O型 30.7% O型 32.5%
A型 38.1% A型 22.3%
B型 21.8% B型 36.4%
AB型 9.4% AB型 8.8%
ご覧のように、モンゴルではB型が多数を占めています。
ちょうど、日本人のA型とB型の割合を逆にしたような分布率となっています。
そして何と、
『ひとつの国全体として』B型が最大多数を占めるのは、
地球上で、モンゴル国ただ一ケ国だけなのです!
B型の遺伝子頻度指数は、モンゴルで地球最高値 を示し、そこから四方八方
遠ざかるにしたがって減っていく傾向(若干の例外を除けば・・・その『 例外』も病原菌による淘汰で説明が可能か?)がみられるのです。
(インドも一般的にはB型が多いと言われています。
しかしよく見ると、確かに北部地域ではB型が多いが、南部ではO型の方が多く、
国全体としては一概には言えない、というのが正確なところのようです。)
【おまけのコーナー】
かつては、『チャイカ』や『ボルガ』などの旧ソ連製の乗用車をはじめ、
旧チェコ・スロバキア製のオートバイ『ジャワ』、そして旧東ドイツ製のバスなど、
旧・東側諸国製の自動車が悠々と(?)走っていたモンゴル…
しかし90年代初頭の市場経済制への移行後、車社会にも変化が見られるようになったようだ。
また以前には考えられなかったことだが、
近年爆発的に増えた自動車による『交通渋滞』や排気ガスによる『大気汚染』などが、
ここモンゴルでも、首都ウランバートルでは社会問題になっているという。
2007. 4. 24 更新
『大部分がロシアン・ジープ』と言われた時代はもはや遠ざかり、
残りはほとんどが日本の中古車である。
現在では、首都ウランバートルでは、ロシア製の自動車はあまり見かけなくなってしまった。
※ メーカー別では、
韓国車は殆どが『ヒュンダイ』。
日本車は多い順で 三菱 > トヨタ > 日産 の順だろうか?
つまりメーカー別では『ヒュンダイ』が圧倒的に多いということになる。
最近では、徐々に日本車の方が増えてきてはいるようである。
日本車に関しては実に雑多で、色んなものが入って来ている(大部分は中古車)。
中では、三菱デリカ、三菱パジェロ、トヨタ・マークUなどが特に多い。
トヨタ・ランドクルーザー、いすゞ・ビッグホーン 等も比較的よく目につく。
「佐川急便」のマークをつけた、いすゞエルフのトラックもいる!
ただ不思議なことに、ホンダはあまり見かけない。
中ではホンダCR−Vだけは例外で、比較的よくみかける。
CR−V以外のホンダ車は、なぜか本当に少ない。
中でも、日本のRV車は大人気である。
とくに、
多くのモンゴル人たちの憧れの的となっている。
『ランクル』でありさえすれば(多くは中古車である)、
サイドミラーが取れていようが、窓がブッ壊れていようが、お構いなしなのである。
そんな些細な(?)ことを気にするようなモンゴル人ではないのだ。
『ランクル』でありさえすれば偉いのである、というところがある。
もうまさに『ランクル信仰』なのである!
であるから、もしその『ランクル』が新車であった場合(実際、新車も少なくない)、
この国では”特別なオーラ”を放っていることは言うまでもない。
今も街のあちこちから
『レンドクルーザー、サェン マシーン …(ランドクルーザー、いい車だぁ…)』
という声が聞こえてくるようである。
【注】モンゴルでは『TOYOTA LAND CRUISER』を
『トヨトー・レンドクルーザー』と発音するようである。
一方セダン車は、韓国車が人気がある。
それでは現在のモンゴルでは、具体的にどんな自動車が人気なのだろうか?
※JNTメールマガジン "モンゴル特集メルマガ 2004年3月号" より
ベスト3はすべて日本のRV車! 続いて『ヒュンダイ』韓国車も大人気のようである!
【参考】
モンゴル特集メルマガ 2004年3月号
http://www.jnt.co.jp/area/form/mikkemon/20040305.html
【注】
※ NISSAN PATROL: 『NISSAN SAFARI』 の海外での販売名。
日本以外はすべて『パトロール』の名で販売されており、
日産の海外での知名度アップに貢献しているという。
※HYUNDAI SONATA :'85年にデビューした中型の上級セダン車。
北米大陸やヨーロッパでも人気車種で、
とくに北米では、カムリやアコードの好敵手となっている。
'05年9月には日本にも初上陸(日本では2400ccモデルのみ導入)!
※HYUNDAI EXCEL :生産終了モデル。三菱ミラージュの兄弟車(エンジンを共有)。
【参考】HYUNDAI MOTOR JAPAN ホームページ
http://www.hyundai-motor.co.jp/
古くからウランバートル市民の足として親しまれてきたトローリーバス。
しかし速度が遅く、ポールが架線から外れるというトラブルも日常茶飯事。
さらに近年爆発的に増えた自動車によって、交通渋滞がここウランバートルでも起こっている。
そこへ登場したのが『ミクロ』と呼ばれる、
『韓国製のワゴン車』を使ったマイクロバスの商売。
速度の遅いトローリーバスや路線バスの合間を縫うように走るこの商売は結構な人気で、
いつも定員を超える乗客を詰めるだけ詰め込んで走っているという。
タクシー・サービスにリストアップされている車種である。
【参考】『ウランバートル・ホテル』のHP
☆ウランバートルの日本国大使館の公用車:『TOYOTA CROWN』。
☆ウランバートルのバス:HYUNDAI社製が多いが、日本から寄贈された日野自動車製もある。
かつての旧・東側製の車がのどかに(?)走っていた時代と比べると、
ウランバートルの街も随分と変わったものだと、つくづく思うのである。