accelerator アクセラレーター

 本来は加速器のこと。 コンピューター本体(CPU)や画像表示などの処理機能を向上させるための周辺機器,または付加装置。 CPU アクセラレーター,グラフィックアクセラレーター,ODP などがあり, LSI,または LSI を搭載した拡張ボードとして提供される。


ハードウェア・アクセラレーター
 グラフィクカードやビデオカードが主。 ソフトで処理していたものを,ハードで行うもの。



CPU アクセラレーター

 前世代のパソコンを現世代の速度で動作させる LSI などであり, 新たなハードウェアを購入するより廉価である場合が多い。
ODP が使えないパソコンをパワーアップしたいときに利用する。 286 や 386系の CPU を積んだモデル用のアクセラレーターは種類が多い。
本体よりも強力な CPU が搭載され, マザーボードからのクロックを2〜4倍にクロックアップしていることが多い。 コプロを搭載している物が多く,なかには増設メモリーを搭載しているものもある。 なんらかのユーティリティーソフトが添付されているものが多い。
 これを装着すること自体が改造に当たるため,メーカー保証が受けられなくなる事に注意。 装着方法は,もとの CPU の上からかぶせる,もとの CPU と差し替える,CPU が載ったボードを装着する,などである。
 Pentium 以降は,CPU の交換が当然となり,技術革新も早くなったため,AT 互換機ではほぼ消滅した。



Graphics Accelerator グラフィックスアクセラレーター

 グラフィック描画処理を高速化する装置のこと。 1チップが多く,専用のソケットに挿入するものや基板として提供している。 出現当初は,高解像度化,同時多色化の能力をもつアクセラレータを指していた。 グラフィックスアクセラレータチップや,それを使用したビデオカードを指すこともある。 CPU から描画命令などを受け取り,描画処理を高速に代行する。 このため,CAD や Windows などのようにグラフィック描画処理が多い場合には,処理速度がかなり向上する。 本体に用意してあるグラフィック機構を使用せずに,独自のハードウェアで高速処理を可能とする場合が多い。 性能強化のために,新たなパソコンを購入するよりアクセラレータを付加するほうが経済的である場合が多い。 グラフィックアクセラレータは CPU の能力を高めるのではない。 最近は 3D 表示を高速化する機能がある。


グラフィックス・アクセラレータ・チップ
 提供される 2D や 3D 描画機能は限定的で,3D のグラフィックス描画工程の後半部分(照度計算やポリゴンの描画,テキスチャの貼り込みなど)を担当するが,ポリゴンの頂点の座標計算などはメインのCPU 側が行う。 現在では,グラフィックスアクセラレータチップを搭載していないビデオカードを探すのが困難なほど,グラフィックスアクセラレータチップの利用が一般化している。 また,専用言語で書かれた命令を実行できるものがあり GPU と称している。


3D グラフィックスアクセラレータ
 テクスチャの張り込みなど,最終的なレンダリング処理のみを担当する。


Advanced Feature Connector(AFC)
 i486 世代の Graphics Accelerator にビデオ信号を入力するための標準インターフェース。 今は過去の物。



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