Bell Labs ベル研究所

 現ルーセント・テクノロジー社所属の通信技術分野の世界最大の研究開発機関。 1925年創立。 1996年まで AT&T 社の傘下。 トランジスターを発明し,その後研究で長い歴史を持っている。 トランジスタ,デジタルネットワーキング,シグナル・プロセシング,レーザー,ファイバーオプティック通信システム,通信衛星,携帯電話,電気交換機,タッチトーン・ダイヤリングおよびモデムなど重要な通信分野の発明において中心的な役割を担ってきた。 通信および電子工学分野で2万8000件以上の特許を生み出し,また6人のノベール物理学賞受賞者を含む11人のノーベル賞受賞者,9人の米国メダル・オブ・サイエンス受賞者,6人の米国メダル・オブ・テクノロジー受賞者を輩出。

サイト:http://bell-labs.com

 2002年10月16日,BLAST を使い,携帯電話などで通信速度を下り最大19.2Mbpsに高速化できるチップセットを開発したと発表。
 2003年2月,オーストラリアの研究チームが,最大 24Mbps の通信速度を実現するターボ・デコーダー・チップを発表。
 2004年1月,携帯電話のユーザーが自分の居場所を教える相手を細かく選択できるネットワーク・ソフトウェア・エンジンを開発したと発表。
 2005年9月29日,光通信による100Gb/s Ethernet 伝送に初めて成功したと発表。
 2006年3月9日,107Gbps のビットレートを提供する光信号の伝送に初めて成功したと発表。 9月25日,延長 2000km の光ファイバー経由で,107Gbps の高速データ転送に初めて成功したと発表。 『4相差動位相変調』(DQPSK)と呼ばれる方式を採用することで,現行の40Gbpsシステムを40%高速化するだけで実現したという。



COPS コモン・オペレーションズ

 ベル研究所が2001年10月9日に発表したソフトウェア言語。 ワイヤレス事業者が自社のネットワークに採用すれば,タイプの異なるネットワーク間でユーザー認証とパスワード読み取りができるというもの。 そのうちにルーセント・テクノロジーを通じて通信事業者に販売されるらしい。



nanograss

 Bell Labs が開発した技術。 微細なチューブが高密度に並び立った構成で,その上に載せた微細な液滴の挙動をコントロールできる。 疎水性を利用しチューブの上に液滴を置いたり,電気的な刺激などで染み込ませたりすることが可能で,半導体回路の冷却などへの応用も考えられている。



垂直プロセッサー設計

 ベル研究所が発表した技術で,在来型のプロセッサーを作る新しい方法。



戻る 
英語『B』最初のメニュー