Brazil ブラジルの IT 事情
人口1億7000万人のうち自宅にコンピューターを持っている人は10%程度,債務にあえぐ政府が最大のコンピューターの買い手である。
政府の全部門は,オープンソース・プログラムへの移行が奨励されている。
多くの民間企業は,社内の一部で Linux を使っているか,あるいは試している。
2004年の時点で,大手企業の64%以上がすでに Linux を使用中。
Reuters はブラジルの銀行160行のうち,42%が現在 Linux を使用中と報じた。
一方,マイクロソフト社は,オープンソース・ソフトウェアの利用を義務付ける計画の立法化を阻止するためのロビー活動を行ない,また,ブラジルの非営利団体および学校にソフトウェアを寄贈している。
同国は今後,コンピューター関連のコスト削減を目指す他の中南米諸国にとって,モデル的な役割を果たすことになると見られる。
2000年に使用されたソフトウェアのうち半数以上が海賊版と推定されている。
2001年の時点でi日常的にネットを利用する人は人口の5%で,主に電話回線とモデムを使用している。
比較的大きな都市では広帯域サービスも存在し,主にケーブル回線か ADSL が使われている。
小さな町,とくに地方の町では電話を持つことさえ難しいため,衛星通信サービスが注目されている。
2004年後半にインターネットユーザーは減少傾向となり,同年11月の1,144万4,102人から12月に 57万8,868人減少した。
2005年の世界社会フォーラムで,同国政府が専有ソフトウェアのライセンスに費やしている金額は,すでに,飢餓対策の支出を上回っている,と指摘された。
同国で最大のコンピューター購入者は,債務に苦しむ政府自身らしい。
40万台以上の電子投票装置があり,約20%は各種 Windows で稼働するが,オープンソース・ソフトウェアの利用を勧められている。
Telecentro テレセントロ
ブラジルにある,コンピューターを無料で利用できるセンター,すべてのコンピューターにオープンソースのソフトウェアを使用している。
サンパウロに86ヵ所あり,コンピューターが買えない人たちが,電子メールの送り方,レジュメの書き方,ウェブサーフィンの方法などを学んでいる。
エンブラテル
ブラジル最大の電話会社
ウニベルソ・オンライン(UOL)
ラテンアメリカ最大の ISP。
Conectiva SA
ブラジルの Linux の販売会社。
中南米の市場が強い。
CEITEC
ブラジル初の国産半導体チップとしてRFIDチップ『Chip do Boi』の量産を発表。
Chip do Boi
世界クラスの半導体製造工場で量産される,ブラジルで設立された自国企業でブラジル人によって設計された初めてのチップ。
ブラジル畜産業用の最新の家畜追跡管理システムのために設計された先端 LF-RFID デバイスで,2012年の国内需要予測は150万個で,今後10年間は少なくとも毎年10%の成長率が期待されている。
TeRespondo
ブラジルの成果報酬型広告ネットワーク,サンパウロ。
メキシコシティとマイアミにも事業所を構え,検索結果ページに有料テキスト広告を配信している。
2005年4月,Yahoo! による買収が発表される。
サイト:http://www.terespondo.com
Habib's ハビブズ
ブラジルの大手ファストフード・チェーン。
2002年,IBM が Linux 導入を支援した。
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