2022. 3. 7 更新
血液には、自分と違う『異物』が侵入してくると、
これをやっつける『抗体』をつくるというはたらきがある。
ウサギにサルの血球を注射する。
するとウサギの血清中では
『なんじゃ これは?・・・ わっ!サルや!えらいこっちゃ!』
といって、『サルに対する抗体』(サル因子をやっつけるもの)ができる。
この『サルに対する抗体』のできたウサギの血清に、
再びサルの血球を混ぜるとどうなるか?
今度は、『サルに対する抗体』という攻撃部隊ができているので
『わっ!またサルが入ってきた!やってまえー!』
とサル血球を攻撃し、これを破壊してしまうであろう。
では、この『サルに対する抗体』のできたウサギの血清に、
ヒトの血球を混ぜるとどうなるであろうか?
何と!
ヒトにはこの『サルに対する抗体』に反応するタイプ(言わば『サル因子陽性型』)
としないタイプ(『サル因子陰性型』)とがあるのである。
反応するということは、『サル』と同じものをもっているということであり、
反応しないということは、それを欠いているということである。
ちなみに日本人では、
99%以上のヒトがこの『サルに対する抗体』に反応して固まってしまうタイプ
(『サル因子陽性型』)である。
つまりほとんどの日本人は『サルと同じ!?』ということなのである。
※ かつて、
『サルが見たけりゃ、国会に行けばいい! サルがいっぱいいる!』
という皮肉が流行ったことがある。
今でも、国会の答弁中に飛び交ううるさいヤジを聞くたび、
つい ”Yellow Monkey” という言葉を連想してしまう(苦笑)。
このようにして分類する血液型は、
のちに非常に重要な血液型であることがわかってきたのだが、
いちいち『サル因子陽性型』とか『サル因子陰性型』とかいうのもヘンである。
この血液型に名前をつけなくてはいけない。
この試験で使われたサルは、
『アカゲザル』というニホンザルに似た種類のサルであった。
そこでこの『アカゲザル』の英名『Rhesus monkey(リーサス・モンキー)』、
あるいは『Rhesus Macaque(リーサス・マカック)※1』の名を取って
『リーサス因子陽性型』あるいは『リーサス因子陰性型』と名付けられた。
一般的には『Rhesus』の頭文字2文字をとって
『Rh因子陽性型(Rhプラス)』とか『Rh因子陰性型(Rhマイナス)』と言う。
(欧米人には『リーサス・ポジティヴ』とか『リーサス・ネガティヴ』で
通じることもある。)
これが有名な『Rh式血液型』である。
この、Rhがプラスかマイナスかを決める因子を、『D』という記号で表わす。
『ラージD因子』の有無によって、プラスかマイナスかが決まるのである。
(献血手帳には記載がないが、
民間の血液型の検査結果カードなどを見ると、
『Rh式』の箇所には、『Rh(D)式』と書いてあるはずである。)
『ラージD因子』がない状態を、便宜上『スモールdという記号』で表わす。
Dはdに対して優性であり、D/DホモやD/dヘテロはRhプラス、
d/d ホモのときのみRhマイナスとなる。※2
※1 Macaque(マカク属のサル)とは、
ニホンザル、アカゲザル、カニクイザル、タイワンザル、ベニガオザル・・・
などの種類のサルの総称である。
なおヒト以外でRh因子が存在するのは、チンパンジーやゴリラ、それにアカゲザルなど、
マカク属以上のサルに限定される。
また同じサルでも、マーモセットのような『下級サル』には、
Rh因子は存在しないことを付け加えておく。
※2 Rhプラス同士の両親からでも、Rhマイナスが生まれることはある!
両親ともにD/dヘテロ(+/−ヘテロ)のRh+の場合、
1/4の確率でRh−が生まれる。
両親がともに D/d ヘテロ と D/d ヘテロのRhプラスであれば
生まれる子供は
D/D (+/+ホモのRhプラス)が1/4
D/d(+/−ヘテロのRhプラス)が1/2(2/4)
d/d(−/−ホモでRhマイナス)が1/4
の確率となる。
すなわち、この組合せであれば、1/4の確率でRhマイナスが生まれるのだ。
日本人の場合、
推定値で全カップルの約2%強がこの組み合わせである。
(日本人におけるヘテロの存在率は約15% 15%×15%=2.25%)
Rh式血液型はかなり複雑な血液型であることもわかっており、
D - d 系のほかにも、
C - c 系、E - e 系、という因子がセットになって存在しているのである。
※ 『d抗原』というものは存在しないが、
(記号『d』に限っては、『D抗原』のない状態を表す記号にすぎない)
『C抗原』、『c抗原』、『E抗原』、『e抗原』は存在する。
Rh式には通常、
CDe、cDE、cDe、CDE、という4種類のRhプラス因子と
cde、Cde、cdE、CdE、という4種類のRhマイナス因子が存在する。
ヒトはこれらの因子のうちのいずれかを、両親から1つずつもらう。
たとえば、CDe/CDe型 や CDe/cDE型、CDe/cde型 などはRhプラスであり、
cde/cde型 や cdE/cde型 などはRhマイナスである。
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【参考】
『D抗原』の抗原性がもっとも強いために、
Rhの+と−の判別の基準としている。
なお、『D抗原』 の次に抗原性が強いのが 『E抗原』。
D : E = 9.5〜6.4 : 1
ぐらいの強さの比率であるとされている。
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ちなみに、日本人には CDe因子 や cDE因子 が多い。
(但しアイヌ系では、上記の他、cdE因子 が多いとされる)
ヨーロッパ系には CDe因子 や cde因子 が多く、
ネイティヴ・アメリカン(アメリカ大陸先住民)には cDE因子 が多く存在する。
アフリカ系では、
他人種ではきわめて少ない cDe因子 が、最多を占める。
またオーストラリア先住民(アボリジーニ)には、
他人種にはほとんど存在しない CDE因子 が、比較的多く存在する。
【参考】 日本人VS 他の人種 Rh式比較
【日本人】
1位 CCDee型(約43%が CDe / CDe 1%前後が CDe / Cde) 43.9%
2位 CcDEe型(約34%が CDe / cDE 4%前後が CDe / cdE) 37.5%
3位 CcDee型 (殆ど CDe / cde) 6.7%
4位 ccDEE型(約6%が cDE / cDE 1%前後が cDE / cdE) 6.5%
5位 ccDEe型 (殆ど cDE / cde) 2.4%
【イギリス人】(白人はこの傾向)
1位 CDe / cde 35.9%
2位 CDe / CDe 19.2%
3位 cde / cde 15.1%・・・(Rhマイナス)
4位 CDe / cDE 12.7%
5位 cDE / cde 11.4%
【アメリカ白人】(白人はこの傾向)
1位 CDe / cde 36.4%
2位 CDe / CDe 17.7%
3位 cde / cde 16.9%・・・(Rhマイナス)
4位 CDe / cDE 12.0%
4位 cDE / cde 12.0%
【スウェーデン人】(白人はこの傾向)
1位 CDe / cde 32.7%
2位 CDe / CDe 16.2%
3位 cde / cde 14.9%・・・(Rhマイナス)
4位 CDe / cDE 14.5%
5位 cDE / cde 12.5%
【アメリカ黒人】
1位 ccDee型(約24%が cDe / cDe 約22%が cDe / cde) 46.2%
2位 CcDee型(約16%が CDe / cDe 約8%が CDe / cde) 23.9%
3位 ccDEe型 (約11%が cDE / cDe 約5%が cDE / cde) 16.1%
4位 cde / cde 5.5%・・・(Rhマイナス)
5位 CDe / cDE 3.8%
【出典】「ヒトの血液型 T」 R・R・レース ルス・サンジャー みすず書房
「ブリタニカ国際大百科事典」 株式会社ティビーエス・ブリタニカ
「ENCYCLOPEDIA NIPPONICA 2001 日本大百科全書 」 小学館
<注>日本人 および アメリカ黒人 の遺伝子型の割合(%)の内訳については、
筆者が、上記の出典資料をもとに、cde、Cde 、cdE 因子・・・等の遺伝子頻度を計
算で割り出し、それに基づいて、遺伝子型の割合(%)を算出したものである。
ところで、
日本TV『ザ!世界仰天ニュース』(2007年1月31日放送)によると、
笑福亭鶴瓶(O型)は CCDee型
遺伝子型は不明 (CDe / CDe または CDe / Cde)
中居正広 (A型) は CcDEe型
遺伝子型は不明 (CDe / cDE または CDe / cdE 他 )
いしのようこ (AB型)は ccDEE型
遺伝子型は不明 (cDE / cDE または cDE / cdE)
だそうである。
#また、ある医学書によると、チャールズ・チャプリン氏の血液型は、
O、CDe / cDE、P1、MSs …
とあった。
マイナス因子については、
ヨーロッパ系はじめ、世界中のほとんどの地域では、
Rhマイナスの大部分はcde因子であるのに対し、
日本人だけは例外で、相対的にcdE因子が多い。
とくに、アイヌ系でcdE因子が多い。 ※【筆者注】
【参考】 Rhマイナスの遺伝子型の頻度比較
【日本人】
cde / cde 0.2%
cdE / cde 0.2%
cdE / cdE 0.1%
Cde / cde 0.1%
Rhマイナス合計 0.6%
【アメリカ白人】
cde / cde 16.9%
Cde / cde 0.4%
cdE / cde 0.3%
Rhマイナス合計17.6%
※【筆者注】
cdE因子の「遺伝子頻度」は、アイヌが断トツで世界最高値を示す!
世界の大部分の民族では、cdE因子の「遺伝子頻度」は、0〜3%しか存在しないが、
アイヌでは、cdE因子の「遺伝子頻度」が 14.73〜18.97% にも達する!
すなわち、cdE/cdE だけで 2.2%〜3.6% も存在する! ということを意味しているのだ。
このように、世界的には極めて少ないcdE因子が、
日本、特にアイヌ系には特異的に高頻度に存在することから、
『cdE因子』は、『日本列島のランドマーク』であるとさえ言われるほどなのである。
先にも示したことではあるが、
Rhの『E因子』の多い民族集団としては、
日本人: CDe因子 に次いで cDE因子 が多い
アイヌ: cdE因子 が比較的多い
アメリカ大陸先住民: cDE因子 が多い
オーストラリア先住民(アボリジーニ): CDE因子 が比較的多い
等が挙げられる。
こうやって見てみると、Rh『E因子』は、
どうやら、先住民系に多い傾向があるようである。
『P式・Q式血液型と気質』でも触れるが、
R.B.キャッテルという心理学者が、
オーストラリアの白人323人を対象に
17の遺伝型と21の心理因子によって、性格テストを行った。
その結果、Rh式の『E因子』でも、
性格傾向に有意差のついた項目があったのである。
『”超自我”の強さ』が強い!
Rh『E因子』陽性者(とくにE/Eホモ)は、
つまり、自分のエゴを超越する力(エゴを抑える力)が強い、
という傾向があるようなのである。
何となく、
縄文人やアメリカ大陸先住民のイメージ
(個人の我を超え、皆で協力し、自然の声に耳を傾け・・・というイメージ!?)
を、彷彿とさせるのではないだろうか?
詳しくは、『ABO FAN』さんの、こちらのページをご覧下さい。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/cattell.html
日本人では99.4%がRhプラスであり、マイナスはわずかに0.6%といわれている。
ところが欧米の白人系ではRhマイナスがかなり多く、
イギリスでは16.4%、フランスでは18.2%、スウェーデンでは15.5%、
アメリカ白人では17.6%も存在する。
遺伝的には劣性ホモであるRhマイナスが、これだけの頻度で存在するということは、
欧米の白人には、
『Rhマイナス因子』自体がかなり高頻度で存在しているということになる。
詳しい計算式は省くが、
ある民族に仮にRhマイナスが16%存在しているとすれば
(これは白人での頻度に等しい)、
D/D(プラス/プラス)のホモ個体が36%、
D/d(プラス/マイナス)のヘテロ個体が48%、
そしてd/d(マイナス/マイナス)のホモ個体が16%という割合になる。
つまり白人ではRhプラスであっても、
その半数以上はヘテロ(Rhマイナス因子をもっている)なのである。
(白人のRhプラスについては、ホモ:ヘテロ = 3:4の割合で、ヘテロの方が多い。)
そしてヘテロのRhプラスとRhマイナスの合計は
(すなわち『Rhマイナス因子をもっている人』の合計は)
何と64%にもなるのである!
同様の計算を日本人について行ってみると、
D/D(プラス/プラス)のホモ個体が約85%、
D/d(プラス/マイナス)のヘテロ個体が約15%、
そしてd/d(マイナス/マイナス)のホモ個体が約0.6%という割合になる。
なお、『Rhマイナス』の頻度の世界最高はバスク民族で、
『Rhマイナス』が25〜33%(3人にひとり!)にも達するとのこと!
(同様の計算をすると、
実に82%の人が『Rhマイナス因子』をもっているということになる!)
#バスク民族
フランス・スペイン国境のピレネー山脈に住む少数民族で、
古代ヨーロッパ人の末裔とされる。
ゲルマン、ラテン、スラブなどの他のヨーロッパ系に属さず、
独特の言語(文法は日本語に近いという)を話し、
一種の「人種島」を形成している。
ABO式では、全ヨーロッパ中でもトップクラスにO型が多く(O型54.0%)、
全ヨーロッパ中で最もB型が少ない(B型 1.7%)。
某製薬会社のCMでも有名になったが、
肩の上で重さ120Kgの石を黙々と回す独特の民族競技でも知られる。
有名人では、宣教師フランシスコ・ザビエルや、
プロレスラーの”大巨人”故アンドレ・ザ・ジャイアントらが
バスク系であったと言われている。
また、サッカー日本代表の元監督、
ハビエル・アギーレ氏は、バスク系メキシコ人であるとされている。
(両親がスペイン出身のバスク人であるとのこと)
なお、ベレー帽は、バスクの民族衣装のひとつである。
反対に日本人や中国人、韓国人、そしてアメリカ大陸先住民(純血とされるもの)
などには、Rhマイナスは極めて少なく、1%以下しかいない。
(日本人でもアイヌ系には比較的多く、5%前後存在するとのこと。
沖縄でも1%以上存在する。)
アフリカ系では5〜8%とされる。
ところで、ABO式には『量効果』はないが、
Rh式やMN式には『量効果』が認められるそうである。
(※『量効果』がある = ホモはへテロよりも強く凝集すること。)
B型を例にとると、
BB型であれ、BO型であれ、B型としての反応(凝集の強さ)には差がない。
ところが、Rh式では、『量効果』があるために、
D/Dホモ(+/+ホモ)のRh+は、
D/dヘテロ(+/−ヘテロ)のRh+よりも強く凝集する。
(※ Rh式の被凝集価は、+/−ヘテロは、+/+ホモの 1/2強 であるとされる。)
次の血液型検査カードをご覧いただきたい。
この2例の検体は、ともにB型・Rhプラスである。
但し、『検体 T』は、BB型
(『検体 T』の被験者は、両親が共にAB型どうしから生まれたB型ゆえ、
BB型と断定できる)
『検体 U』は、BO型である。
ご覧のとおり、確かに、BB型とBO型とで、
B型としての反応の強さ(抗B血清を作用させたもの)には、差がないように見える。
これを以って、即、”ABO式には『量効果』はない”ということの証明にはならないが、
視覚的にも、何となく納得できるのではないだろうか。
一方、抗D血清を作用させた、Rh(D)因子の反応には、
『検体 T』と『検体 U』とで、強さに差があるように見える。
ご覧のとおり、『検体 T』の方が、『検体 U』よりも、
より強く凝集しているように見える。
ひとつの可能性として、
『検体 T』は、D/Dホモ(+/+ホモ)のRhプラス
『検体 U』は、D/dヘテロ(+/−ヘテロ)のRhプラスだという可能性が
あるのではないだろうか?
DNA検査でもすれば、もしかしたら判るのかもしれないが、
一般的な血液型検査では、Rh+のホモ・ヘテロの鑑別はできない。
『検体 U』が、D/dヘテロ(+/−ヘテロ)であると証明されるのは、
その被験者の両親のどちらかにRhマイナスがいる場合か、
あるいは子供にRhマイナスが生まれた場合に限る。
それ以外には、証明することはできない。
であるから、証明することはできないのだが、
Rh式には『量効果』があり、
☆『ホモはヘテロよりも強く凝集する』
☆『ヘテロはホモの 1/2強』
これらの事実をふまえ、改めてカードを眺めてみると、
『検体 U』は、D/dヘテロ(+/−ヘテロ)のRhプラスであるかもしれない、
という可能性を、否定はできないのではないだろうか?
このように、『D/Dホモ』なのか『D/dヘテロ』なのかを、
視覚的にある程度予測することができるとすれば、興味ぶかいことである。
(もちろん、証明することはできないが・・・)
これをご覧になって、ご興味を持たれた方は、
ぜひ、このような検体カードを貰える検査をしてみることを、おすすめする。
費用は、ABO式・Rh式あわせて、2,000円程度である。
(但し、検査結果を、こういう検体付きのカードで貰えるか否かは、
『事前に』各医療機関にお問い合わせ下さい)
まったく単純な仮説だが
『Rh因子』が『サルの因子』であるならば、ズバリ、『サル的か否か?』
というのはどうであろうか?
つまり、大多数の人は多かれ少なかれサル的なところをもっているが、
『サルの因子』を欠く『Rhマイナス』の人にはサル的なところがない、
というのはあまりに単純すぎるだろうか?
ただ、故能見正比古氏はその著作のなかで
『Rhマイナスの人は、どこか静かで考え深げに見えるが、
何しろ日本人中で1%あるなしなので、何とも調査が難しい。
(中略)三役力士の魁輝が、B型でRhのマイナス。
一般のB型より、ずっと静かな感じである。
(中略)アメリカのSF関係250名ほど血液型を調べたが、
Rhマイナスが平均値をはるかに上回っている。
私の印象とも相通ずるものがある。』(「血液型で人間を知る本」青春出版社より)
『Rhマイナスの人はやや思慮深げな、あるいは沈静な印象を受けるが、
もちろん責任は持てない。』(「血液型政治学」より)
『余談になったが、ABO式以外の血液型も、それぞれ気質・体質と関連はあろう。
ただ現状では、観察も統計調査も、手が届きかねるというだけである。
Rhマイナスの人は、やや粘っこい感じを受ける気もするが、
何しろ日本人中の0.5パーセント、接触例が少ないので、何とも言えない。』
(「血液型エッセンス」サンケイ・ドラマブックスより)
とおっしゃっていたが、
『サル的でない』という仮説と大きくは矛盾しないのではないか?
(サルのようにキャッキャうるさくない???)
それはさておき、私の印象としては、
ルックスに特徴があるように感じている。
何となく眼に光がないような眼をされている方が多いという印象である。
(サルのように眼がギラギラしていないとでも言おうか…)
また例外もあろうが、顔からはサルを連想できない人が多いという印象もある。
(普通、人はどことなくサル的な顔をしているものだが…)
性格的にも何となく競争心が強くなさそうな(あっても前面には見えてこないような)
雰囲気を感じたりもする人もいる。
明るいけどおとなしい、という感じの人もいる。
全体的印象としては、ある意味線が細いというか…うまく表現できないが、
そういう印象である。
また筆者の知人(彼のまわりに、O、A、BのRhマイナスがいる)によると、
【O型のマイナス】
O型には普通ホットな印象を受けるが、
マイナスには、ホットさを感じない。
【A型のマイナス】
A型の内面は烈しいのだが、
マイナスには、烈しい印象がない。
【B型のマイナス】
普通のB型よりおとなしい。
という印象があるとのこと。
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血液型抗原の発達曲線(年齢による血液型抗原の相対的強さ)を見てみると、
ABO式抗原は加齢とともに強くなり、30代半ばでピークを迎えるのに対し、
Rh抗原は、逆に新生児期がもっとも強くなっており、加齢とともに減弱している。
よく、生まれたての赤ん坊は「サルのようだ」と形容されるが、
この事実からも、Rh式とルックスとはやはり関係がある…かも!?
私はRhマイナスの新生児をみたことがないので何とも言えないが、
Rhマイナスの新生児でも「サルのような」顔をしているのであれば、
この仮説は否定されるかもしれない…!?
(いずれにしても「主観」でしかありませんが…)
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以下に『Rhマイナス』の有名人のリストを掲げるので参考になさってほしい。
果たして皆さんはどのように感じられるであろうか…?
井田由美(日本テレビアナウンサー)
本杉美香(CCガールズ)
桜金造(俳優・元コメディアン)
『サバンナ』の八木真澄(お笑いタレント)
ジョージ・フォアマン(アメリカのヘビー級プロボクサー)
アラン・ホワイト(英国のバンド「オアシス」のドラム)
デビッド・ドゥカブニー(アメリカの俳優/TV「Xファイル」のモルダー捜査官でおなじみ)
ゲルハルト・ベルガー(F-1ドライバー)
ジャック・ビルヌーブ(F-1ドライバー)
ハインツ -ハラルド・フレンツェン(F-1ドライバー)
フェリッペ・マッサ(F-1ドライバー/Rhプラスとする情報もあり詳細不明)
エマニュエル・ピロ(F-1ドライバー)
キミ・ライコネン(F-1ドライバー/A型という情報もあり)
笠井信輔(フジTVアナウンサー)
清水 圭(お笑いタレント)
『ブラックマヨネーズ』の吉田敬(お笑いタレント)
渡辺俊介(プロ野球・ロッテ)
長嶋清幸(元プロ野球・広島)
巨砲(=おおづつ/元大相撲力士)
ジミー・カーター(元米国大統領)
ニキ・ラウダ(F-1ドライバー)
グラハム・ヒル(F-1ドライバー)
ロベルト・モレノ(F-1ドライバー)
ミケーレ・アルボレート(F-1ドライバー)
J・J・レート(F-1ドライバー)
マーティン・ブランドル(F-1ドライバー)
デビッド・ブラハム(F-1ドライバー)
フリオ・セサール・チャベス(メキシコのプロボクサー)
ロバート・A・ハインライン(アメリカのSF作家)
ジョージ・マクガバン(元米国上院議員)
ヘザー・ミルズ(ポール・マッカートニー(B型)の元妻)
大相撲/前・友綱親方(元関脇の魁輝)
木佐彩子(元フジTVアナウンサー)
マギー審司(マジシャン)
『インパルス』の堤下 敦(お笑いタレント)
中後 淳 (=ちゅうご あつし/元衆議院議員)
Chocolat(=ショコラ/ミュージシャン)
オリビエ・ベレッタ(F-1ドライバー)
Sasha (AKB48の姉妹グループ、DEL48のメンバー)
チェヨン(韓国の女性グループ TWICEのメンバー)
川田裕美(フリーアナウンサー)
バラク・オバマ(米国前大統領)???
マリオ・アンドレッティ(F-1ドライバー)
☆オバマ前大統領のAB型・Rhマイナス(AB-)について
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7973274.stm
このニュースの本文中に
『大統領と同じAB-type の血液を・・・』
という記載がある。
この"ー"(ハイフン)を、マイナスと解釈するか、
あるいは単にABとtypeとをつなぐ記号と解釈するか・・・?
【ひとつの参考サイト】
☆NAVERまとめ F-1ドライバーの血液型
F-1ドライバーの顔写真あり。
血液型ごとに、F-1ドライバーの特徴や傾向を考察したサイト。
@ロッテ・渡辺俊=A
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2002/01/21/11.html
@俳優・桜金造=O
http://www6.ocn.ne.jp/~s-ota2/blood.htm
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Vocal/1974/gyaku.hidarikiki.htm
http://www3.osk.3web.ne.jp/~nishi765/301/gkm_kinzo.htm
@日本テレビアナウンサー、井田由美=O(-)です
http://pda.4cast.co.jp/NTV/free/announcer/profile/female/y_ida.html
@TV「X-ファイル」等でおなじみの俳優デビッド・ドゥカブニー=O(-)です
http://gismo1554.tripod.com/dave.html
@2003年7月7日の笑っていいともで本人が言っていたので間違いないとおもいますが、
マギー審司さんもRh−B型みたいです。
@「サバンナ」八木真澄 血液型…O型 RH(-)
http://mbs1179.com/45/45/profile.html
http://kiyosava.hp.infoseek.co.jp/profile.html
@「ブラックマヨネーズ」吉田敬(ヨシダタカシ) 血液型 A型 RH(-)
http://www.galstown.com/event/eleven/bmprofile.htm
(八木真澄さんと吉田敬さんは、Rh-について、二人で語り合ったりするそうです。)
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読者の皆様方、どうもありがとうございました。