large-scale computer 大型コンピュータ
パソコンやワークステーションに比して,より大きな規模と能力をもつコンピュータの総称。
メインフレームともいってよい。
minicomputer ミニコンピューター
メインフレームに比べて規模の小さいコンピューターの総称。
汎用以外に,特殊目的専用の機械もある。
筐体が小型で消費電力も少なく,冷却装置も小規模ですむ。
メインフレームは IBM 社のシェアが大きいのに対し,ミニコンピユーターは米国 DEC 社(現 HP)が優勢。
スーパーミニという,記憶容量や演算速度などがスーパーコンピューターに近いミニコンピユーターもある。
office computer オフィスコンピューター,オフコン
広義では,オフィス用のコンピューターの総称,機能,性能はさまざま。
オフィス・プロセッサーとオフィスワークステーションを含む。
狭義では,オフィスシステムの中核機。
事務用のフロアスタンドまたはデスクトップコンピューターで,メーカーが『オフコン』と称して販売しているもの。
今では PC と能力的には同等。
フレームと接続してないと役に立たない。
PC に取って代わられた,絶滅危惧商品。
最初は,汎用コンピュータが限られた場所にしか設置できかった時代に出現した比較的小規模のデータ処理を行うコンピュータ。
価格が安く,設置も容易で,操作も簡単なので,中小規模の事業所で導入され,事務処理の効率化に寄与した。
専門の技術者を必要としない代わりに,納入業者は業務処理に必要なプログラムを作成した上で設置していた。
今日では,オフィス業務も高度化し,システム規模も大きくなったので,エンドユーザ部門でもシステムエンジニアや
システムアドミニストレータ(エンドユーザ部門にあって,業務とシステムに精通し,OA の進展に寄与する人材)の必要が叫ばれている。
現在は PC に取って代わられた。
office workstation オフィス・ワークステーション
従来の OA では,事務のため扱う OA 機器を配置した場所。
もしくは OA システムの端末,汎用機のローコスト機。
オフィス・システムのーつの機能単位であるとともに,オフィス・システムと人間との接点。
従来のワークステーションでは,パーソナル・コンピューター,ワードプロセッサー,ファクシミリなどが配置されていたが,
32 Bit CPU の出現で,これら多くの事務機能を盛り込んだ一体型ワークステーションが作られるようになった。
その後 PC に取って代わられた。
office processor オフィス・プロセッサー
オフィス・プロセッサーは,従来の定型的なデータ処理機としてのオフィス・コンピューターではなく,
この機能にさらに高度な情報蓄積機能や通信処理機能が加わったオフィス・システムのこと。
1990年代前半で,数 MByte 〜数十 Mbyte のメモリーを持ち,各部門に共通の情報を容易にデータベース化できるものが普通。
さらに旧来の大型汎用機並みの性能をもつオフィスプロセッサも登場。
また,文字のみではなく,音声や画像といった非定型的なデータ処理やプロトコルの変換といった通信処理も可能。
ワークステーションを一層強化するものとして期待される。
オフィス・システムをどのようなレベル,どのような形態にするかによって備わる能力が決まるため,システム設計の考え方が重要になる。
High Performance Computing(HPC) 高性能コンピューティング
映画製作をはじめ油田やガス田の探査など多様な分野で採用され,多数の高性能コンピューターを組み合わせてクラスターと呼ばれるグループを作り,膨大な計算を処理することが多い。
このクラスのマシンのワークロードは,計算密度が高い『密問題』と,メモリアクセス密度が高い『粗問題』の2つに大別される。
前者に類するのは,多体(N-body)問題などで,従来型のアクセラレータが得意とする領域。
後者に類するのは数値流体力学(CFD)や高速フーリエ変換(FFT)などで,これらはベクトル型のスパコンが得意とする領域。
国内 HPC 市場
2010年の同市場の規模は2009年の410億円から48.5%減の211億円。
これは,前年に『地球シミュレータ』の改修という超大型案件があったことによる反動減もあるという。
一方,2500万円以下のHPCシステム市場は『前年比プラス10%前後の堅調な成長』をした。
スカラー型計算機
適しているのは創薬研究や遺伝子解析のような用途で,大量の条件分岐が伴うような演算を順番に高速処理するというもの。
スカラー型 HPC の弱点
一般にスカラー型は B/F が小さいので,メモリアクセスの多い計算では性能が低下する。
ただし,スカラー型は圧倒的に価格が安いので,数多くの CPU を搭載すれば同一価格のベクター型 HPC より性能を高めやすい。
しかし,ベクターで使っていたプログラムを動作させようとしても,簡単には動かない。
これは並列化の処理で,プログラムをスカラー型用に書き換えないとまともに動かないため。
それらの処理を自動的に行うコンパイラで古いアプリケーションをスカラー型に正規化することもできるが,多くの場合,スカラー型の HPC の性能をフルに発揮できない。
その為,スカラー型に合わせてプログラムを書き換える事がほぼ必要になる。
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