトウェア基盤等の非競争領域を,日本メーカー各社で協調して開発することにより,技術開発コストの削減および技術開発を促進している国内標準化団体。 トヨタ自動車,日産自動車,本田技術研究所,デンソー,豊通エレクトロニクスの幹事企業や正会員,準会員,学術会員の合計約120社により構成されている。



自動車ディーラー
 インターネットにより,消費者はウェブで価格の比較情報を得られるようになった。 アメリカでの自動車購入者の64%が,メーカーの卸価格や地域別の実売価格を調べているとされる。 ネットがなかった時は3〜4店のディーラーを回って価格を比べていたが,今は自宅で5〜10店の価格を調べられる。 一方,自動車販売員たちも商品について詳しく学び,歩合を増やす術を身につけるようになっている。 これまでメーカーが推奨する小売価格を中心に交渉を始めていた販売員たちは,下調べをしている客に対しては大幅な値引きをし,隠れた料金やローン手数料を取らない傾向が強いとされる。 全米のディーラーの64%がオンラインで自動車を販売しており,これは効率が上がるため,ディーラーの経費が削減され,結果的に販売価格が下がるはずとされる。 ただし,実際にはオンライン販売もすべて,ショールームでの試乗と最終契約書へのサインをもって完結している。



自動車保有関係手続きのワンストップサービスシステム
 国土交通省が2004年から開発を始めた,インターネットで新車登録や車検などの手続きができるシステム。 税金や車庫証明書の手数料もネット上で支払うことができ,車検証やナンバープレートは郵送で届く。 利用には住民基本台帳ネットワークの ID カードが必要らしく,2005年度に一部の実用化を目指す。



CarNote
 給油・整備履歴などの自動車に関するデータを記録して,燃費などの情報をグラフ化できるシェアの総合管理ソフト。 2007年10月10日公開,対応 OS は Windows 2000/XP/Vista。
サイト:
http://www4.zero.ad.jp/carnote-airctic



GasUpLogger
 燃費の自動計算や次回給油日の予測などができるフリーの Pocket PC 用燃費管理ソフト。 2004年02月11日 v0.13 が公開,対応は Pocket PC 2002。
サイト:http://www.kent7.com/holly



けちんぼ
 ガソリンのメーカーやレギュラー,ハイオクなどガソリンの種類などを記録できるフリーの燃費管理ソフト。 2003年6月19日 v3.2 が公開,対応 OS は Windows 98/2000/XP。
サイト:http://homepage1.nifty.com/masama



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